【コースタイム】
名頃8:35──9:05平尾谷登山口──10:00ダケモミの丘(白髪避難小屋方面分岐)──11:05池(三嶺小屋方面、山頂方面分岐)──11:15山頂11:30──11:45三嶺小屋12:15──13:05ダケモミの丘──13:40平尾谷登山口──14:15名頃
【感 想】
入会して4ヶ月。前日の、定例山行に参加できなかった島さんよりお誘いがあり、憧れの三嶺の登山。ワクワク、ドキドキで前の夜はほとんど眠れず・・・
徳島市から国道438号線を神山、川井峠経由で剣山登山口の見の越へ。その後、奥祖谷かずら橋経由で名頃へ。川井峠のしだれ桜が見事に咲いていました。
この峠からの、剣山系の山々の展望を楽しみにしてましたが、辺り一面ガスが濃く、見えず残念。この日の朝は標高の高い所はガスが濃く、何も展望のないまま名頃へ。
H900mの名頃から、川沿いに歩く。ふと見ると猪だ!!と言っても、柵に囲まれた所に飼育されている。山に居たのを捕まえたのか、のんびりとしてました。
少し行くと、ガレ場を歩くので、ここは注意が必要。平尾谷登山口を過ぎると、樹林帯を歩く。この時期は何もないが、紅葉の時期は見所があるのだろうなあ。この辺りは道もはっきりしっかりしていて歩きやすい。
ダケモミの丘を過ぎると、斜面はなだらかだが、ヤブこぎ??みたいな感じで歩く。クマザサが道を覆い歩きにくい。
ササと樹林帯を抜けると、剣山〜丸石、白髪山と見えるはずが、辺り一面ガスで何も見えず。
最後に急坂であり、ガレ場や露岩の道を歩く。ここは要注意!!高所恐怖症の私は足がすくみながらも慎重に歩く。これを過ぎるとコメツツジの群生だが、まだ咲いていない。咲く頃は祖谷山系の山々と共に、すばらしい展望でしょうね。
そして、池。私、感動の一言。小さい池だが、周りの植生の色と、斜面に残った雪が完全にマッチしていて、私、目を奪われその場に立ちすくむほど綺麗でした。
そして、山頂。自己最高到達点の1893m。しかし、ここも辺りはガス!一瞬だけガスが晴れ、展望の眺めは最高!晴れていれば、更にスケールの大きい展望があるのでしょうね。
ただ、三嶺の自然は、現在、山頂部の裸地化、植物の盗掘の問題が生じているのが残念でならない。
ただ登るだけでなく、その山の環境も考え、また、県連やサークルでの清掃、奉仕活動には自分も参加することによって、現在抱える問題をより身近に感じる事が出来ると思うので、積極的に参加し、取り組んでいく事も考えたいです。
最後に、長くなりましたが、まだまだ山行に人生に未熟な私ですが、精一杯頑張りたいと思いますので、御指導、御鞭撻等よろしくお願いいたします。また、感想文に対する御意見等ありましたら、アドバイスなどをいただけると幸いです。
あ、1つ書き忘れてました。三嶺未登山の方、やや体力的にきつく危険な所も少しありますが、それ以上に得られる展望は最高だと思います。
また、徳島市から登山口までの行程で、途中の剣山系の展望もすばらしいので、ぜひとも行ってほしいと思います。(板東)