ゆずりは  2022年   [戻る]
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【伊予富士】2022.1.8

■コースタイム
藍住6:00──(伊予西条IC下車)──寒風山登山口P9:40──10:40桑瀬──11:55鞍部──12:40伊予富士──13:15鞍部(昼食)13:40──14:25桑瀬──15:20寒風山登山口P──18:45藍住
■感想
雪を期待して、愛媛県の伊予富士へ。風は静穏で、桑瀬まで1月にしては随分暑い。フリースすら暑かった。雪は、登山道上には残るものの少ない。桑瀬以降では、少しずつ雪山の様相となる。山頂手前の急登では滑り易かったものの、ノーアイゼンで登頂できた。帰りはアイゼンを装着し、伊予富士山頂直下のコルで食事を済ませ、ほとんどがアイゼンを外す。雪は少なかったものの、快晴で遠望が利き、遠くまでくっきりと展望が効いた。快晴展望が効くと気分が良く、メンバー各々賑やかな山行だったと思う。(近藤)
   

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【高松・峰山三山】2022.1.16

■感想
栗林公園の西に、峰山公園を囲む山が三座(紫雲山、浄願寺山、石清尾山)ある。香川の低山は、うどんとセットで冬に行くのが最適だろう。意外と登った経験者は少ない。栗林トンネルを北に抜けて、栗林山荘前を通り、峰山公園第3駐車場に着く。公衆トイレ前の広い駐車場に駐車。まず南に向かう。切通越に下って、浄願寺山に登る。三角点を確認し、立派な看板と共に写真を撮る。樹林に囲まれて展望は無い。戻って、203m標高点を通過して、切通越から西斜面をトラバース気味に林道を北上し、西尾根から石清尾山に登る。3階建ての立派な展望台があり、小豆島など瀬戸内海の展望が北側に見える。古墳、キャンプ場、遊具などあり家族連れが多い。東尾根を下って宮脇町内を歩き、JR脇の北尾根から紫雲山に登る。展望のない稜線を行き、小鳥の泉から西に下り登り返すと石棺の古墳がある。石積を越えて道路に出て、古墳の横を通って駐車場に帰着した。(天野)

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【三嶺】2022.1.26

■コースタイム
いやしの温泉郷7:33──9:17廃屋──10:15ピーク1578m──11:31三嶺ヒュッテ──11:55三嶺──12:18三嶺ヒュッテ12:48──13:36ピーク1578m──15:15いやしの温泉郷
■感想
大寒過ぎの三嶺。アプローチは大歩危経由。2日前の雨のおかげか、道路は雪も氷もなくチェーン不要。序盤雪なし。モノレールの下を2回くぐったあたりから雪が出始め、滑りながら登るがすぐに諦めてアイゼンを付ける。雪は締まり気味でよく刃がささる。徐々に雪は増えるが1578mピークから北西に伸びる尾根に乗ると一時減り、1578m先の急登をこなしてから、緩い斜面で激増。場所により膝まで埋まる。前の休日分かと思われる足跡もある。景色は霧っぽいが、樹の少ない緩斜面の雪景色はおかげで風情がある。風が少しうるさい。1791mピークから少し下り、最後の登りは左手の急斜面に気を付けながら、視界の効きにくい雲の中を登り三嶺ヒュッテに至る。ヒュッテに荷物をデポして山頂に向かう途中、単独の50Lザックを背負ってスノーシューをはいた高知の男性に会う。丸石から撮影しながら縦走してきて、今日で三日目だそう。ツェルトと白髪小屋で各一拍、とても慣れた人だった。山頂はもちろんガスで展望効かず、雰囲気だけ堪能。ヒュッテでゆっくりご飯を食べて下山。途中1791mピークで振り向くと、三嶺方向のガスが一部とれて、白くなった木々が見られた。(小田桐)
   

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【県連冬山登山教室 剣山】2022.2.11

■感想
総勢11名が参加。西島まで尾根を登る。先行者は1人。トレースがあるのでありがたいが、踏み外すとずぼり。途中、スノーシューを履いた、たぶん私より年上の男性がスタスタと追い抜いて行かれた。早い。西島にはテントが2張り。風も少なく、頂上は−3℃の暖かさ。曇った時もあったが好天気。頂上からは一の森方面へ、ワカンを履いて下る。トレース無しで青空と雪と戯れ楽しんだ。一の森へはゆっくり歩いたので途中までで戻った。(島)
 

