東赤石山〜八巻山   2009.11.28 曇り時々雨   国土地理院の地図を表示   [戻る]

【感 想】

〜美しい渓流と滝を誇る東赤石山となかなかのスリル岩稜歩きの八巻山〜

 岩と高山植物の山というイメージだった東赤石山ですが、いざ登ると、静かな渓流の流れと、激しい滝の流れの2つの相反する美しさが登山道の間近で見られ、自然に流れる水の本当の美しさを見せられた感じです。

 筏津登山口から山頂まで標高差千m。迷う所はほとんどなく、道はよく歩かれていて明瞭で、若干水による滑りやすさを除けば歩きやすい。

 標高1200mを越えると周辺に笹が現れ、また大きな石がゴロゴロある道になるが、さほど歩行による落石に注意しなくても浮石は少ないのでこちらも歩きやすい。これらを越えると山頂は間近。ただし急斜と足元の滑りに注意。

 東赤石山頂はたぶん周辺遮る物少なく絶景でしょう。というのはこの日は悪天候でガス発生で視界がなかった・・・(泣)。

 ここで注意、本当の山頂(三角点のある所)は、山頂表示のあるピークより東へ5分位歩いた所です。

 八巻山は東赤石から西赤石への稜線の1つのピークで、大きな岩がゴロゴロ。ただこちらも浮石は少なく、石がしっかり動かないので、歩行による落石発生の心配は少なく歩きやすい。

 一部、三点確保が必要な箇所があるが、まあ落ちる様な難しさではありません。ただし、ガスが濃いと方向を見失いやすいので注意。

 山頂、稜線からの展望は全く望めずでしたが、水の流れの美しさを改めて見せられた山行でした。

 最後に、今年一年、天野会長をはじめ、会員の皆様にはお世話になりました。ありがとうございました。

 私的には山行回数こそ少ないものの、六甲全縦、ダイヤモンドトレイル全縦、比良全縦、笹ヶ峰〜瓶ヶ森往復など体力的には少しは成長したかなと思う1年でした。

 来年は技術面の向上と、憧れの台高全縦を達成できる様に頑張りたいです。(板東)


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