折宇谷山〜西山

1998.4.18〜4.19


メンバー:L.尾野、片岡、久米(英)、久米(福)、小林

 4/18はヒョウが降るという異常気象であった。”山は大丈夫であろうか”と気にかかりながら、20:00 県庁発。途中、長安口ダムの放流を見に行く。ダムの上に花束が供えてあり、気味が悪くなり引き返す。

 木沢の役場で四季美谷から2Km上流で通行止になっている情報を得て、急きょ木頭の山へ変更。西宇のバス回転場にテントを張り、酒盛りして、明日の山を西山経由折宇谷山へ決定。

 4/19(日)6:00 前に起床し、7:00 頃出発。栩谷を上流へ遡る。中内集落跡に到着。折宇谷登山口の標識がある。杉林をトラバースして20分程で沢に行き当る。テープが対岸にあるので、その沢に沿って登る。登山道ではない。下の土砂が滑りやすく、歩きにくい。

 目の前に幻の滝が出現した。なめ滝の連続だ。沢登りにはよいかもしれない。少し登ると岩稜になる。快適に登る。小林さんはいやだったようだ。途中から広告を切って、目印に置いてある。このルートに来た人もいるのかと感無量だ。あけぼのつつじ、こぶしの花が目を楽しませてくれる。でも、長い行程だ。標高差1000mの登りは、皆を疲れさすのに充分であった。

 頂上は広く、眺めもよい。ブナの大木もあったようだ。11:20 山頂着。帰りに西山を経由することにする。分岐が分からず、ブッシュ帯に突込んでしまった。尾野リーダーのヤブこぎに救われて無事尾根に出る。つるとスズ竹の中を横断するのは、ほんとうに疲れる。

 西山には、楠勝山の会の標識があった。折宇谷山がはるか高くそびえている。あとは下山のみで、無事中内集落へ着いた(15:10)。おじさんが大きなノコで杉の丸太を縦引きして柱を作っていた。こちらの質問に快く答えてくれて、ついでにみなでおじさんと記念撮影した。もみじ川温泉でビールを飲むと、心よい疲労感がおそって来た。久々によく歩いた山行だった。 片岡

平家平の地図
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