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【三嶺】2022.2.11

■コースタイム
駐車場6:54──7:00登山口──8:35旧造林小屋──11:041791m──11:29小屋上──12:00三嶺頂上──12:40小屋13:45──15:30旧造林小屋──16:30駐車場
■感想
念願の雪の三嶺に行ってきた。今週、祖谷辺りはあまり雪が降らなかったのか、心配していた道路に雪なし。いやしの温泉郷手前は少し凍結、駐車場はドライ。駐車場には2台。1台はまだ車の中に人がいる。ゆっくり準備して7時ちょっと前に出発しようとしていたらもう1台来た。旧造林小屋辺りまで雪は少なく、先行者のトレースもあり楽に登れる。1300mから雪が柔らかく少し深くなり、時々滑るが、アイゼンを付けたのは1500m辺り。1人はスノーシュー。装着しているうちに駐車場にいた男性1人が先に行くが、少し先でワカンに付け替えていた。1791m手前の開けた所は踏み跡なく、歩くと膝上までズボズボ。そこから白い塔の丸、赤帽子がきれいに見える。太郎、次郎の上の方は雲をかぶっていた。そこから一旦下ってからの登りは、踏み跡を辿るとはいえ、一歩一歩やや雪に沈むので息が切れる。小屋の上の稜線を辿って白い頂上へ。たまに青空。風は殆どなく太陽がのぞくと暖かい。池もなかったかのようにその辺全部真っ白。小屋付近で2人、小屋の中に3人。アイゼン付けたままの若い男性と、1人で来たのかワカンを付けた女性。昼食済ませてから頂上へ登って行った。(越智)
 

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【寒峰】2022.2.12

■コースタイム
8:15駐車スペース――8:31住吉神社――11:30三角点1415m――13:00(〜13:39)寒峰山頂――14:31三角点1415m――15:50住吉神社――16:04駐車スペース
■感想
雪山の記録が少ないけども、山の名前と雪の多い矢筈の近くなので行ってみた。住吉神社1km手前、山の北側に入ってから雪が増えたので路肩に駐車。神社からしばらくは雪のほとんどない斜面だが、登山道に林道が交差していて、なんとなく進んでたらしっかり迷った。目の前には鋭い谷。右往左往して、登山口まで戻りそうになりながら登山道に復帰。上の登山口までたどり着くと、そこからは迷わない。尾根中腹を横切る細い道を経て、尾根に乗ると雪が増え、ひざ丈程度の雪を踏みながら進む。尾根上風もなく、樹林帯の雪歩きが気分良い。木が綺麗な西寒峰東側の斜面は雪が多く、それを越えると最後の登り手前の広場にでる。一気に青い空が広がり、人と動物のトレースが残る雪原から山頂らしきものが見える。鼻歌交じりの隊員やバテ気味の隊員もいて、漫画のようで愉快。モッツァレラチーズのような雪の塊なんか見て、何度か偽ピークに騙されてから山頂に到達。所々雪薄い風景だが、快晴で展望抜群。風を避けて昼食をとって下山。下りはアイゼンつけたけど、無くても問題なさそうだった。(小田桐)
   

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【赤帽子】2022.2.26

■コースタイム
文化の森6:00――8:20中尾山スキー場8:50――12:15赤帽子山――15:05駐車場
■感想
無風快晴。ほぼ貸し切り。下山していたらつぼ足の男性がひーこら登ってきた。私たちも登りの途中、1481mを巻くトラバースでズボズボ入り出したので、ワカンを履いた。この頃、大昔のライケルの革靴が重たく感じる上にワカンはかなりハード。片足1.5キロ弱。頂上では遮るものも無く、天上は抜けるような青色。昨日のトレースがあり、少し助かった。下りは1488mを通過して尾根を4〜500m歩いた。ワカンは脱ぎたいが、つぼ足の跡見たらかなりズボリとしていたので、しばらくがまん。雪は今季もうちょっと。遊びたいがなかなか。(島)
 

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【剣山】2022.2.27

■コースタイム
見ノ越8:40──10:13西島──11:04頂上ヒュッテ──11:41剣山──12:13西島トラバース入口──12:38剣山──14:11見ノ越
■感想
もしかしたら四国内は雪山最後かも、という気分で実施。アクセスは、チェーンで問題なく見ノ越まで。神社から入山して間もなく、西島までの通常の登山道ではなく、トレースのついていた尾根伝いになんとなく進む。剣山らしくない傾斜の強さでしんどいが、雪原や丸笹〜赤帽子の展望場所が多く、残った骨組み、西島横の廃墟等、剣山の別の顔が見られた。西島からは通常ルートで行くが、予報よりは風が弱く天気は良い。周辺の山も山頂あたりは雪でしっかり覆われている。山頂までは特に困難なく到達。鳥居はいくらか雪で埋まっているが多少かがむ程度。お昼を食べて、時間的に次郎岌は無理かもと思いつつ、とりあえず次郎岌方面まで降りて行くが時間的にやはり無理。帰りに西島までのトラバースルート使えないか偵察にいくが、トレース薄く、雪が固めで奥の方の西島方面は雪深そう。潔く諦める。別次元から来たような白い次郎岌や、周辺の山頂を見ながら剣山に登り返した。西島から下の道は滑り下りたり、滑落ごっこしながら下った。(小田桐)
   

