菓 子


 菓子は甘味が不足していた昔、おいしいもの、栄養を補給するものとして考案されました。ところが、現在の菓子は違います。様々な風味で味付けし、油まみれの菓子がほとんどです。じゃがいもを油で揚げた菓子などは、30%以上が油でできています。

 添加物も多いので、複合して摂取するとどういう害が現れるか、解明し尽くすことは不可能です。そして現在の菓子の1番の害は、主食と同等以上の割合で、菓子からエネルギーを補給する場合があることです。

 結果として栄養の偏りは肥満、成人病、子どもの成人病などを引き起しています。親は”つい”という言葉を隠れみのに、菓子を買っています。ほんのちょっとした工夫で、健康を守れることを知らないのです。

 菓子の代わりには何を与えればよいでしょうか。糖分は多いのですが、果物の方が、まだましです。また、何かを食べ物を欲しがったら、食事をさせましょう。おにぎりやもちなどは腹持ちがよくていいのですが、めんどうならごはんだけでもかまわないでしょう。

 どうしても菓子を欲しがる場合は、ハンバーグ、カレー、スパゲティ、麺類などを与えるのもよいでしょう。とにかく菓子漬けの毎日から脱却することが重要です。

 ここで1つ問題があります。こういった代替え品は菓子よりも費用がかかるということです。しかし、寿命を縮めるたり、将来に多額の治療費を要するよりはよりはましでしょう。食事は徐々にカロリーを減らしていったり、塩分量を減らしていくこともできます。菓子は買わない、もらっても食べないということを徹底しましょう。

ライフスタイルアドバイス
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