神山から入り、大釜の滝を見て少し行くと、その山はぽっこりとしたかわいい頭を現した。
沢の音を聞きながら杉林(途中自然林もある)の中へ。リスに会い、ごく新しそうな鹿の糞を多く見かけたが、鳥の鳴き声は聞こえなかった。
幾つかの朽ちかけた丸太橋のスリルを味わいながら1時間ほど行くと、落差3m(?)の名もない滝。豊かな水はどこからくるのだろう。その後30分まではのどかな山行だった。
そして残りの1時間(30分くらいと思っていたのだが)は、別の面白さを味わった。
それは自然のフィールドアスレチック。少々ハードでちょっぴり痛い。バラあり、笹あり、木の根っこや枝に掴まりながらの登り(下りは少し苦労)あり。
杉の幹がぽっきり折れる、というミステリーもあった。
P.S.尾野氏の行きたがる山に○○がある可能性大。ヒント:彼の手の甲をよく見るとわかる。(明本)