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【阿佐尻山】2022.3.20

■コースタイム
藍住6:30――9:15堀切峠――12:00阿佐尻山――14:30堀切峠――17:40藍住
■感想
藍住では晴れていたが、高速を西進するに従って雲がかかってきた、天気を心配しながら目的地に向かう。堀切峠に到着するとすでに5〜6台の車あり、また1組の車がやってきた。登頂を開始、杉の落ち葉の中を進むが踏み跡が薄く迷う場面もあり、しばらく進むとだんだんこう配がきつくなる。その上昨夜の雨の影響で地面は滑りやすく、幹とか小枝をつかみながら上を目指すが、何度も足を取られた。大小さまざまな石のあるpathでは苔むした景観になり、苔の上を残雪がカバーしており 緑と白の模様が美しい。雰囲気の良い岩道を苔とわずかな残雪で光る林の中のを進む。所々に福寿花が散見される場所まできた。1000m辺りかな、林道と交差する場所の窪地に福寿草の群落が現れる(ここまで車が入って来られる林道があるのかと驚く)。そこには先着の高知から来たと言う女性グループにお出くわした。その方は毎年来ているとの事で、後しばらくするとこの辺は一面に福寿草で覆われるとの事。女性たちは”かわいい”を連発。retty,cute,beautifulだな。福寿花の鑑賞で時間を費やしたため、阿佐尻山頂へは12時前に到着。広瀬山行は断念し昼食とする。快晴の空に360度四国山脈に囲まれ、日光に映えて美しい。特に牛の背の山容は格別。山頂部には残雪の白、その周りに枯草の黄色、霧氷で光り輝く木々との文様が青空に浮き上がっていた。その奥にも残雪の残る山並みが淡く、白く背景を作っている。風もなく穏やかな太陽の下、ゆっくり昼食。下山途中、登頂時に来た道を尾根伝いに下山するグループと、林道を下山するグループに分かれて下山。帰路、時間があったので祖谷美人食堂にて祖谷そばを食す。小便小僧ならぬ小便狸に心がなごむ。(野田)
   

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【神賀山〜中都山】2022.4.3

■コースタイム
9:15駐車場――9:25神賀神社――9:55神賀山――11:45中都山12:25――13:50神賀山――14:10神賀神社――14:25駐車場
■感想
南国ICを降り、香美市の道の駅「美良布」で休憩をとって、そこから約1時間狭い山道を走り、やっとたどり着いた広場に車を停めてから神賀神社に向かって歩き出す。神社では、地元の人が数人お祭りの準備をしていて、4WDじゃないと登りにくい山の中なのに、きれいに手入れされていて清々しい気持ちになり、山に向かって歩き出した。少し林道を歩いたら山に取り付き、急登を登ると30分で神賀山。そこから中都山に向かって歩き出すと、途中に“ワスレ石”があり、登って展望を楽しんだ。テープはあるものの少々わかりにくく、あっちかな?こっちかな?と道を探しながら進んだところで祠にたどり着いた。ここが中都山だということだけど、標識は見当たらず。そこから三角点を目指そうとしたが、道が不明瞭でテープも見当たらず。探し回ったけどそこから引き返すことに。天気は良く、眺望は白髪山や天狗塚などがよく見え、楽しい山行でした。(張)
 

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【三嶺南斜面の巨樹探し】2022.4.16

■感想
巨樹探し(調査)に同行ささていただきました。許可を得て、名頃の登山口からさらに林道終点まで車で入り、トチノキの巨樹とその根元の山神様にご挨拶してから入山。標高1300m〜1500mに自生する巨樹を、探しては計測し位置を記録しました。太さ3m超、4m超のミズナラ、ツガ、ブナ。意外にも、天然のヒノキもたくさんありました。山の斜面を歩きまわり、木に登ったり、木の皮を齧ったり、ヒガラ、ゴジュウカラ、オオルリなど鳥の声もたくさん聞かことができ、登山ではなく山歩きの魅力を満喫しました。日差しは暖かでしたが、風はとても冷たかったです。名頃の駐車場には、県外ナンバーを含む10台位。今日は鹿の姿も声もありませんでした。(越智)
 

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【三嶺】2022.4.17

■コースタイム(A)
名頃7:25――8:55林道終点東屋――9:40四ツ小屋谷川――11:35白髪小屋11:55――14:10三嶺山頂14:20――15:35ダケモミの丘――17:00名頃
■感想
<Aコース>
5時神山集合。川井峠で、西の空の快晴を確認。見ノ越で、新築トイレの閉鎖中を確認。国道439号沿いは、まだ桜が楽しめた。7時名頃駐車場。車10台ほど。公衆トイレは、幸にオープン。鉄塔工事中で、少し奥になった登山口から尾根に取り付く。林道に出ると、尾根から離れ林道の終点まで。東屋から南へ急降下して、荒れた四ツ小屋谷を渡る。向かいの尾根に取り付くと急登。藪はない。白髪小屋の横に出る。南側から三嶺を見ると、三つの嶺がありその名のとおり。笹の緑が美しい。縦走路をカヤハゲまで行くと、名のとおり草木が少ない。シカ食害。Bコースから電話あるが、あと1時間はかかるのでお先にどうぞ。仰ぎ見る目の前には、大岩と三嶺頂上が迫る。鎖場の超急登をこなすとやっと頂上。ずっと続く快晴が石鎚方面まで展望を開く。冬枯れから若草色に変わる植生が目を潤した。(天野)
<Bコース>
あすなろB班、男四人組、内、後期高齢者2人ということで、名頃からの標準コースで三嶺をピストンしました。A班より2時間遅い、9時に駐車場をスタート。順調に上がり、12時20分に山頂に到着した。A班はまだ見えない。双眼鏡などで探すと、カヤハゲ付近までは来ているようだ。合流をあきらめ13時20分に下り始めた。避難小屋前の池のほとりには雪渓が残っていた。ダケモミの丘周辺で、シカ対策のネットが数カ所破れていた。応急修理をしたが、ちゃんとした対策が必要である。下りで以前、道迷い者が出た1580m付近で鋭角に曲がる所を直進し、三角点1544.4mを確認した。15時42分に駐車場に到着した。(上田)


