4人川島合庁発(7:00)、貞光役場で加賀城氏をひらって、小島峠経由で久保の西山林道に入る。登山口まですべて舗装してあるが、所々えぐれたりしているので気をつける。登山口には5,6台あって余地がないので100m先の小広い所に駐車。(9:10)
いきなり急登で夏の運動不足が祟る。新入りの吉永さんは足が軽い。ゆっくり歩くのはしんどいという。歳の差か。下界は残暑なのにここはそう暑くない。樹林に守られているからか。左に伐採用の林道が登ってきている。このあたりは日当たりと風通しがよい。
栂、笹にかこまれた標高点まで40分。さらに登って笹原になると展望が開けて、祖谷山系の、寒峰、矢筈、黒笠が目に入る。足下にはリンドウ、キリンソウ、ヤマラッキョ。イザリ峠(今は天狗峠)につく(10:40)。天気上々で展望グンバツ。天狗の手招きで頂上へ(11:10)。
西の足もとには牛ノ背まで広々と笹原が続く、文字どおり緩い笹原は牛ノ背中。薄緑色が目に優しい。つられて牛ノ背へ。途中、池塘の横をとおる。
8月の台風直後ここにきた尾野氏は、おおきな池に映る逆さ天狗を写真に納めて、徳島新聞に記事をかいていた。希有の機会をとらえて貴重な写真を披露してくれた氏に感謝。氏は我が会の元会員。今は名簿にその名はない。いまは無き("亡き"ではなく)同志に乾杯(氏は酒に弱いので烏龍茶で・・・)。いつかどこかのヤブであうこともあるだろう。
牛ノ背の三角点は"背中"の一番盛り上がりを過ぎて西へ、ちょっと"尻尾"の方に降りたところにあって、だだっぴろい笹にかくれてわかりにくい。ここで昼食大休憩(11:50-12:40)。
戻ろうと考えていたが、高知から来たグループと、西條さんが話したところ、そのグループは行ったことないというので、亀尻峠へ案内することになった。ありそでなさそな、笹とコメツツジの中の道を適当に下り、樹林に入って亀尻までなんとかルートをはずさず到着。あとは林道までよくできた道をZIGZAGした(14:20)。
林道から登山口の駐車場までは折目さんが鍛えた健脚でRUN。車をとってきて、また高知の連中を車をとりに駐車場まで送っていくという大サービス。日頃し慣れないボランチア(チョボラ?、大ボラ?)をしたので、帰路に立ち寄った東祖谷村営"いやしの湯"はことのほか満足した。(天野)