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 当会は、(1)三嶺の自然観察(2)登山道調査・補修活動(3)シカ食害調査・対策活動(4)希少種植物の保護活動(5)山のトイレマナーアップ活動 などを行っています。山登りが好きな人、山の花や山の自然に興味のある人は、私たちとともに三嶺山域で活動しませんか。詳しくは事務局


■防シカ柵点検・管理及び登山道ナビシステム稼働状況調査を実施

実施日 3月30日(日)
場 所 名頃登山道沿いダケモミの丘から頂上方向へ200mの地点(標高1610m)
参加者 2名
内容
1600mから1620mの間の防鹿柵4か所のシカ柵点検・整備と、登山道ナビシステム稼働状況を画像送信システム利用により調査を実施した。

冬季の積雪の重みで、ネットが垂れ下がった部分の補修を行った

2番目の防鹿柵も全体にネットが下がっている

3ヶ所目

雪の重みでポールが傾いていた場所は控えのロープを設置した

4ヶ所目


■登山道及び標識点検を実施

実施日 3月23日(日)
場 所 菅生登山道(標高900m〜1850m)
参加者 2名
内 容
三嶺登山道のうち、いやしの温泉郷駐車場から登る菅生登山口は主に冬季における登山道として活用されている。しかしながら、いやしの温泉駐車場から菅生登山道までの標識がなく、また、登山道入口の標識の位置も適切とは言えない。
また、登山道に入ってからも、林道との合流点までは茅原の中を通過するため見通しが悪く、道迷いの可能性が高い。この間を誘導する適切な看板設置が必要と思われる。
さらに、林道から登山道に入った後はほぼ1本道であるが、名頃登山道に比べると標識は圧倒的に少ない。
菅生登山道を利用している登山者は比較的経験が豊富な人が多いと思われ、また、名頃登山道に比較して荒廃している箇所も少ないので遭難者は出ていないが、いずれ利用者が増えてくることも予想されるので、標識等の設置が望まれる。


登山道入口の標識が違う場所にある

下山の際の茅原に入っていく入口にも看板がない。

歩道の曲折部には、そだを置いて道迷いを防いでくれている

冬から春にかけては、道は雪や落ち葉で覆われ分かりにくくなっている

標高1520m地点では倒木があり、通りにくくなっている。(当会で5月以降に処理予定)

標高1,578m地点の尾根の出合部で軽く右にルートを取っているが、標識等はなく、雪が降っていると曲がるポイントが分かりにくい。
 
三嶺避難小屋より200m東寄りに、コメツツジ・ミヤマクマザサ保護の防鹿柵を徳島県が設置しているが(管理は当会)、冬期は雪で網が外れ通行できるようになっている。

■ニホンジカ影響調査及び対策を実施

実施日 3月20日(木・祝)
場 所 三嶺北西斜面(標高1750m〜1850m)
参加者 3名
内 容
ニホンジカの生息頭数等を把握して、今後、徳島県などがニホンジカ適正管理計画などを策定する際の基礎資料として、監視カメラを2器設置した。
1ヶ所目の監視カメラ設置箇所は、名頃登山道が名頃林道と合流した地点から、尾根を400mほど登った登山道沿いの南西斜面に設置した。この場所は、複数のニホンジカの足跡があり、この斜面を頻繁に利用して尾根を挟んで東西に移動していることが分かる。
2ヶ所目の地点は、名頃林道が上がって3つ目のヘアピンカーブから、旧登山道を150mほど上がったところの地点である。この場所も、東西南北からニホンジカの足跡があり、利用していることが分かる。





■登山道及び防護柵等の施設点検を実施

実施日 3月20日(木・祝)
場 所 名頃登山道(標高1050m〜1550m)
参加者 2名
内 容
前回、11月24日に引き続いて、名頃登山道において登山道が判別しづらく、登山者が道迷いしやすいポイントをチェックした。また、登山道上のミニ標識の点検活動を実施した。
林道と登山道の交差した地点の看板
国有林の防護柵が雪で倒壊している状況
幅広い地点で倒れている。ダケモミの丘より下部に設置した防鹿柵が約200mにわたって倒れていると思われる。徳島森林管理署職員には報告済みである。
ボランティアで設置したツリーシェルターも倒壊している


■登山道点検・補修を実施

実施日 11月24日(日)
場 所 名頃登山道(標高1050m〜1550m)
参加者 3名
内 容
名頃登山道においては、2005年以降に主にニホンジカの食害による下層植生の消滅により登山道を付け替えるなどのほか、新たな標識の設置なども行っているが、土壌浸食などにより道が不明瞭となっている。そのため、道迷いしやすいポイントとなる標識の点検と荒れた歩道の簡単な補修を行った。
なお、今年度は文化財保護法に基づく許可が下りていなかったので、土石の掘削などは行わず、石と木による簡単な整備に留めた。標識については新たに設置を望む箇所はあったが、剣山国定公園区域にあたるため徳島県との協議が必要なので、新設はその後に行うこととする。

・登山道の補修関係
掘れている時は簡単な補修
大きい石を集め置き直す
木を横に通して水を規制する
道が確保されているかチェックする

・登山道周辺の植生等の状況
1550mだけもみの丘より下部、依然として土砂の流亡が見られる
登山道のルート上も土砂が流れ、樹の根が浮き出た状況である


■前理事長、暮石さん追悼登山を実施

実施日 10月20日(日)
場 所 三嶺山頂
参加者 15名
内 容
会員や暮石さんの家族、親交のあった登山愛好家が参加。山頂では、暮石さんの写真に手を合わせて生前の活動に思いをはせました。







■マメシジミ保護用シカ防止柵設置

実施日 10月13日(日)
場 所 三嶺北側中腹の平坦地(標高約1320m)にある湿地
参加者 5名
内 容
湿地の周囲にステンレス入り防護ネット(高さ1.8メートル)を設置。







■マメシジミ保護用シカ防止柵設置予定位置調査

実施日 6月25日(火)
場 所 モノレール最高点付近
参加者 3名
内 容
マメシジミ現況調査と、湿地保護のためのシカ防止柵設置予定位置調査を実施。







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