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【海川谷東俣遡下降】2022.4.17

■コースタイム
8:42鰻轟山登山口――10:29海川谷東俣支流入口――11:36廃屋前11:56――13:17稜線――14:24鰻轟山登山口
■感想
鰻轟山登山口に40分遅れて到着。沢の下降点は登山口からすぐ。傾斜は緩くたやすい。ズルズルと5分も下れば水が出てくる。なぜかピンクテープが沢を降りている。滝やゴルジュの様な地形はほとんどないのでたやすい。通常は見せ場となる場所は少しはあるが、ここの谷の見どころは、まるで海部川を小型にしたような蛇行する緩やかな流れ。新緑に囲まれて素晴らしく気分が良い。下降終盤で、深い釜の小滝が出てくる。ストックを一番長くしても釜の底に届かない。この沢唯一の高巻きで、踏み跡がある。下降は2時間足らずで完了。遡行予定の、名称不明の海川谷東俣の支流に入る。基本同じような風景だけども、流域面積が大きいせいか水量が多い。中盤以降は人工林が増える。小さい巻きはあるが、こちらも遡行自体はたやすく、風景は穏やかで気楽。昼近く、一層周囲が開けて、中洲状の場所にピンクの花をつけた木が一本見えた。種類はわからないがサクラっぽい。そこでお昼にしようと近づくと、左岸側に廃屋が3棟出てくる。家の外には、川への石段や風呂らしきものもある。もしかしたらこの桜は、住んでいたか山の仕事で滞在していた人が植えたものかと想像する。けなげに毎年花を咲かせるサクラに、タイミングよく居合わせたってとこかもしれない。名残り惜しい場所だ。そこからは沢は狭くなり、一部滑り台滝やナメ床も見れる。終盤になって、やっと滝っぽいものも出てくるが、水が少ない。滝場はすぐに終わり詰めとなる。久々にちゃんとした詰めでしんどい。谷から少し離れたりしながら獣っぽく登る。稜線到達後は、鰻轟山に寄ってさっさと帰る。鰻轟山を過ぎてからのトラバース道はザレが多く、ところどころ登山道崩壊気味。案内は豊富にあるが、通常登山でも注意が必要なルートに見えた。今回は、いわゆる沢登りの雰囲気は無いが、個人的な満足感は高い。この辺りの沢歩きルートはまだいろいろありそうだ。(小田桐)
   

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【西赤石山】2022.5.1

■コースタイム
日浦登山口8:40――10:40銅山峰――12:10西赤石山――12:40兜岩――13:30西赤石山――16:30日浦登山口
■感想
朝6時に藍住町の駐車場に集合した時は曇り空の天気で怪しかったですが、全員揃って出発。新居浜インターを降り、どんどん山道を登り、日浦登山口に到着。駐車場は満車で、路肩になんとか駐車できました。登山スタートして、雨が降りそうで降らなくて、いろんな別子銅山の産業遺跡を巡りながらゆっくりと銅山峰まで登りました。銅山峰からお目当てのアケボノツツジがちらほらと咲きだして、頂上に近づくにつれて満開になり、みんな喜んでいました。頂上に着いて少しお昼休憩をした後、兜岩に向かいました。足元がぬかるんで滑りやすく戸惑いましたが、兜岩から見る景色は絶景でした。帰る時間には天気も良くなって、素敵な眺望が拝め、別ルートから日浦登山口まで帰りました。(木村)
   

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【次郎笈】2022.5.3

■コースタイム
見ノ越8:40――10:10次郎笈峠――11:05丸石林道分岐――11:50奥槍戸の家13:00――13:50東の肩――14:10次郎笈――15:45見ノ越
■感想
朝8時に見ノ越駐車場に着きましたが、快晴の天気もあって、第一、第二駐車場はもう満車状態です。仕方なしに路上駐車して、登山口から出発。次郎笈まではよく行きますが、今回のお目当ては、奥槍戸山の家のオムカレー。丸石の分岐から、スーパー林道に降りていくルートをとりました。山の家はライダーたちで大賑わい、40分ぐらい待たされました。お腹も満たされて、山の家の横の登山口から出発。最初はゆるやかな登りで、徐々に高度を上げ、次郎笈の南東尾根にさしかかり右手に剣山と一の森を眺める事ができました。東の肩から最後の20分がきつかったです。剣山スーパー林道歩きは2キロ、30分でした。(木村)


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【地図読み三ツ石山】2022.5.5

■コースタイム
登山口7:30頃――9:00頃三ツ石山山頂――10:15登山口
■感想
鳴門の大毛島にある低山で、地図読みの勉強をしました。通常であれば2時間ちょっとで往復できる山ですが、小さい山がいくつかつながっているような場所で、藪っぽさもあり、間違えやすい登路です。今回は、地形図に書いてある等高線パターンに注意しながら現在地把握を繰り返す、ストイックな山行となりました。尾根や谷の向き、尾根や谷の形状・傾斜、尾根や谷それぞれの配置、ピークやコルのような特徴的な地形、地形図に書いていないピーク・コルなどを確認。次回開催はあるのか…?。(小田桐)


