両神山(埼玉県)・赤城山(群馬県)

2001.7.19〜22


 7月の3連休とJASの誕生日特割切符(日本中の航路片道1万円)を利用して関東の百名山を歩いてきました。

 初日は秩父山系の両神山です。前日に池袋に宿をとり、早朝の電車で西武秩父駅まで向かい、ここから路線バスを乗り継いで10時前にやっと登山口に到着。帰りのバスの時刻が2時54分なので、5時間弱の間に頂上を往復する(標高差1200m)真夏にしては少々ハードな山行ですが、自信満々でスタート。

 ところがかなり早いペースで1時間少々歩いたところで、何故か急に足取りが重くなる。これぐらいでばてるわけがないと思いながらも、真夏の強烈な暑さ(埼玉県のこの日の最高気温36度)と早いペースが祟ったのか一挙にペースダウンし、改めて登山の厳しさを知るはめになった。

 それでもなんとかがんばって、ほぼ予定どおり12時20分に頂上到着。しかし残念ながら、期待していた眺望はもう一つで、遠くには雷の音がするため足早に頂上を後にし、下山する。下りは約1時間半程で登山口に到着し、しんどかった割には結構早いペースでピストン出来たと自己満足に浸る。その後バスと電車を乗り継いで、宿泊地である群馬県の前橋市に7時過ぎに到着。ところが前橋も何故か異常に暑い(確か1週間後ぐらいに40度を記録した)

 翌日は国定忠治の名セリフで有名な、赤城山を目指す。前橋駅よりバスで1時間少々で登山口に到着し、ここから駒ガ岳、黒檜山(赤城山の最高峰)を経由して登山口に戻る周遊コースを2時間程で周り、12時頃には登山口まで戻ってきた。天気は曇りで眺望はほとんどなく、多少ストレスのたまる山行ではあった。

 また赤城山は百名山のなかでは非常に登りやすい山で、当日は静岡県からきた団体や地元の小学生の団体等大勢の登山客で賑わっており、あまりの喧騒に少々うんざりであった。

 下山後は東京に戻り、ホテルにチェックイン後東京の街を散策。一人で天ぷらやに入り、生ビール3杯と天ぷらのコースで今回の遠征の疲れを癒す。

 ビールを飲みながらふと今日(7月21日)が自分の誕生日であることを思い出し、感慨にふける。いよいよ本厄(41歳)突入であるが、百名山も折り返しを少々過ぎたところだし、こんなところで立ち止まるわけにもいかない。これからも体力の続く限り前進あるのみと決意を新たにした。(次は笠ガ岳、焼岳だ。) 折目


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