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伊吹山(1377m)

1995.6.24


前日に(L)から予定変更の連絡があり、早朝4時発の日帰り山行となる。

4人のドライバーが交代で運転する一方で、後部座席で仮眠をとる。

高速に入ってからもどんよりとしていて、伊吹山も山容を現わさない。

3合目まで車で行く予定が、一般車両進入禁止の札を目の当たりにし、そこへ駐車してゴンドラへと向かう。

2時間弱で頂上へ到着。霧の中、花の散歩道(グンナイフウロなど)に足をとられながらも立派な一等三角点を見つける。が、景行記に現れる日本武尊の石像は貧弱だった。

下りにさしかかるとガスも晴れ、琵琶湖を眺め、登ってくる人と声を交わす。幅広い層の人々に親しまれているのを感じさせられる。

大震災の爪痕の残る風景を通り過ぎ、有馬温泉で一汗拭い、淡路島経由で帰途につく。

実りの多い一日となったのは、一重に計画がしっかりしていて移動時間を抑えられたからであろう。今後の県外山行にも期待を寄せつつ・・・(中野)