徳島・森に親しむのページ

吉野川河口および沿岸域の保全に関する市民検討会
第1回『 干潟塾 』

  線 戻る
   とくしま自然観察の会では,吉野川河口及び沿岸域の環境保全については,かねてより公的権限を有する第三者検討機関を設置する必要があることを訴えてきました。

 この検討機関は,行政や漁業の関係者,あるいは土木や生態学などの専門家だけではなく,河口及び沿岸域の自然環境と日常生活や観察会などを通して様々なかかわりを持っている人々など,一般市民を含めた幅広い層の人々によって構成されるべきものであると考えています。

 1月30日(日)に開催されたシンポジウム「伝えたい!豊かな吉野川河口干潟」においても住民意識の高まりが地域の自然環境保全について,非常に大きな力を持っているかということがあらためて示されました。

 今回皆様に呼びかける市民検討会『干潟塾』は,科学的なデータとその理解を中心に吉野川河口及び沿岸域の今後について将来の検討機関設立をも見据えながら,合理的で冷静な議論を積み重ねることにより,検討機関設立の基盤ともなるべき住民意識の高揚を図るとともに,その方策を探っていこうとするものです。

 第1回は東京大学大学院の清野先生をお迎えして,河口及び沿岸域の環境保全に関するお考えをおうかがいし,さらに,そのお話を踏まえながら河口及び沿岸域の環境保全や今後のありかたについてディスカッションしたいと考えています。

多くの方々のご参加をお待ちしています。


■と き:2005年3月14日(月)午後6時30分〜8時30分

■ところ:徳島県立総合福祉センター4階・視聴覚室
    (徳島市中昭和町1丁目2)

※参加無料!

☆ 講 師:清野聡子氏  東京大学大学院助手。

☆ 清野聡子氏プロフィール
☆   東京大学大学院助手
☆   専門:沿岸・海岸・河川の環境保全学。水生生物学。環境計画。

 特に希少生物の生息地保全の環境計画を対象としている。

 カブトガニの生息環境保全の研究がきっかけで、生物学・土木工学・社会システムの分野横断的な保全学に進むこととなった。

 水生生物学をベースに、沿岸・河川管理、人為による環境変遷、地域社会学的領域も研究を行っている。 

 自治体や国の各種専門委員会、技術検討会議、環境政策・環境技術の研究会に、環境分野の専門家として参加、計画作成や提言を行う。

 環境政策に関して、学会誌の編集、学会シンポのオーガナイザーを行う。

 また、自然・環境番組の企画・監修、博物館展示の企画・監修、自然観察会の開催など幅広い分野で活躍している。

  動く線
【企画:製作】徳島・森に親しむ会 事務局 問合せ
Tokushima Morinishitashimukai All Rights Reserved
*LINK FREE*