【感 想】
9時43分に西山林道砂防ダムを出発し、10分ほど行くと芍薬の群生地。
シーズンには少し遅かったが、薄紅色のかわいらしい花で、 自然の芍薬は、"立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花"のイメージとは違う気がする。
10時45分に合流地点につき、そこからさらに上を目指す。1時間ほど進むと風景は一転して、視界が広がり一面熊笹になった。熊笹のなだらかな道を延々と進む。
牛の背の尾根を右に逸れたが、全員いないことに気づき、牛の背の下方、天狗塚に分かれて探したが、天狗塚の向こう側にいることがわかり、安堵して残りのメンバーで天狗塚を目指す。
天狗塚へは、頂上を目指すメンバーと目指さないメンバーの二手に分かれた。頂上までは急な登りだった。ヘトヘトの私は、後ろから前から励まされ、頂上に立つことができた。
頂上に立つと、登りの苦しさを忘れてしまうのが不思議。天狗塚を下り、再びメンバー全員が揃った。
1478m地点で昼食をとり下山開始。上りを考えると、どんな下りかとヒヤヒヤだったが、雑木林を30分ほど下ると天狗塚登山口まで降りることができた。全員が元気に無事下山できて本当によかった。初心者の私には学ぶことがたくさんある山行だった。(勝瀬)