高知の同僚の女性から西赤石山の「ツガザクラ」が見頃なので5月22日に行くと聞いた。山に登るきっかけになった「天狗塚」の次に登ったのが3年前の冬の「西赤石山」だったので早速「あすなろ」の例会に選んでもらった。
AM6:00に川島の合同庁舎に集合し、AM8:30には日浦の登山口に到着した。池田・川之江間が開通すれば2時間余りで愛媛県の人気のある山にアプローチができこれからの山行が楽しみだ。
花の時期でもあり、登山口には相当数の車が駐車しており、登山道も整備されているようで楽しくなってきた。別子銅山の旧跡を見ながら約30分で「ダイヤモンド水」に着く。この水は氷水ほど冷たく帰りの楽しみにサイダーを冷やす。銅山越えまでは一気に登る。銅山越えから少し登った所で「ツガザクラ」が群生しており、満開の白い花はすばらしかった。地元のプロカメラマンがビデオ撮影しており、早速モデルを頼まれ、日頃からモデルはプロなみの一行は慣れた手つきで花を指さしながらゆっくり歩いて行く。市販する予定とかで完成が楽しみだ。
銅山越えの周辺には「ツルギミツバツツジ」が満開で、所々の「オオカメノキ」の白い花も印象的であった。西赤石山への稜線を眺めるだけでも満足なのに、北斜面には「アケボノツツジ」が少し残っており「萌える春」そのものだった。今年の「アケボノツツジ」は5年ぶりの花の周期に当たるそうで1〜2週間早ければ最高の景色に出会えたにちがいなかった。
最後の急登はいつものごとく折目・小林さんにまかせてマイペースで登る。このメンバーではリーダーは10年早いと自覚・反省しながら10分遅れて念願の西赤石山山頂に到着した。登山口から丁度2時間30分であった。(他の4人があすなろ標準なので2時間20分が正当)ガイドでは3時間の予定のコースをいつもの「あすなろ」ペースで途中7〜8パーティ20名余りを追い越してのピークハントであった。帰り道は花を惜しみながらゆっくり下ったので2時間20分かかった。
帰り道に「マイントピア別子」に立ち寄ったがこの温泉がすばらしく、サウナあがりの「生ビール」の味は格別だった。また、阿波町の有名な「ドルチェ」でアイスクリームも堪能して、盛り沢山の充実した1日が終わった。 西條