三嶺の自然を守る会

＜平成２０年度活動報告＞

１　県の依頼による三嶺パトロールの実施
（１）実施回数　４３回（４月～１１月）
（２）監視員数　２７人
（３）パトロール日誌のなかでの多かった報告
○シカの食害がますますひどくなっている。
○アブラムシの被害で山頂部のミヤマクマザサが円形状に多数枯れた。
○２００７年に山頂に設置した植生回復用ネットの効果が出始めている。
○林道入口に駐車場を設備後、登山者の多いコメツツジの開花の７月、紅葉の秋とも、以前より確実に登山者数が減少している。

２　「オカリナとスライドで楽しむ三嶺」
～三嶺の風景写真と「土の音楽教室」を主宰する武市隆嗣さんのジョイントコンサート～
2008年5月17日（土）午後2時より、徳島市内のときわホール（アスティ徳島内）で、「オカリナとスライドで楽しむ三嶺」を開催しました。
来場の80名の方々は、オカリナ奏者の武市隆嗣さんの演奏と豊かな自然が残るの三嶺の写真を楽しみました。
特に、武市さんの透きとおった土笛の音色は、遠く三嶺の深い森まで届くのでは・・と思わせるほどの素晴らしい演奏でした。

（１）目的　オカリナ演奏をバックに、三嶺の風景写真を見ながら山の自然の大切さを訴える。
（２）実施日　５月１７日
（３）場　所　フレアホールときわ
（４）参加者数　８５名

３　２００８東祖谷エコツアー
三嶺のふもとの自然や歴史、文化を探ろうと始めたそば栽培。8月、20アールの畑に種をまき、10月中旬、収穫時期になり参加者は楽しくそば刈を行いました。宿舎では、オカリナ奏者の武市隆嗣さんの演奏を聴き、そば刈の疲れを癒しました。

○そば畑の整地作業　　７月２６～２７日　参加者１５名
○そばの収穫作業　　１０月１８～１９日　参加者１８名
○そばの試食会（眉山クリーンハイク共催）　１２月７日　そば１４０人分用意
場所　　　三好市東祖谷久保蔭

そばを刈る参加者

刈ったそばをわらで束にする

束にしたそばを「はで」にかけ乾燥

４　第３８回三嶺塾
（１）テーマ「もうひとつ登山の楽しみ・・山小屋での星座観察」
（２）実施日　８月２６日
（３）場　所　県民活動プラザ
（４）講　師　山本雅之氏
（５）参加者数　２２名

５　県のシカの糞魂調査
（１）１１月実施
（２）場所　　国見山　三方山　白木山

６　白髪避難小屋補修用建材持ち上げボランティア
（１）内容　県自然共生室の依頼により、当会が窓口で計画・実施。
（２）実施日　　１０月４日～５日
（３）参加者数　２４名
（高知県２名、香川県９名、業者４名、県１名、労山・当会８名）

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