11月6日(02年)フル装備で周走テストにでる。今回も会事務所を使用。佐古着。
14:40。管理人のおばさんに逢う。どちらともなくひさしぶりやなーと挨拶。自転車を見て、びっくりした様子。少し丈内容を語る。いつも元気やなーと明るい言葉が耳に入った。
今夜は畳のうえで寝ることができる。レトルト食品で晩めしだ。アルファー米、熱湯入れて時間待ち。カレー、野菜サラダ。翌朝6時出発予定でシュラフにもぐる。
県庁前を通過。早朝の市内は気味悪い位静かだ。走り易い、本命車道を快走。小松島旧55号へ、阿南平等寺入山口を右に見て、ひたすら日和佐薬王寺方面へ、道中歩きおへんろさんに多く逢う。
今回はあまり立ち話はできず、ししくいでおへんろ接待を受ける。地元の方々は自転車でへんろ旅をしていると勘違いされた様子。あつかましくお茶菓子等を頂く。気つけて・・の言葉に送られてペタルを踏む。
海部へんろ休憩所に立ち寄る。雑談中鴨島町の遍路小屋をボランテイアで建てた人と違いますか?と云はれ苦笑する。悪いことはできぬわいと・・。お菓子みかん等頂き、一路予定地の室戸岬へ。このコースは歩き遍路で数回踏んでおり心配はいらない。行動範囲も格段の差が有り20〜30kmは余り負担にならないのではと走りながら想う。
今回の四国周走はすべてのテスト走で、体力、装備品、食生活、自転車の基本機能等をこの千四百Kで判断したい。甲ノ浦白浜海浜公園13:11トイレ休。残り50K余り。
松ヶ鼻、生見サーフィンビーチ、伏越ノ鼻、等土佐浜街道だ。白波が岩礁に砕け散る。豪快なシーサイドライン。何もない、椎名小学校付近までは。鹿岡を過ぎ清水村落辺りでは室戸の台風コースをいやでも想い浮かべる民家の石造り塀に目をうばわれる。ここわ台風銀座だ。
しばらく走ると青年大師立像が眼下を見下ろして建っている。あと僅かで室戸岬だ。今夜の宿泊地、青空ホテル。室戸岬着16:40。バス停の若おかみを訪ねる。野宿の旨少し話す。
毎回、野宿の穴場。水、トイレ、生活必要最低の条件はクリアー。空も心配なし。夕メニューは道中で頂いた野菜タップリのサバ味噌煮。納豆キムチ少々。めし多めに炊きにぎり大2個のりで包む。明日の朝飯用。6時、あとはシュラフにもぐるのみ。
枕元にライト、電話を並べ、2日目眠りにつく。では今日はこれ迄、室戸岬より。(加賀城)