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三嶺の自然を守る会

<平成23年度活動報告>


1 公園監視活動 三嶺山域30回 東山渓県立公園、奥宮川内県立公園24回 計54回


2 シカ食害に関する活動

・4月17日 ラス巻き作業 三嶺ダケモミの丘 15名、徳島森林管理署3名

・5月21日 労山四国ブロック交流会 四季美谷温泉 70名 「剣山系のシカの食害について」暮石講演  

・6月7日  県主催 剣山山系シカ被害対策協議会  西部県民局 30名  「中東山周 辺のシカ被害について」暮石報告 (国、県、関係市町村、関係団体で構成) 

・7月16日 シカ被害観察ツアー 27名   白髪山(高知) 講師・森本康滋氏、依光良三氏   ラス巻き作業も実施

・10月8日 県他主催 森と木のフェアー  徳島市藍場浜公園  当会は、徳島猟友会のコーナーにシカ食害パネル展実施

・10月29日 県、徳島森林管理署、当会共催 ラス巻き作業 三嶺ダケモミの丘  37名

・3月1日  四国森林管理局主催 野生鳥獣との共存に向けた生息環境整備連絡会議 出席(国、高知・徳島県、両県関係市町村、両県関係団体で構成) 

・3月13日 県主催 剣山山系シカ被害対策協議会 西部県民局 30名 「三嶺の浸食、崩壊について」暮石報告


3 東祖谷エコツアー ・7月30〜31日 三好市東祖谷地区 落合集落探訪、自然観察会、そば打ち体験 14名

・10月16日 そばかり作業 6名 *15日雨天のため一般参加者のベントは中止

・12月4日  県勤労者山岳連盟と共催 眉山クリーンハイク 90名 そば米雑炊振る舞う


4 生物多様性徳島会議への参加
(1)徳島大学で開かれる毎月1回の定例会に参加
(2)生物多様性とくしま会議タウンミーティング 山部会タウンミーティング@8月24日 上勝会場30名A9月10日 東祖谷会場54名B10月1日 相生会場14名


5 啓発、広報活動、その他
・10月15日 三嶺登山道の道迷い防止用のリボン等の取り付け作業(県依頼の活動) 6名

・1月21日 講演会 「山での事故を防ぐために」105名 講師 佐藤孝雄氏  アスティ       ーとくしま (県民活動プラザ助成事業)

・平成23年度 FMびざん、テレビとくしまの番組で当会の活動を紹介する

・1月14日 冬の三嶺登山(初心者の雪山体験) 9名



■剣山ニホンジカ被害対策協議会■

3月13日 徳島県西部県民局で、平成23年度剣山ニホンジカ被害対策協議会が開かれました。この協議会で、当会からシカ食害がもとで起きた浸食・崩壊の報告を行いました。報告は、平成23年9月の台風12号・15号の多量の雨量で起きた、三嶺林道のヘヤピン登山口〜ダケモミの丘での間の浸食・崩壊の現状です。

崩壊の拡大を防ぐために対策を講じるのか、自然の回復力で植生の回復を待つのか、と問いかけました。



■冬の黒笠山報告■

2月5日、会員、賛助会員5名で黒笠山に登りました。シカ食害の状況を見ながらでした。食害は、標高の低いところは少なかったが尾根筋で多くの樹木が皮剥ぎに遭っていました。ササにも被害があり、雪の上に落ちていたシカの糞はササ食べたせいか緑色でした。

(1)黒笠神社
(2)黒笠山山頂部
(3)黒笠山直下の岩場登る
(4)朝良い天気だったが12時ごろから風雪に変る
(5)尾根は1m余りの積雪、雪洞を掘ってみる

■冬の三嶺報告■

2012年1月14日 当会員9名で登りました。好天に恵まれ冬の三嶺を楽しむことができました。
山頂部は1mほどの積雪がありましたが、昨年冬、積雪で壊れたシカの防護柵はしっかりと立っていました。


■眉山クリーンハイク報告■

実施日 12月4日(日)午前9時〜12時
参加者数 85名
ゴミの量 約4トン

場所・内容 眉山山頂広場周辺の、林の中の不法投棄物の撤去活動を行い、その後、午前11時ごろから参加者にそば米雑炊を振る舞いました。


■シカ被害対策ボランティア活動■
「三嶺・ダケモミの丘」報告

実施日 10月29日(土)午前9時30分〜午後3時00分(登山時間含む)
参加者数 36名
内容
ダケモミの丘(標高1500m)森林管理署長はじめ職員の指導でウラジロモミなどの樹木1本ずつにガードを巻きました。巻いた樹木の本数は約250本でした。

主 催 県自然環境課・徳島森林管理局(共催:三嶺の自然を守る会)

ダケモミの丘 ダケモミの丘 ダケモミの丘

■生物多様性とくしま戦略タウンミーティング■
「剣山・三嶺の自然と恵み」報告

開催日:2011年9月10日(土)
場所:三好市東祖谷丸石パークランド
参加者:53名とスタッフ13名
内容
1)県から生物多様性とくしま戦略について説明
2)情報提供「剣山 いま むかし」県自然保護協会長
3)4テーブルに分かれてワークショップ
守りたい生き物、守りたい場所や課題を出し合いました

主催 生物多様性とくしま会議・徳島県
東祖谷丸石パークランド 東祖谷丸石パークランド 東祖谷丸石パークランド

■2011夏 東祖谷エコツアー報告■

実施日  7月30〜31日(1泊二日)
場 所  三好市東祖谷地区

参加費  3,800円
募集人数 12名
参加者数 徳島市周辺から10名 地元7名 その他1名

内容
(1)落合集落の歴史と今後の活性策について(講師:地元住民)
(2)当会の祖谷そば事業 これからの活動について(講師:徳島大学上勝学舎 助教)
(3)そば打ち体験(講師:久保陰住民)
(4)天狗塚登山道沿いの植物観察(講師:地元識者)

写真
長岡家新しく茅葺を終えた落合集落の長岡家
そば打ちそば打ち体験
植物観察植物観察の参加者


■シカの食害観察バスツアー報告■

実施日:7月16日(土)
場 所:白髪山(三嶺山域、高知県)
参加者:28名(徳島森林管理署3名含む)

内 容:山頂周辺の樹林帯で124本の樹木にシカ食害防止のラス巻きを行い、シカ食害について、森本康滋氏(県自然保護協会会長)と依光良三氏(三嶺の森をまもるみんなの会代表)の説明を聞いた。

ラス巻き 説明

■三嶺山頂植生回復ネット張り&ラス巻き報告■

○実施日 4月17日(日)
○参加者 18名

○内容
8:30県に用意してもらった植生回復ネット(麻の網)を4分割して、若いあすなろ会員と一般参加の4名背負ってもらい、また、そのほかの人は金槌や杭を分け持ち上げる。10:30〜11:45ネット張りを行う。
12:00休憩後下山。
12:40〜14:10ダケモミの丘で森林管理署長含む3名が加わりウラジロモミを中心にラス巻きを行う。巻いた本数105本。

○感想
好天のもと、当初の計画どおりネット張り、ラス巻き終えました。参加された皆さんお疲れさまでした。三嶺山行の際、頂上でネットの上で休憩している登山者を見かけたら「ネットを踏まないように」と声をかけてくだい。みんなで、山頂の植生の回復を待ちたいと思います。
ネット張り ラス巻き
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