9月22日に滑床の郭公岳に登りました。
「南予アルプス」の本の古鬼ヶ城上コースを行ってみようと思い立ち、万年荘の裏の枯れ沢を登り始める。岩がゴロゴロしており、沢登り気分。途中沢が、3つに別れるところから、支尾根に取り付く。本では、沢を詰めるようになっているが、尾根ルートが安全そうだ。傾斜が急で、一気に高度を上げて行く。
30分も登るとバテてきた。木の枝をつかみながらずり上がる箇所もあり、1人で来ているので、事故はおこしてはいけないと自分に言い聞かせ、慎重に登る。1時間余りで、稜線に着いた。古鬼ヶ城は何処か分からず.道は、歩きやすく、突然、郭公岳に着いた。森林管理局の看板が掛かっているだけの頂上だ展望は無い。少し降りて北側にアンテナが立っており展望が良さそうだが、ススキが伸びていて余り展望できなかった。
下りは、鬼王峠から登山道を降りることにする。高月山に行く道を途中霧滝のある横の尾根を降り無ければいけないのだが、トラバース道をだいぶ行き過ぎてしまった。三本杭が目の前に見える。地図を広げると、明かに来過ぎている。万歩計を落としたので捜しに引き返した時、気付くべきだった。仕方なく滑床方向に尾根を降りる事にする。
植林されているいるのに、潅木が茂り、ヤブコギとなる。また、万歩計を落とした。今度は落としたのが分かったので、付 近を探したが見つからず、諦めて降りる.直ぐ林道に着いた。万年荘までは、林道を引き返す。鬼王峠の登り口は分からなかった。高月温泉に寄って,汗を流して宇和島に帰った。
9月24日、生垣の剪定を手伝い、自転車で愛宕公園の鬼ヶ城登山口ヘ着く。10時発。前回途中まで行っているので、 今日は頂上に行こう思う。今治と松山の高校生山岳部のパーティに会う。滑床から縦走して来たという。四本松まで1時間。松は枯れている。宇和島市街、宇和海がきれいに見える。ここまで、散歩に来る人も多いようだ。市街地から1000mの山に登れる所は珍しい。
30分余りで尻割山につく。風神社の跡があり、ここからの眺めも抜群。途中会った老夫婦も、ここまで来たいと行っていた。黒尊林道までは5分位だ。
11月に来た時は寄って欲しい。林道を10分ほど歩くと鹿ノコルに着く。そこから山道に入り、20分ほどで鬼ヶ城に着く。 展望は、余り良くないが、原生林が残っており,鹿、野鳥,猿に出合えるだろう。
下りは、1時間余りで登山口に着いた。トレイニングに調度手ごろな山だ。11月の三本杭には、多くの参加を期待しています。滑床渓谷と自然林を見に来てください。 片岡