野宿六甲全縦始末記

1998.12.4〜12.7


コースタイム
須磨浦公園5:43
菊水山8:35
大竜寺前9:31
(立食(パン、紅茶)7〜8分位)
(菊水寺前、市水道局トイレ5分位)
マヤ山頂10:57
六甲山頂13:05
(立食(スープ)(10分位))
ゴール(塩尾寺下)15:19

 数年目にチャレンジの全縦(須磨浦公園→塩尾寺下広場)44km。12/4夜から7日迄4日間、海外の旅?だ。大橋ですごく時短は出来るが、いざ何か行事に参加すれば、4〜5日はアッと云う間に流れる。

 忘年会分、日付変更間近かに宿へ(会員ム所常連)引き揚げる。屋根の下で休める・・・最高だ・・・?バスチケット往復、復路は7日 12:40三ノ宮発。最近は金、土の2日は徳発阪神行きは100%に近い乗車状況。予約なしでは希望車には乗れない。集合場所、舞子グランドハイツへ。西ノ宮山歩渓山岳会12名と合流。

 14:00頃から夕食、朝行動食(ニギリめし、菜、バナナ、アメ等パック詰め)等落着く間もなくボランテア。夕食は明石ノ蛸入りのおでん、サケのホイル焼き、牛肉のショガ焼き等々。あとはビール、お酒。明日は40数k余りの工程で、余りアルコールは売れない。21:00頃別室で熟睡。

 6日5:26始発須磨公園駅へ。異常に温くて半ソデでも歩ける位いだ。昨夜のビールが額からポタ々々落る。鉢振山で知人の迎えに感激、早々に話を切り下山路へ。菊水山迄は街路だ。マイピッチでどんどん進む。ザックの装備が行き交う全縦者に異様に見られる...大きなザックでどこへ・・・?一ツづつ説明が面倒くさい・・・・が徳島労山から・・・と以外と県外者が少ない様でカバーの四国へんろ旅のペン字が人目を引いた。

 天候も予想外に好天で、ジョギングシューズで充分こなせた。と想う。山と云った所山容丈でコースは薮も雑草も何もない四国山域とはけた外れの内容だ。地道が歩ける区間は、僅か。宝塚へ分岐点から塩尾寺境内迄で、あとはすべてコンクリート道路だ。

 4ヶ所のチャックポイントもすべて立飲み・・・。腰を下した時間はゴールでのぜんざいスルスル時だった。電車内は全縦者の姿全くなし。特急で三ノ宮へ。予定のコース新神戸駅下公園で野宿。六甲の吹き下しが少しばかり冬の気配だ。

 明るいが晩めしの準備。ローソンでおでん5〜6串、ワンカップで持参のバーナー、コッフェルでチビリと1人悦に入る。夕暮れの布引、ツェルトが威力を発揮する。個室が寸時に完成。エヤーマット、シェラフで前進を思い切りのばす・・・・。正にアウトドアの真髄だ?

 野宿代〆て、おでん600-、ワンカップ200-、ガソリン代20-、820−究極の貧乏・・・・全縦だ??六甲おろしを耳に何時の間にか夢ん中。来春に備へての長帳場トレ無事終了。 加賀城(単独参加、8年目)

「阿波あすなろ山の会」
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