天狗塚
1999.9.4
メンバー:西條(L)、天野、折目、滝、大西、佐々木(淳)、吉田(幸)、富原、吉田(寿)
コースタイム |
川島合同庁舎 | 6:00 |
天狗塚登山口 | 8:30 |
1475mのピーク手前 | 9:40 |
躄峠 | 10:05 |
天狗塚山頂 | 10:30 |
牛の背三角点 | 11:30 |
昼食後牛の背発 | 12:08 |
躄峠 | 12:50 |
天狗塚登山口 | 13:45 |
祖谷秘境の湯 | 14:55 |
秘境の湯出発 | 16:30 |
川島合同庁舎 | 18:30 |
1年ぶりの天狗塚山行であったが、天気の状態から山のイメージまで昨年と変わらずタイムスリップしたかのようでした。違ったのは「山ラッキョウ」の花がまだ咲いていなかったのと同行したメンバーが入れ替っていたのと初心者であった者が中級クラスにランクアップしていた事であった。
山行内容はコースも含めてほとんど昨年と同じであったので省略し、天狗塚周辺で見かけた花の紹介をしておきます。帰りは折目さんのお薦めの西祖谷山村の「秘境の湯」にゆっくり浸かり、阿波町の「ドルチェ」に立ち寄ってのんびり帰って来ました。 西條
よくみかけた花
[シコクフウロ]「伊予風露・イヨフウロ」
紅紫色の花で直径約3cm。基部に白毛がある。周辺に沢山咲いており花期は7〜9月。今年は全体に花の時期が例年より遅く、夏の花が長く見られその中に安喜の花が咲いており登山するには楽しい年である。
[キリンソウ]「黄輪草」
黄色の花が輪状に咲くからこの名前がついたと言う。高さ20〜50cm。茎の上に黄色の花を多数つける。花弁は5個。花期は5〜8月。
[タカネオトギリ]「高嶺弟切」
山地の草原に生える多年草。葉が細長く、黄色の花が大きい。茎の高さは10〜30cm。葉は楕円形で長さ1〜2.5cm、花期は7〜8月。
[リンドウ]「竜胆」
高さ20〜80cmの多年草。青紫色で4〜5cmの花を開く。根径は乾燥させると薬用になる。花の重みに耐えかねてよく横倒しになる。大変きれいに咲いていて印象的であった。花期は9〜11月。
[ツリガネニンジン]「釣鐘人参」
釣鐘型の花冠は淡紫色で、1個から数個の花が輪生してやや下向きにつく。茎は0.4〜1mになり分枝せず真っすぐにのびている。花も葉も数段にわたって輪生し、涼やかな感じ。花期は8〜10月。東赤石山の「オトメシャジン」も仲間。
[ヤマラッキョウ]「山辣韮」
花の百名山の「三瓶山」で有名であるが、天狗塚もそれ以上にきれいだったので期待して行ったが、今年は時期が遅いのか蕾みだった。茎頂に紅紫色の小さな花が多数散形状につく。花径は高さ30〜60m、基部に3〜5個の葉をつける。花期は9〜10月。
[ウメバチソウ]「梅鉢草」
山野の日当たりのよい湿地に生える多年草。梅の花によく似ている。高さ0.3〜1.2m。茎頂に長さ5〜8cmの円柱状の花穂をつけ白色〜淡紅色の花を密につける。花期は7〜8月。
[時々見つけた花]
花の紹介は後日にして一応名前だけ記載しておきます。
[ヤハズハハコ]「矢筈母子」・[ノアザミ]「野薊」・[シオガマキク]「塩竃菊」・[シモツケソウ]「下野草」
参考文献 山渓ハンディ図鑑2『山に咲く花』 山と渓谷社
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