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三嶺の自然を守る会

<平成30年度活動報告>

★会員募集中です。登山や山の自然に関心のある方の入会をお待ちしています。
★活動に協力していただけるボランティアも募集しています。・・詳しくは事務局へ


■2018年活動を報告書にまとめました

三嶺中腹 土壌浸食の状況
2018「ドローン空撮によるシカ食害調査」報告
(A4判 カラー刷り20ページ)

内容
 1 シカ食害による森林荒廃の調査地
 2 土壌浸食の状況
 3 ドローンによる空撮調査

※3月11日、県西部総合県民局で開催された「剣山地域ニホンジカ対策協議会」で当報告書をもとに活動報告を行いました。
報告書

■希少種保護柵の補修活動報告

実施日 2019年3月20日(水)
場 所 三嶺山域の麓
参加者 6名
内容
 6年前に減少する希少種を保護するため柵を設置。毎年春先に柵の補修を行っている。柵に枯死木が倒れかかり、杭やネットが傷んでいたので補修を行った。これまで、柵の外に数茎のフクジュソウが咲いているのを見かけるたが、今年は、柵の内外で多くのフクジュソウが花を咲かせていた。なぜ、急に増えたのだろうか。
補修作業補修作業
フクジュソウフクジュソウ

■登山道補修活動報告

実施日 2019年2月12日(火)
場 所 名頃登山道(登山口より少し上部送電塔周辺)
参加者 5名
内容
 雨天後ぬかるんでいる時、登山者は滑りやすく危険であったため補修を行う。登山道18mの間に18段の階段を造り、簡易的に補修を行った。
補修前補修前
補修後補修後

■三嶺シカ食害に関する活動の報告会

日時 1月10日(木)20:20〜
場所 石井町藍畑公民館
内容
徳島山と友の会の1月里の会(定例会)に招かれ、シカ食害後、発生している林床の土壌浸食の現状について写真と動画を示しながら報告しました。同会は会員数が107名と県内山岳会で最も多く、組織運営、登山活動とも非常に熱心な山岳会です。

■冬期シカ観察カメラ設置活動

実施日 2018年12月24日(月・祝)
場 所 三嶺中腹の樹林
参加者 7名(当会員5名 県職員2名)
内容
目的は、シカにとって食べるものがなくなった林床の中で、シカは冬期どのような活動をしているのかの観察。山のシカ対策の専門家2人(県職員)の応援を得て、シカが移動する「シカ道」を探し観察用カメラを設置しました。カメラ設置場所周辺は、食害により植生が消滅した後、土壌浸食が起き広範に裸地化しており、崩落が心配される箇所もあります。
カメラの設置カメラの設置
シカ道探しシカ道探し

■オカリナグループ「アミンダ」寄付金贈呈式

日時 12月9日(日)10:00〜
場所 油屋(美馬市)
内容
 オカリナグループ「アミンダ」の演奏会に招かれ、演奏会に先立ち、剣山守り隊(アミンダのみなさま)の寄付金贈呈式が行われました。剣山クラブさんと共に、寄付をいただきました。当会の活動費として大切に使わせていただきます。アミンダのみなさま、ありがとうございました。

■ドローンによる食害後の土壌浸食調査

実施日 2018年11月27日(火)
場 所 三嶺ダケモミの丘東部斜面(標高1400m)
参加者 5名(ドローン会社2名含む)

内容  8月18日に続き2回目の調査
 樹木の落葉後の状況を調査しました。

どろーんから(標高1600m)ダケモミの丘から三嶺を望むどろーんから(標高1600m)ダケモミの丘から三嶺を望む
ドローンに手を振る参加者ドローンに手を振る参加者

■登山道標識設置作業

徳島県西部総合県民局から依頼を受けた作業です。県は平成28年度から平成30年度までの事業として、三嶺山域の道迷いが心配される箇所に標識を設置しています。当会は、平成28年度から杭、標識、工具を現場まで持ち上げ作業を行っています。

