北岳・間ノ岳、夏山合宿

2000.8.17〜8.20


 20世紀最後の夏を飾るにふさわしい山ということで、夏山合宿は日本で2番目に高い北岳、4番目に高い間ノ岳を選定した。佐々木さんの強い希望を汲んでの決定でもあったが、彼女は残念ながらケガが完治せず不参加。メンバーは男性4人(折目、松原、西條、吉本)女性2人(富原、富田)の合計6人となった。

 午後9時に徳島を出発し、途中パーキングエリアで1時間ほど仮眠し、7時前に登山口である広河原に到着。平日の早い時間にも係わらず、無料の広い駐車場はほとんど満杯状態で、このエリア(北岳、甲斐駒、仙丈)の人気の高さを伺い知ることができた。

 準備を整え出発するが、いきなりかなりの急登が続きやや苦戦気味。それでもコースタイムより早く白根御池小屋に到着。

 ここからいよいよ草すべりの急登であるが、道端には多種多様の高山植物が咲き乱れ、登りに苦しむ登山者にエールを送っているようであった。

 コースタイムよりかなり早く草すべりを通過し、尾根道を頂上へと向かうが、視界がきかず途中雨がぱらつくなど、残念な天気となった。それでも全員無事登頂を果たし、記念写真を撮って本日の宿泊地である北岳山荘へと向かう。

 小屋は平日だったためか、思ったより空いていて無事1人1つの布団で寝ることができた。ただハードな行程の疲れか、あるいは高山病の症状のためか体調を崩すメンバーが多く、私と松原さんだけはお構いなしに佐々木さん差し入れのブランデーを飲んで気持ちよく酔っていた。

 翌日は我々の願いが天に通じたのか快晴で、早めに朝食を済ませ間ノ岳へと向かう。1時間半程で頂上に到着。

頂上からの眺めは最高で、北に北岳、甲斐駒、八ヶ岳、仙丈、鳳凰山、南には、農取岳、塩見岳等の南アルプスの峰々、また彼方には富士山の秀麗なシルエットが浮かび、南アルプスの雄大な景色を心ゆくまで満喫することができた。

 小屋に戻り下山を始めるが、八本歯のコルまでのトラバース道は草すべり以上の高山植物の宝庫で、写真を撮ったり、花の名前を確認したりしながらゆっくり歩いた。

 八本歯のコルからは急な下りで、土曜日のせいか上がってくる登山者も多く対向に時間を要したが、ほぼ予定どおり2時過ぎに無事広河原に到着した。

 下山後は宿泊地の増富温泉に向かう。この温泉はラジウムの含有量の多いことで非常に有名で、温泉療養の客も多く、また我々の泊まったホテルは今時珍しく1泊2食付きで料金は1万円未満で、料理もよく大変好評だった。ここは日本百名山の金峰山や瑞祥山の登山口にもなっているので、近いうちに再度訪れてみたい。

 最終日は避暑地で有名な清里高原に立ち寄り、有名なソフトクリームを賞味し、おみやげを買って帰路についた。 折目

「阿波あすなろ山の会」
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