■防シカ柵補修活動報告
実施日 11月11日(土)
実施場所 三嶺林道ヘアピン旧登山口から上部の樹林
参加者数 10名
内容
2020年〜2021年に6基の柵を設置したが、ネットを支えるポールに木製を使用した。木製は強風に弱く「くの字」に曲がったり折れたりする。この日は、約50本ほどのポールを補修した。折れないように、中間部に添え木を付けた。シカがネットに掛り死骸になっていたが、当該地でネットに掛かったシカはこれで5頭目である。
柵の補修活動
ネットに掛かったシカの死骸を外す
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■とくしま県民活動プラザ情報誌「ひと」に掲載されました
「ひと」65号に当会の活動について特集記事として掲載されました。その内容を掲載します。
こちら−> (PDFファイルが開きます)
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■令和5年度県新職員NPO体験研修報告
実施日 10月19日(木)・20日(金)
場 所 剣山
参加者 県職員7名
講 師 内田、市原、天野、中村、暮石、馬岡さん(宮司)
内 容
(1)剣山の樹木
(2)剣山の希少種植物と保護策
(3)登山道の近自然工法による補修法
(4)剣山系、山の楽しみ方、リスク回避について
(5)剣山系、今、昔
(6)剣山系のシカ食害の現状と課題
出発前の打ち合わせ
剣神社の食堂で座学
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■三嶺登山道補修活動報告
実施日 10月14日(土)
場 所 名頃登山道の標高1760m地点
参加者 3名
内 容
9月23日の活動の際に多量の石がざれて道をふさぎ、歩きづらくなっていたため補修を行った。
この日は2班に分かれ、山頂の防シカ柵の補修と荒廃するササ原の調査を予定していたが、雨天予報だったため活動は止め、有志3名が登山道の補修を行った。
道に石を置くことで歩きやすくし、登山者が登山道から外れないようにロープを張った。
登山道に石がざれ落ちた様子
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■植生回復用椰子ネットの荷揚げ活動報告 〜トイレ・避難小屋改修工事開始確認〜
実施日 10月7日(土)
場 所 三嶺山頂避難小屋
参加者 三嶺の自然を守る会5名、県職員2名、某高校山岳部5名
内 容
名頃登山道標高1840m地点の、のり面が裸地化している箇所に植生を回復させる椰子ネットを敷くことにした。今回は、高校生に協力をいただき、避難小屋まで資材を持ち上げた。ネット設置の作業は次年度実施する。
当会は、2018年から県に対し、山頂部のトイレと避難小屋の改修をお願いをしてきた。トイレは使用しずらいほど老朽化し、避難小屋は小屋を支えるつっかい棒12本が朽ち果てていた。この日、改修工事が始まっていることを確認した。改修まで時間がかかったが、工事が始まり良かった。小屋本体はまだまだ使えそうなので、改修することで長く大切に使用したいものだ。
改修中の避難小屋
改修中のトイレ
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■三嶺山頂部の防シカ柵補修活動報告
実施日 9月23日(土)
場 所 三嶺山頂部(東側)
参加者 会員7名
内 容
今回は、コメツツジ群落の北側(下部)の補修を行った。昨年は南側の補修に追われ、北側は手付かずだった。ネットを吊るすロープが劣化して、ズタズタに切れていた。ネットを保持するパイプは、折れていたり、ネットと一緒に雪で流され無くなっていた。シカは、コメツツジ群落に侵入できる状態になっている。早く補修したいが、10日ほど要すると思われ、年内の補修は無理である。資材は県が避難小屋にプールしているが、ネット、ポール、ロープとも足りない。このことを県のどの部署に言っていいのか分からない。管理部署が不在の状況とのこと、困ったものだ。
柵の補修活動
ロープが切れネットがササ原に落ちていた
ネットがなくなりシカは群落の中に侵入できる状況
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■三嶺山頂部の防シカ柵補修活動報告
実施日 7月29日(土)
場 所 三嶺山頂部
内 容
コメツツジ群落のシカ食害から保護する、柵の補修活動を実施。2015年から補修活動を行っているが、冬期の厳冬期の低温でロープが劣化し、冬、夏の強風で網が破れるなど毎年補修が追い付かない。この日は、50mの柵を張替え、穴のあいたネットを結束バンドで補修した。参加者7名。参加者の募集段階では14名の参加希望があったが、この頃の猛暑もあり、実施日の前日と当日に約半数の人から参加キャンセルがあった。
柵の補修活動
柵の補修活動
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■<参加者募集>三嶺のコメツツジを保護する防シカ柵の補修活動
・実施日 7月29日(土) *雨天の場合は30日(日)に順延
・実施場所 三嶺山頂部
・集合場所 名頃登山口駐車場(三好市東祖谷名頃)
・集合時間 8時45分
・申し込み締め切り 7月25日(火)
・持ち物 弁当、飲み物、タオル、軍手、帽子、雨具
・募集対象 三嶺登山可能な体力を有する人
・内容:冬期に傷んだネット補修を行います。活動時間は2時間程度。登山口への下山時刻は15時45分の予定です。
・お申し込み/お問い合わせ 090-3989−3600(暮石)
・主催 NPO法人三嶺の自然を守る会
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■三嶺登山道現地研修
実施日 6月7日(水)〜8日(木)
場 所 名頃登山道
主 催 県西部総合県民局
講 師 岡崎哲三 氏(合同会社北海道山岳整備)
参加者 18名
内 容
名頃登山道の荒廃箇所において、登山道の近自然工法についての現地研修が実施されました。岡崎氏より、実際に現場を見ながら、近自然工法による補修について説明を受けました。登山道の2か所では、実際に補修施工も行いました。
危険な箇所の補修法について学ぶ
補修の材料は周辺の石や倒木を使う
水抜きについて説明を受ける
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■防シカ柵設置活動報告
実施日 5月24日(水)
場 所 名頃登山道1600m地点
参加者 18名
内 容
昨年11月、同場所に防シカ柵を2か所設置しましたが、さらに3か所を追加設置しました。この場所の樹林は食害により林床の植生が消滅しており、植生回復が目的で、この度の活動を実施しました。
柵設置を行う参加者
柵設置を行う参加者
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■三嶺山頂部防シカ柵点検活動
実施日 4月16日(日)
場 所 三嶺山頂部
参加者 暮石、土肥、市原、内田、賀川
内 容
今年初めての柵点検であったが、厳しい冬期を経た柵の状況はズタズタ。ネットに穴が空き、ポールが傾き、ネットを吊るすロープが切れている箇所もある。これからの、補修の事を考えると頭が痛い。この日は補修の予定はなかったが、70mほど補修した。この日は、活動に参加していた内田さんの誕生日。山頂でバースデーを祝し、ペットボトルで乾杯した。
柵の補修
ペットボトルで内田さんを祝う
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