年の瀬も押し迫った12月29日、片岡、上田、久米福恵の3人で請ヶ峰に行くことになった。文化の森に6時30分集合の予定であったが、目覚ましが鳴らず寝過ごしてしまった。久米会長から電話があり、慌てて集合場所に向かう。30分遅れの出発。
裏道を通り、福井に出て55号を南下する。牟岐橋を渡ってすぐ右折し牟岐海南線に入る。ヤレヤレ峠付近は少し道幅も狭いが、それほどでもない。樫ノ瀬で193号に合流し、霧越峠を目指して北上する。
途中、上田さんの父親の生まれ故郷を通る。随分山深いところだ。9時30分霧越峠に着く。
9時45分出発。登山道は歩き易い。太平洋と雪を被った剣山、次郎笈、天狗塚?が木々の間から見える。正確な山の名前が分からない。大きな地図が必需品である。
知らぬ間に鰻轟山のトラバース道に入り込んでいた。北斜面なので、雪が残っていて、少し滑る。トラバースが終わり、下りにかかろうとしたその時、福恵さんの記憶が蘇った。鰻轟山は後ろの山であるとのこと。3人とも地図を見ていない。
反省しながら尾根道を登り返す。2度目の頂上だ。コースタイムより少しオオバー気味。でも、今日はあせらる必要はない。ゆっくり自然を楽しもう。
尾野記者によると請ヶ峰は、アップダウンのある変化にとんだよい山だとのこと。楽しみだ。3回くらい下り、そして登った。痩せ尾根の所、下りに少し難儀なところもあり、変化には富んでいる。少し、きつめの登りであった。
一時間あまりで着いたが、みな足が張っていた。頂上は見晴らしがないが、来て良かった。上田さんは、初めての南の山だという。気楽に来れる山である。1度は行ってみてください。 片岡