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【三傍示山〜笹ヶ峰】2022.5.7

■コースタイム
藍住7:00─―9:20駐車場所9:30─―9:56三傍示山登山口─―11:11笹ヶ峰分岐─―11:18三傍示山11:26─―12:26笹ヶ峰13:07─―14:06三傍示山分岐─―15:02登山口─―15:28駐車場所
■感想
国道32号線の道の駅大歩危手前で、野鹿池山の案内板に従って右折。藤川谷沿いの道を、野鹿池山方面には曲がらずに直進。登山口まで車では入れなくなっているので、県境手前の広くなっている場所に駐車。登山口には立派な案内板があった。三傍示山までは、結構な急騰が続く。それでも1時間20分ほどで山頂へ。展望はない。 笹ヶ峰まではほぼ下りだが、カガマシ山や三ッ足山への眺望が開けている場所もあり、何より一面のミヤマハコベの花に癒される。笹ヶ峰は、参勤交代時の土佐藩領最後の休憩所。立派な県境標もあった。(内藤)
   

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【新九郎山、不入山、次郎笈】2022.5.15

■コースタイム
登山口7:49──9:06新九郎山──10:31不入山──11:32登山口11:42──12:45次郎笈13:04──13:53登山口
■感想
新九郎山〜不入山は、鳥を見たりしながらゆっくり歩いてきました。ミツバツツジが咲いてましたが、まだ殆ど蕾の木もありました。新九郎山は、1646mの分岐からテープはそこそこあるけど、踏み跡は不明瞭。わりとなだらかでどこでも歩けるので、行きも帰りも蛇行してしまいました。不入山へは、ほぼフラットで楽ちん。槍戸山、一の森、剣山、次郎、三嶺への縦走路がきれいに見えました。下山後、オムカレーを食べようと思っていましたが、昼頃は山の家もライダーや登山者で混んでいました。アプローチが長いのに、この2つの山だけだとあまりにもったいないので、次郎笈にも登りました。こちらは、道がしっかりしていて歩きやすかったです。登山者も多いようで、登りも下りも数名とすれ違いました。下山する頃、パラパラと雨が降り始めました。あとは、山の家で静かにオムカレーをいただき帰りました。(越智)

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【四ツ小屋谷】2022.5.15

■コースタイム
名頃7:54──8:24林道──8:48林道終点──9:14四ツ小屋〜9:37──12:09カヤハゲ北のコル12:29──13:15三嶺──13:27避難小屋13:42──15:16名頃
■感想
新緑が綺麗な登山道を、四ツ小屋谷まで歩く。谷には釣り師一人、自分たちが下りてきた場所に道があるか尋ねてきた。釣り師はいつの間にかいなくなった。雨続きのため水量は多いが、遡行に問題なし。基本ゴーロ歩きではあるが、1200m強あたりの二股を右に入って、大岩間の4+3m滝を越えると、ゴーロの先に家程の巨岩が挟まった滝が出てくる。ナメ、釜、7m滝と続くが、ここは登れる。続いて長さ200m程度、高さ20〜30m程度のナメっぽい連瀑が続く。明るくて、この沢の大きな見どころ。主に右岸を中心に苔が多く、場所により非常に規模が大きい。標高1400m付近、カヤハゲ北のコルへ向かう流れに入ると、7本くらい、5m前後の滝が続きちょっと苦労する。最後は谷が荒れてくるので、谷を避けて尾根を乗り継ぎ、谷から離れすぎずコルへ向かう。稜線のコルは、次郎岌から剣山、丸笹、塔丸が並んで見えて気分が良い。意外と疲れる三嶺までの登りをこなす。四ツ小屋本流を遡行した場合、三嶺への直登ルートとなるが、厳しすぎる急なガレが見える。避難小屋から名頃までは、三嶺の自然を守る会の活動状況を聞きながら下山。(小田桐)
   

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【おおつく谷〜南高城山〜高城山〜ファガスの森】2022.5.22

■コースタイム
神山道の駅6:30──7:35おおつく谷P7:50──登山口720m7:55──8:47鉄塔No.31──11:00南高城11:40──11:52高城山登山口──12:23高城山12:33──14:00ファガスの森──15:30神山道の駅
■感想
崩れそうな斜面をたどると、細い岩と低木の尾根道となる。左の急斜面は杉林。右はブナやヒメシャラの自然林。新緑がきれい。尾根は広くなってくる。熊のカメラ跡?を過ぎて、大岩のある1468m。岩の上で記念撮影。しばらくして鉄塔があり、15分くらいで南高城山。人はたくさんいるものの、いつもの真っ白なシロヤシオが見えない。下の方の花も無いと聞いたが、縁がうっすらピンクの花も数輪あったと後で聞く。去年は探さなくてもたくさんあった。シロヤシオもシャクナゲもかなりの裏年のよう。雲早・高丸方面を見ながら昼食にする。ゆっくり昼食をいただいて、高城山へ。大勢の人がいる。急な下りをゆっくりと下りるとシャクナゲもいくつか咲いている。崩壊地の地図記号と現場とを確認しながら、ゆっくりファガスまで歩く。青空が広く、まぶしい新緑に心和ませられるおおつく谷からの山歩き。また来たい。(島)
   

