日時 2004年2月4日(水曜日)午後6時30分から 場所 徳島市ふれあい健康館 2階第2会議室 徳島市沖浜東2丁目16番地TEL.088-657-0190 徳島市営バス(徳島駅前3番のりば)「ふれあい健康館行き」終点下車 あいさつ 午後6時30分から10分程度 発起人代表 講演会 午後6時40分から7時40分ごろ 「NPO森のバイオマス研究会の活動」 -人口2万人の小さな市広島県庄原市から− 庄原森のバイオマス研究会 三村明先生 庄原森のバイオマス研究会は、2002年6月に、 「地域の資源である環境に優しい森のバイオマスを十分に生かした町づくりを実現させる」 ことを目指して発足しました。 理事長は広島県立大学の早田先生です。 ペレットプロジェクト、ボイラープロジェクト、 森の手入れプロジェクト、木の利用プロジェクトに分かれて、 分野ごとに詳細な研究を行っています。 ペレットストーブの燃焼実験展示やコジェネレーションシステムの研究、 実験用のペレット製作機(ペレタイザー)を研究会で導入。 ペレットストーブの普及販売。 里山の保全にも「里山ワークキャンプin庄原」を行い、 全国からボランティアを呼ぶ試みなど。 設立会 午後8時から8時30分ごろまで 研究会の規約・役員 事業計画の検討 ※ 顧問の島根大学生物資源学部 小池浩一郎先生の報告もあります。 ※ 講演会だけの参加でも結構です。興味のある方は、是非ともご参加下さいませ。 【徳島木質バイオマス研究会(仮称)設立へのご招待】 今、ようやく森の時代=木質バイオマスの時代が開かれようとしています。 バイオマスとは、植物体に保持されている太陽エネルギーの総称です。 自然の中で循環している二酸化炭素(CO2)のサイクルをくずさずに、この中にうまく入ることで、環境にやさしい、炭酸ガスを増やさないクリーンで再生可能なエネルギーを取り出すことができるようになってきています。 バイオマスには、直接燃焼、発酵ガス化、燃料抽出、堆肥化等の様々な利用の仕方があります。 なかでも木質バイオマスは、燃焼が中心ですが、その利用しやすさから北欧、ドイツ語圏を中心に広く利用され、EU(欧州連合)でも既存の化石燃料からのエネルギーに代わる大きな地位を確保してきています。 現在、本県には多くのバイオマス資源があります。建築の県産材利用、間伐材の利用促進等の利用を進めてはいますが、なかなか林業を若者の産業として維持できない状況は続いていると思います。 しかし、これは本県に木質バイオマス資源が豊富にあるというメリットともとらえることができます。 木質バイオマスとしての利用サイクルが確立すれば、いままで利用しにくかった間伐材、小枝、枝杖も有効に利用できる大切な資源となる可能性が出てきたのです。 今、森林が、日本のエネルギー政策のキーを握る時代が来ています。植えるだけではなく、充分手入れし、主要材以外の部分の有効活用により材の単価を下げ、「木をもやし森林を守る」という時代が来ると思います。 また、そのなかで、中山間地域の活性化、地域の林業関連産業の再生を図っていく方策を考えていかなければなりません。 そこで、私たちは徳島の地において、「徳島木質バイオマス研究会(仮称)」を発足させ、この木質バイオマスを研究し、情報交換を図り、普及を推進しようと考えました。 今回の設立に際して、特に広島庄原市でバイオマスの普及活動を行っている有名な「庄原森バイオマス研究会」の三村先生をお招きしました。 興味を持たれた関係の皆様方、よろしくご参加をお願いいたします。 (年会費は、連絡費用等2000円程度を考えています。) 研究会設立呼びかけ人 谷口右也(現県職員NPO法人徳島共生塾一歩会理事) 羽里信和 (現県職員農山村整備課勤務) 中谷好行(現株式会社大源商会社長) 東条重之(現徳島美装工業株式会社社長) 花岡憲司(現アボバ企画社長) 顧問 島根大学生物資源学部 小池浩一郎先生 |