■桑瀬峠スタート組
【コースタイム】
登山口9:05──9:51桑瀬峠9:56──11:04伊予富士11:21──11:52東黒森12:02──12:41自念子ノ頭13:03──14:25西黒森14:35──15:25瓶ヶ森15:45──16:23駐車場
【感想】
今回が2回目の参加である。以前から瓶ケ森から東の愛媛の山へ登りたかったので,飛びつくように参加させていただいた。
車の定員と人数の関係で,桑瀬峠スタート組と瓶ケ森スタート組に分かれた。桑瀬峠スタート組は,旧寒風山トンネル登山口を9時05分スタート。登り口直後は急登であったが,足場はしっかりしていた。桑瀬峠に50分弱で到着する。
東へ道をとれば,寒風山,笹ケ峰,ちち山へと通じている。また次の機会には是非登ってみたい山々である。
次の伊予富士まで,きれいに整備されササが刈られている登山道を快適に歩く。ハイキングコースのようである。このうえ視界がよければ抜群であったのだが,この日はずっとガスがたちこめ四囲の眺望が遮られていた。
伊予富士頂上手前の急坂をふんばり,桑瀬峠から1時間余りで頂上に着く。何組かのグループに出会う。まだこれから長いので,少し休憩をとり先へ急ぐ。
アップダウンの少ない尾根道をひたすら歩き,東黒森,自念子ノ頭のピークに立つ。自念子ノ頭で,瓶ケ森スタート組と一緒に昼食をする予定であったが,こちらが先に到着し,時刻も遅かったので先に昼食をとる。
昼食後頂上を出たところで,瓶ケ森からのもう一方のグループと出会う。少し話をして,それぞれの目的地へ向かって別れる。
いよいよ西黒森,瓶ケ森への上りに入る。自念子ノ頭のピークから大分下ってから西黒森へ登らなければならなかった。せっかく標高をかせいでいるのに勿体ないと思いながら歩く。西黒森頂上手前ではササをつかんでの急登箇所があった。全員疲労が蓄積してきたが,西黒森の頂上にやっとの思いで到着する。
あとは瓶ケ森だけ。西黒森からの下りも疲れた足で歩きにくいところがあったが,無事クリアして,最後の瓶ケ森の上りを歯をくいしばって15時25分に瓶ケ森頂上にたどり着くことができた。
前回、6月に瓶ケ森へ来たとき,ササが全面茶色っぽくなっており心配していたが,今回きれいな緑色であったのでホッとしている。このあと,男山を経由して16時23分頃,無事駐車場へ帰ってくることができた。
リーダーの天野会長さんはじめ参加者の皆様,大変お世話になりました。(小西)
■瓶ヶ森スタート組
【コースタイム】
寒風山トンネル駐車場9:20──9:50瓶ケ森駐車場──10:00登り開始──10:45瓶ケ森山頂──11:48西黒森山頂──13:05自念子の頭──13:52林道──14:20東黒森──15:00伊予富士──16:30寒風山駐車場
【感想】
出発時点では、曇天でいやな気分であった。徳島自動車道・愛媛自動車道と走り、西条ICから県道に入る。寒風山トンネルを抜けると、すっかり天候は回復しており安心する。私達B班は、A班を見送り瓶ケ森登山口へ向かった。
瓶ケ森駐車場に車を置き、男山経由で瓶ケ森山頂を目指す。少し登ると、正面には瓶ケ森の氷見二千石原の笹原が見える。そこには西の川からの登山道も通じている(A氏談)。
登山道は徐々に厳しくなり、10時45分に瓶ケ森山頂に着く。途中南側は切り立っており、ところどころ斜面が崩壊している。眺めは壮大である。
西黒森を正面に見ながら、怖いような傾斜で足元に注意しながら一気に下っていく。吉野川源流碑がある鞍部に着く。再び登りとなり、狭く急な道を登り西黒森の頂上に立つ。急な道を下り、縦走路に戻り、自念子の頭に向かう。
一旦林道に降り、少し歩いて東黒森登山口から急峻な道を登り、東黒森山頂である。雨が降り始め、ガスで覆われ遠くは見えず、近辺しか見えない。東黒森分岐を経て伊予富士を目指すがなかなか頂上に達しない。
やっとのことで伊予富士頂上である。頂上からはかすかに正面に寒風山が、後ろには瓶ケ森が見える。伊予富士を後にして最後の桑瀬峠へ。
桑瀬峠から寒風山駐車場への道は相当厳しい道と思っていたが、それほどではなかった。16時30分ごろ寒風山駐車場に到着。20分経過してA班が到着。
長い行程の縦走はいいものだ。天候がよければ、もっと良かったのに。全員が揃って、木の香温泉で汗を流し帰途に着いた。(谷)