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【面河渓から石鎚山】2022.5.28-29

■コースタイム
5/28 土小屋10:28──13:23金山谷出合──15:44面河渓谷本流──16:471つ目の堰堤上テン場(標高880mあたり)
5/29 テン場発6:55──9:23魚止めの滝──11:24ご来光の滝──13:18愛大小屋──15:12石鎚表参道合流──17:01土小屋
■感想
今回の面河渓山行は、30数年前にアメゴ釣りに来た沢です。今年の1月の寒峰を一緒に登ったメンバーで、その時に、計画するので行きましょうと約束した沢登りです。沢の途中・途中は覚えがある沢でした。滑るようなツルツルした石が多く、巻くことも多い沢でしたが、着実な沢登りを開始しました。しかし、30年前との違いは体力です。30年前は釣りしながら登れた沢ですが、滑る石が怖くて、お尻や膝をつきながらの大変な沢登りでした。特に、2日目はヘトヘトで、他のメンバーに遅れを取り、弥山の頂上に登ることなく時間超過での下山となりました。30年の年齢を重ねられて、再度この沢に来れたことに感謝です。そして、ご来光の滝を直下で眺めれたことは更によかったです。しかし、これからは、山行内容と、ご一緒するメンバーも考慮すべきと感じさせられました。(北山)
   

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【ニクブチ峠】2022.6.4

■コースタイム
見ノ越登山口8:22──一の森ヒュッテ10:12──ニクブチ峠11:59──一の森ヒュッテ13:48──14:30剣山──15:21見ノ越
■感想
昔からよく耳にしていて、行ってみたかったニクブチ峠に行ってきました。カヤノ丸まで登る予定でしたが、今回はニクブチ峠まで。快晴、日差しは暑いけど、微風は爽やかでした。登山口気温12度。西島までの登りが、思いの外しんどかった。一の森ヒュッテから富士の池への登山道を少し下った、ニクブチ峠への分岐(標識あり)から笹の中。シカ道か登山道か分かりにくい。鹿フンもびっしりとあり、臭いもキツい。笹の中を鹿が数頭群れて走っている姿を、行きも帰りも見た。樹林帯に入ると道はあいまいだが、所々テープあり、ほぼ下りの尾根筋を行く。ブナやツガ、モミなどの気持ちのいい林の中、鳥の声を聞きながら歩く。1330mのニクブチ峠の標識を確認して引き返した。帰りは一の森、剣山を経て下山。(越智)

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【八面山】2022.6.8

■コースタイム
P7:55──8:30廃屋──9:10渡渉──11:30奧大野分岐──11:50八面山12:00──12:55渡渉──14:50P
■感想
つるぎ町一宇・九藤中から、八面山に登った。貞光から438号を剣山方面へ。一宇役場を過ぎて、久薮へ行く赤い鳥居の十字路で左折して、1.5kmの十字路の脇に駐車。南に続く舗装した林道を400m行くと廃屋あり。モノレールのある橋を渡って100m行くと林道終点。ここから登山道に入る。モノレールが登山道に沿って、案内してくれる。九藤中川に沿って南東に行くと、廃屋のある開けた畑にでる。モノレールはここで終点。川と登山道は東に向きを変えて、杉植林の中、右岸沿いにゆるやかに高度を上げる。廃屋が1軒、もう1軒、その先で左岸に渡渉して、標高点772mの南50mの沢に降り立つ。ここから左の尾根に取り付くのが正常なルートだったのに、地形図の徒歩道のとおり沢筋を南東に登る。大きな岩石と倒木で歩きにくく、標高900mで左の小尾根に逃げて、1100mで更に左の緩い尾根に乗ると正常な登山道に合流した。八面神社を経て頂上を踏んで正常な登山道を下ると、標高点772mの南の渡渉点に下った。登りで沢筋がきつかったが、下りも同じ沢筋を降りたらかなりきつかっただろう。沢の途中で戻るよりも。正常な道まで登って、下りにそれを使ったのがよかった。(天野)
   