実施日 2018年11月13日(火)
場 所 三嶺山域2箇所
参加者 8名

実施日 2018年11月25日(日)
場 所 お亀岩、天狗峠、3箇所
参加者 7名


■祖谷そば探訪ツアー実施報告

実施日 2018年10月20日(土)〜21日(日)
場 所 三好市東祖谷久保陰・岡本氏のそば畑
参加者 20日17名(地域住民含む)、21日8名
内 容
 20日 5アールの畑でそば刈り、ハデ掛け
 21日 そば打ち、そばをゆでる、だし汁調理、試食

そば刈り全景そば刈り全景
全員集合全員集合

■県新職員NPO体験研修報告

実施日 2018年10月11日(木)〜12日(金)
場 所 三嶺山域
参加者 県職員8名、当会員5名
内 容
(1)三嶺登山を行い、シカ食害の現状と課題を見る
(2)登山道補修作業(10mの間)
(3)座学、剣山山系の現状と課題

登山道補修前登山道補修前
補修後補修後

■登山道調査報告

実施日 2018年9月21日(金)
場 所 亀尻峠−牛の背−天狗塚
参加者 8名
内 容
県西部県民局依頼による活動。県が設置を検討している、登山道標識の設置位置7地点の調査を実施しました。

牛の背を目ざす牛の背を目ざす
標識の位置を検討標識の位置を検討

■シカ食害ドローンによる空撮調査

実施日 2018年8月18日(土)
場 所 三嶺中腹樹林帯(標高1400m)
参加者 6名
内 容 土壌浸食調査

実施日 2018年8月19日(日)
場 所 ジロウギュウ北斜面
参加者 7名
内 容 樹木被害、土壌浸食調査を実施しました。

※調査結果についてはドローン調査会社より数ヶ月後に出る予定

剣山の食害による立ち枯れ剣山の食害による立ち枯れ
記念撮影(空撮)記念撮影(空撮)

■シカ食害からコメツツジを守る防シカ柵補修活動報告

実施日 2018年7月26日(木)
場 所 三嶺山頂部北斜面
参加者 9名
内 容
冬季に風雪で痛んでいた、柵の補修を行いました。ネットを吊るロープの、切断した箇所は新しいロープに取り替え、破れたネットは補修を行いました。ネットに掛かったシカの死骸が2体ありました。三嶺中腹の柵は、設置後8年になります。柵の痛みは少ないが、山頂部は毎年、補修を繰り返さないといけない状況です。大変な作業ですが、補修をしないと、必ずシカはコメツツジ群落に侵入します。ツツジ系が大好きなシカによる食害は、必ず生じます。

ロープ取り替えロープ取り替え ネット補修ネット補修

■シカ食害調査報告

実施日 2018年5月5日(土)
場所  三嶺山域ダケモミの丘北東斜面
参加者 会員5名
内容
 2010年から、同山域において樹木、植生、そして、山頂部のコメツツジとミヤマクマザサの被害の状況を写真で記録してきました。今年度は、下層植生が消滅した後、林床で土壌浸食が起きている現状について記録することにしました。
 この日は、急傾斜地で激しく土砂が崩れている、ダケモミの丘北東斜面を写真で記録しました。この場所は、かつて登山道として使われていた区域で、鬱蒼とした豊かな樹林帯であったところです。この日、多くの写真を撮ったので、そのうちの6枚を見ていただきます。

a地点 標高1195ma地点 標高1195m
b地点 標高1265mb地点 標高1265m
c地点 標高1300mc地点 標高1300m
d地点 標高1310md地点 標高1310m
e地点 標高1340me地点 標高1340m
f地点 標高1400mf地点 標高1400m

■三嶺グリーン&クリーン登山参加者募集

実施日 2018年4月24日(木)午前6時徳島市内出発
※集合場所は電話で連絡します。
場 所 三嶺山域
内 容 避難小屋・トイレの清掃、防シカ柵の補修他
持ち物 雨具、防止、軍手、弁当、飲み物他
募集人数 12名
参加費 無料
問合せ 090−3989−3600(くれいし)

避難小屋の清掃避難小屋の清掃の様子

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山頂小屋 山頂の池 三嶺遠景