新九郎山(1635.3m)

1998.11.3


メンバー:L天野、永井、西條、古田、浅岡

 絶好の登山日和、午前8時、木沢村岩倉の林道槍戸線を車は走ります。澄みきった槍戸川の流れと谷沿のかえで、もみじなど、木々の紅葉の見事な美しさを車の中から右に左に楽しみながら奥槍戸の登山口に到着しました。

 登り口はきれいに整備されていてちょっとしたハイキングコースになっているのかなあと思いながら心をはずませ剣山登山口を背にして登り始めます。回りの山々の稜線はとても美しくどこまでも続いています。1km位登った所から笹やぶの中へ入って行きました。自然と気持が引き締ります。

 頂上の道しるべの赤いテープを頼りに尾根沿いの急斜面を歩くのは何とも言えないスリル感を味わいますが、初心者の私にとって、このような山の登り下りはとても苦難です。一気に登らないと力が尽き果てそうになるので一気に登りました。また背丈ほどに伸びたスズタケの中を通過する時は大変な所に来てしまったと内心思いながら歩み続けました。

 しかし頂上に着いた時には何とも言えない感動がありました。笹野原が一面に広がって、その中にダケカンバの樹林が点在し、その光景は息切れのする私に酸素を与えてくれているようでした。北方に一の森、剣山、次郎笈が見えます。

 今日で二度目の山登りですが、これからも登山を続けたいと思います。 古田(幸)

新九郎の地図
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