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【鎖谷川左俣】2022.6.9

■コースタイム
鎖谷川沿いの林道入口9:07──9:47鎖谷川H880m右俣と左俣出合い──11:08一つ目の大滝下──12:10二つ目の大滝上13:14──13:38H1200m二俣──15:30稜線15:45──17:07落合峠
■感想
5年前に遡下降した沢に、人数連れて再入渓。鎖谷川には取水堰堤があり、管理用の道が奥まで入っているので、入渓まではたやすい。序盤から滝が多く、懸垂付きの高巻き一回。いきなり核心の大滝2発で、一つ目は3段位の大滝20m。滝1つ越えてから左より高巻き、二つ目の大滝は5年前落ち口に引っかかっていた倒木が10m程落ちて、ますます滝が登りにくくなり迷うことなく左から高巻く。滝は大きな横に広い一枚岩にかかっており、一枚岩についている20cm程度の平らな場所をあみだくじのように縫い登り、最後は灌木を使って一番上に登り、絶壁を懸垂下降10m。地図上ではここまででまだ1/5しか進んでいないが、すでに入渓2時間経過。下山まで大きく遅れる見込み。休憩とりすぎて、下山さらに遅れる。H1200m二俣まではゴーロ歩きのため快調に飛ばす。そこからは、傾斜70度〜80度位の滝が連続し、二か所でロープ確保する。目の前に出てくると威圧感もあり、不安になる規模の滝もある。高度感あり、多少もろいがホールドは豊富なので直登可能。結構登攀的な要素が強いので、連れもいるせいか、5年前よりもシビアに感じる。H1450m付近からは時間の遅れもあり、まだ滝はあるものの沢筋の尾根、鹿道等も使い、楽に登れる場所を探りながら前烏帽子と寒峰間の稜線へ出る。予定より1.5時間遅れで落合峠へ到着。5年前、単独の時よりも2倍位時間がかかった。今回はロープ確保できるメンバーも2名いたが、やはりシビアな沢の団体行動は難しい。(小田桐)
   

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【石立山】2022.6.16

■コースタイム
べふ渓駐車場7:47──8:35竜頭谷渡渉──10:131472m──10:25群生地──10:43西峰10:57──11:04石立山頂上11:18──11:31日和田への分岐──12:10頃1392m──12:50頃1181m──13:53登山口──駐車場13:58
■感想
梅雨入りし、雨の降らない日と休みと花期が合う日は少ない。前日の昼休み、天気予報を見て行くことを決めた。平日なのでべふ渓駐車場には高知ナンバーが1台のみ。登りはしっとりと濡れていて、滑らないようやや気をつかう。梅雨入りして間もないので、増水しておらず、難なく渡渉。時々薄日差すが、ほぼ曇り。ガスって眺望なし。岩陵帯を抜けた西峰の少し手前が、イシダテクサタチバナの群生地。ちょうど見頃で、白い可憐な花でいっぱいだった。ミツバツツジの花もまだキレイなのもあった。捨身嶽の降口まで行くが、ガスで何も見えないので、今回は下りるのはやめた。その付近には、シコクハタザオが咲いていた。石立山頂上でガツガツ早喰いし、15分弱で下り始める。日和田への分岐あたりまで笹の道。膝から下はびしょ濡れになる。スパッツは持っていたが、少しの間と思って付けずにいたら結構濡れた。石灰岩がゴロゴロして歩き易いとは言えないが、少し晴れ間も見え、岩が乾いていたので楽しんで歩くことができた。ヤブウツギは終わりかけ、バイカウツギが見頃だった。ヤマツツジもきれいだった。(越智)
 

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【平家平〜冠山】2022.6.19

■コースタイム
藍住6:00──9:05高薮登山口9:15──11:20平家平──12:10冠山──13:00平家平──14:25高薮登山口
■感想
道の駅木の香より高知県道17号線。山道を通り、高薮登山口へ向かう。高薮登山口の手前2km弱は、過去の経験から未舗装で悪路と思っていたが、見違えるほどきれいに舗装されていた。天候は曇りがちで、好転に期待して高薮よりスタートする。登山道は良く踏まれ、登りばかりでなく傾斜が緩くなるリズム感があり登りやすい。クマザサ、落葉樹が豊かで、登山道は美しい。平家平山頂は、晴れていれば石鎚山系を眺めることができたかもしれないが、残念ながら曇りから好転せず、ガスで展望は得られなかった。冠山も同様。少し早めの昼食をとり、冠山へ向かう。時折雲の切れ間から雄大な笹原を眺めることができ、ご褒美をもらうことができた。平家平と冠山の区間は笹の薮い漕ぎと思っていたが、登山道付近は刈られていて歩きやすい稜線となっていた。冠山山頂は狭く、休憩には適当ではないかもしれない。梅雨の時期ではあるものの、雨には降られず、それなりの眺めもあり充実した山行だった。(近藤)
   

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【吉野川境谷】2022.6.26

■コースタイム
駐車スペース8:01──8:33入渓──12:01H700m林道12:22──12:50引き返し点──13:35H700m林道──14:59駐車スペース
■感想
県境歩きの市労山Tさんのお手伝いで、高知徳島県境の境谷(名前そのまんま)にはせ参じました。地形図等から見た限り、悪い場所はなさそう。境谷への入り口までは多少面倒で、吉野川に一度降りるような道筋で入渓。基本的にはゴーロ歩き、急かなだらかかの違いで、滝らしい滝は10本以下。所々、人間の活動跡が見られる。取水設備はもちろん、まだまだ使えそうな車は通過できない程度の橋やコンクリートブロックが出てくる。シュロの樹も散見。H700m付近で林道が合流。その先も遡行してみるが、時間、体力、谷の景観の変化もあまりなさそうなことetcのため林道まで戻って車に向かう。入渓時、奥に見えるのは吉野川。(小田桐)
   

