誰にでもシャボン玉を作って遊んだ記憶はあるでしょう。また、子供ができると、何回かは遊ばせます。私の子供もシャボン玉ができる年になった時に、祖父母などから「シャボン玉セット」というものを買ってもらって遊んでいました。
大量の誤飲を防ぐ為に、1容器の容量を30ml以内と規制されていますが、シャボン玉が出来るには、界面活性剤が最低2%〜3%が必要です。大事故につながる心配はないと思われますが、毒性があることには変わりありません。つまり、市販のシャボン玉液は界面活性剤と増粘剤なのです。使用している界面活性剤は一般的にはシャンプーの原料と同類のものが多いようです。
また、小・中学校の実験や、町おこし・村おこしなどでシャボン玉が行われる場合は、原材料は台所用洗剤で、こちらは市販品と比較するともっと危険です。
文部省・厚生省は合成洗剤によるシャボン玉遊びに警鐘を鳴らしているのに対し、肝心の通産省は企業に対して合成洗剤のシャボン玉づくりを認めています。
子供に安全にシャボン玉遊びをさせてあげたいなら、シャボン玉液は自分で作るより他はありません。作り方は次のとおりです。