【感 想】
丸山荘側登山口朝6時発。下山17時。
私にとり憧れであった笹ヶ峰初登頂を果たし、その足で寒風山〜伊予富士〜東、西黒森〜瓶ヶ森を縦走しました。笹ヶ峰のコメツツジ群生をはじめ、山の紅葉は僅かですが始まりつつありました。
寒風山〜桑瀬峠はロープや梯子場があり、また西黒森山頂は稜線から外れて、笹ヤブの急斜でしたが、それ以外は激しいアップダウンに苦しみながらも、快適な稜線歩きでした。
この日は雲1つない快晴で、四国中央山地の山々をはっきり見渡すことができ、瀬戸内海、そしてうっすらと中国山地の山々も望むことが出来ました。
笹ヶ峰山頂では朝1番で誰も居ずひとりじめ。朝の爽やかな風に吹かれ、濃い緑の笹原とほんの僅かに赤く染まりかけたコメツツジ群生、瓶ヶ森へ長く伸びる稜線に感動し、思わず叫んでしまいました。
また、瓶ヶ森から望む二千石原に、石鎚山の堂々たる姿、手箱〜筒上山のゆったりした稜線の眺めも非常に印象に残りました。
ただ今回、下調べの段階で、5万分の1仕様の地形図しか見なかっので、寒風山でのロープ、梯子場等の険しさと、意外と真っすぐに稜線が伸びてない点は勉強不足でした。
今回11時間に及ぶ山行で、まだまだ自分の力のなさを実感すると同時に、地元四国の山々がいかに素晴らしく、また、もっと地元の山に登って地元の山を愛そうという気持ちを改めて実感することができました。
東赤石〜や瓶ヶ森より先〜も早く行きたいなぁ。(板東)