三嶺は北斜面にモノレールが完成しつつあり、また山頂トイレのクリーン作戦もボランティアの手で進んでいるので、まだ行った事のない管生の青少年旅行村からのコースをとることにしました。
このコースは積雪時のコースともなっていて、名頃の林道が通れないときでも、登山口まで行くことができます。
しばらく登っていると、三本のレールも鮮やかなモノレールが出てきました。途中所々登山道とモノレールの作業道とが交わっていて、途中少しコースを外れてしまいました。
例年だと3月は積雪期なのですが、今年は暖冬で雪も少なく、アイゼンの出番もなく山頂に着くことができました。コースとしては長丁場で面白みは少ないのですが、前半が単調な分、山頂手前のピークから眺める三嶺は、普段見る角度と違っていて、感激もひとしおでした。
山頂には20分ほどしか居なかったのですが、その間にも8人の登山者と会い、人気の高さが伺われます。トイレも既に今年の使用者がだいぶ居るようでした。果たして持ち帰り運動は、理解を得ることができるでしょうか。
池の氷も岸辺は融けていて、最近がいかに暖かかったかがわかります。しかし、翌日登った人によると、池の氷は全部固まっていたそうです。気候の変化の激しさは、県内随一だというのも頷けました。 内藤