連休只中憲法記念日快晴天下県庁発六時石井経由神山雲早隧道南左折雲早山登山口近駐車一台別一台六人同乗釜谷経由上勝八重地高丸山登山口着。
高丸、雲早といえば徳島のヘソを占領する2名山。徳島の岳人にはよく登られるが、間を縦走するとなれば、なかなか。自然と気がしまる。
高丸はいつものようにブナ林の中を通り南の尾根から頂上へ。北西に雲早頂上が三角形に見える。直線距離5kmは空気が澄んで近くみえた。いざ出発。西へ100m笹をかき分け、次に北へ急降下100m。ここから1359m標高点まで北北西に進路をとれ。この間、そうでなければ鬱蒼としていたであろう笹が五分刈りされ、”木沢村”と書いた黄色い境界杭が案内してくれる。ただし先の急降下のあとすぐ左(西)へ笹の刈り分けが下るところは間違い。稜線に忠実に行こう。1359mまでは快適。上田さんは数日前一人でここまで「偵察」に来たという。
ここから進む時、先程と同じく左に刈り分けと杭が降りてゆくが、やはり間違わぬよう。菊千代谷へとつながる道と思う。この辺はブナ、リョウブ、石楠花が見られ、アケボノツツジはピンク盛り。
次の1334m標高点の北は10m崖で、左から巻く。あとは笹の多い道で薮くさい所もあるが、左側にいつも雲早が手招きしており、美形の目標が見えるので気分はよい。1445m標高点は旭の丸への分岐。辺りはカタクリの群生で、緑の双葉が花の準備か。
ここまで来れば目標はもうじき。右から登山道が合流して10分で雲早頂上へ。バリカンで刈られてぐるり眺望抜群。来し方を見れば名の通り「高く丸い」。
頂上間のコースタイムは4時間30分、これなら十分日帰りコースとして勧められる。さて”高丸から雲早”なのか、”雲早から高丸”なのか、反対からも行かねばと意欲が湧く。 天野