朝立に来るのは4回目。岩登りの練習は頻繁にしないとまたもどってしまう。高度感やザイル操作など忘れてしまうからだ。
今日は県連の主催で、岩は全く初めという方も含めて受講者は6名。かすがいから吉原さん、山友から佐藤さん、足利夫妻、早田さんが昨日知り合ったというフリークライミングをする戸川さん、島の6名。
指導者は市労山から早田さん、藤友さん、あすなろから天野さんだった。
昨年は大人数だったので指導も大変だったろうと思うし、参加者も十分に岩登りをできなかったのではないかと思う。今回は指導者1名に2名で、上の東の2ルートを懸垂下降とクライムダウンして、それぞれ登り返した。
懸垂は、昔の感覚を覚えているのかかなり楽勝。前穂北尾根4峰40m下ったことがあるらしい。記憶にないのだけれど記録してあった。ただ、登り終わった時の平地に、本当に安心したことは覚えている(^o^)。
天気は黄砂と雲のおかげで午前中は曇り、午後からは日が照ってきて暑い!午後からは下って西側の岩上から懸垂で下りた。全く初めての方は怖かったと思う。
登りは天野さんが模範演技をするはずだったのだが、結構しょっぱくてちょっとしんどかったですね。あんまり登っていないものね。
私が続いて登りましたが、やっぱり下から見たらガバガバあるようにみえたホールドスタンスも細かく、途中藤友さんがプルージックで他のザイルに止まって指導してくれた。
なんとかザイルをアップしてもらって登り切れた。天野さんが祝杯をあげてくれると言ってくれたけれど、本人はザイル頼りなのであまり感激はしていないのだが、ここは素直に喜んでおこうかな(*^_^*)
なかなか岩を登ることができなかったので、今回参加したことは大変意義あることでした。
途中、戸川さんは若い方を連れてきました。山もあれくらい若い方が参加してくれたらいいのに。沢登りとか、それこそ若い人限定で公開募集して、連れて行ったら楽しさわかってくれるかもしれない。私達も若かったからできたことだもの、できる内にできることを悔いなくしたいですね!
今日はたいへんお世話になりました ありがとうございました。島
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今回受講者6人に講師3人で、丁度よい人数。グループが多くあるとかけ声が交錯して、危険。今回ぐらいが、間違いがすくないでしょう。
午後の岩場は中級なので、初級者にはきつかった。山友の足利さんは、7割くらい登ってあきらめたが、岩2回目にしてはよくがんばった。
参加者の年齢も中年以上が多いので、初級の岩場で十分回数を訓練したほうがよいのでは。
また今回は短時間だったが、縦走路で岩場に遭遇して本格的な岩登り道具をもってない時の、ちょっとした岩場の通過術を習う時間を増やしたほうが、実践的、実用的なのでは。
「むずかしい」岩登りでなく、「実用的な」岩登りをひろめることが、時代の要請ではないか。天野