カロート山〜六郎山   2007.12.15   国土地理院の地図を表示   [戻る]

【コースタイム】
8:45神社・登山口9:00──10:05 948ピ−ク10:10──10:25岩尾根10:35──11:27カロ−ト山 11:40──12:00六郎山12:40──13:00カロ−ト山1300──13:40 948ピ−ク14:00──14:48神社・登山口15:15

【感 想】
 南部中に6時半集合。上勝町の、月ヶ谷温泉の前の道路脇に、たくさんの小さな桜が咲いていた。八重地トンネルを抜けると、正面にピラミッド形のカロ−ト山と、六郎山が遠望できる。

 登路は、木沢村役場から国道193号線を神山町方面に走り、村営バス停留所の三田口から、林道五倍木(ふしのき)線に入る。舗装された林道を走ると、右手にイチョウの大木のある神社に着く。

 登山口は、コンクリ−トの階段である。此処から取り付く。最初は杉の植林地の中、雷線状に作業道が有り、これを伝う。西三子山を背に登る。

 948mピ−クが近くなると急斜面となり、自然林も出てくる。948mは、赤と白のプラッチク製の杭があるのみ。此処からは痩せ尾根となったり、急斜面の背丈を越すスズタケの登りとなったりして、そのうちに大岩に出る。

 大岩からはちょっとの高さだが、下りは危ないので、赤テ−プをつたって右を巻く。アップダウン、藪、の繰り返し。私が一番若いのだけれど、もうちょっとこんな状態が続いたら、bu-bu-ワメキ出しそうだった。皆さんなんて辛抱強くてタフなんでしょう。

 所々、アセビのトンネルもあった。やっとカロ−ト山に着く。頂上は狭く8人でいっぱい。シャクナゲが4〜5本植わっている。

 少し休んで六郎山に向かう、痩せ尾根で30分ほどで六郎山に着く。360度の展望。雲早と高丸と高城山と、そのくらいしか私はまだわからない。

 北側は、風も強く冷たい。上の方にはほんの少し雪があった。南は太陽が出てぽかぽか暖かく、私達はお弁当を広げた。

 30分ほど休んで下る。急なので慎重に下ろう、と声駆けながら、やせ尾根を下る。笹が手助けしてくれたし、下は葉っぱで柔らかく、思ったよりたいへんではなかった。

 4分の3ほど下った所は、なんともない広くて杉林の道。後ろの1人が右足を前に出して、右手を突いている。痛い!骨を折ったかもしれないと言うのでびっくり!!幸い足首が動いたので、骨折はしていない。

 応急処置として三角巾を濡らして冷やし、テープを巻いた(後で職場のPT(理学療法士)さんに聞くと素肌に巻くのがいいのだと言うことでした)。私も捻挫の経験はあるのだが、天野さんはだいぶひどいらしい。

 ストックを借りて歩いていたが、2人が、交代でおぶった。米俵一俵だそう。何かロープかテープかあれば楽だったのに、とてもたいへんでした。

 下の方だから良かったけれど、上だったらどうしていたろうか。ヘリコプターも停まれないし、救援隊も呼ぶのには時間かかるし、今回何故か、ツエルトもザイルも湿布も下に置いてきた。

 携帯はつながりそうだったので、四季美谷温泉の電話番号を携帯に入れておくべき。常に山行へ行く時は警察、消防などの連絡先をインプットしておくこと。万が一の準備も、常に準備すること。下に下りて気がゆるんだ所でけがをすることが多いので、家に帰り着くまで気を抜くなという教訓。などなど考えなければならないこといっぱい宿題もらいました。

 昔、あすなろで、青の塔から六郎まで縦走したことがあるそうなので、私もいつか行きたい。未知のルートをたどって、青の塔や夏切山までいくのも楽しみだ。いつか行きましょう!(^o^)(島)


[戻る]