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【県民登山教室・一の森】2022.7.2

■コースタイム
神山道の駅6:40──8:15富士の池──8:50林道登山口──10:05池のタオ11:55──12:25一の森ヒュッテ──12:55追分──13:38富士の池
■感想
池のタオから一の森へ。台風の影響で一日早めたため参加者は半減したが、良い天気でさすがに涼しい。富士の池までは鋪装はされているが、石や枝が多量に落ちていて予備タイヤがないと不安。林道を1キロくらい歩いて、コンパスを池のタオに合わせて登っていく。苔が出だして、大きな岩も。くぼみに池が出てきて稜線に出る。一の森縦走路へ向けて、コンパスを合わせて方向を定める。一の森の下部の笹原の草原に、50頭近くの鹿が行き交っている。鹿の道も縦横無尽に作られているのに納得。鹿にはびっくりだが、そこからの平家平方面や高丸方面がきれいに見える。青空と白い雲、緑に感嘆し、さぁ登ろうとまた元気をもらう。一の森ヒュッテの前で昼。天神丸は目の前。しばしの至福の時間を過ごす。ヒュッテの前にイブキトラノオがあった。ピークも踏まずいつもの道を下る。静かな涼しい山歩きだった。(島)
   

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【山犬嶽】2022.7.16

■コースタイム
駐車場9:10──9:56登山口──10:45東光寺──11:00山犬嶽──11:10東光寺11:40──12:25登山口──13:05駐車場
■感想
雨に似合う山犬嶽。ほんの少し濡れたがさほどたいしたことは無く、散策できた。下の駐車場に車を止めて、車道を2km歩く。上の駐車場は、登山口を過ぎて200m降りた所。いつも万杯のようで、歩いたほうが良い。苔は、雨に似合う。是非、雨の日に行ってみてください。足元のスリップは注意。水車のところのソバ屋は休業中みたい。軽めのハイキングを楽しみました。(片岡)
   

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【富士山】2022.7.17

■コースタイム
須走口五合目5:00──8:45富士山頂──10:30剣ケ峯──12:00須走下山口──15:30須走口五合目
■感想
何とか上手く行って良かったです。徳島を出て名古屋ぐらいから土砂降りになってきて、どうなる事やらと思いましたが、2日目、山頂手前9合目から奇跡的に天気が良くなってきて、本当に素晴らしい絶景を眺めることができました。今回の山行で思ったことですが、富士山登山なら空いている須走ルートがおすすめです。人は少ない分、小屋のサービスが良いです。また、寒さ対策が大切だと。冬用手袋と着替え。いろいろと勉強になりました。今回が2回目となりましたが、少しは体力的に楽に登れた気がしました。(木村)
   

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【剣山】2022.7.20

■感想
稀少種確認と鹿食害防止ネット補修に同行。剣山巡視員、元一の森管理人のUさんに同行し、一般には入れない所を花を探して歩いたり、ネット補修のお手伝いをしてきました。20数種類の花の名前や、もう鹿に食べられて無くなった花など教えていただくことができました。山を守ってくださる方がいて、私達は歩けるのだと実感しました。キレンゲショウマはまだつぼみ。ギンロバイはポツポツ咲いていました。行場の胎内くぐりも入ってみましたが、先は危なそうでしたので返ってきました。おまけに、どこの看板だったか、エゾハルゼミ君が時間を間違えて羽化したみたいです。(島)
   

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【次郎笈〜奥槍戸】2022.7.23

■コースタイム
神山道の駅6:30──8:10見ノ越8:30──9:15西島9:25──9:40大剣神社9:45──10:37次郎笈10:50──11:55奥槍戸山の家12:35──13:05丸石登山口──13:38稜線──14:20巻き道──15:20西島──15:50見ノ越
■感想
剣山は巻く。次郎笈から奥槍戸小屋まで、20数年ぶりに歩く。こんなにたくさんの巻き道があったか?!と思うほど。細い道で踏み外しそう。小屋は待つことなく、ゆったりとオムカレーいただく。40分歩きの林道で丸石登山口へ。緑の稜線が美しい。次郎笈を北、南、西から眺めることができた。良く晴れた土曜日。コロナがすごく増えたにもかかわらず、行動制限がないから県外からの車も多かった。でも、5月の連休ほどではない。30700歩あまり。剣を登っていたら、もっとヘトヘト。青い山を楽しんだ。(島)
   

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【大美谷川】2022.7.24

■コースタイム
大美谷川終了点付近P9:11──9:39大美谷川入渓点──10:20大滝10m(高巻き)11:05──13:15撤退したゴルジュ──13:39道路──13:45駐車スペース
■感想
夏向きの泳げる沢として気になっていた大美谷。私有地からの入渓ではあるものの、主は気が良く「沢登りか〜??」と道を教えてくれる。声の掛け方がネット上の記録と全く同じで驚く。ここ3〜4年は入渓者なしとのこと。沢はゴーロがほとんどなく、序盤から割としっかりした滝が続く。素直な滝は登るなり高巻くなりできるが、巨岩の連なる滝は縫うように登る必要があり、多少頭使う。ロープやお助け紐を頻繁に出し、速度低下を防ぐことはできたかもしれないが、ちょっと引っ張り上げすぎたかもしれない。どこの沢もそうかもしれないが、ザレッぽい場所はメンバーにより通過が恐そう。後半までしっかり濡れるような場面が続き、最後はゴルジュが通過できず、逃げれそうな尾根を使い道路に脱出。道路から撤退したