ヤブ山を予想してワクワクして行くが、塩塚を下る20分だけが期待通りの道だった。もちろん尾根道があることは知っていたが、これほどの人工林があるとは恐れ入った。前に天狗岳へ登ったとき自然林があったからワクワクしていた。
読図の勉強にいいルートというのは、予想が当たった。そして、滝リーダーは正確なルート判定で皆をうならせた。
少し肌寒かったので天狗岳の昼食はこたえたが、冬の到来を実感できた。「山眠る」といわれるこれからの時期、このルートは魅力があるだろう。青葉が茂る林より、裸になった木は、1本1本が話しかけてくるようでむしろ心は温まる。
徳島の尾根が魅力をふりまくシーズンになった。 尾野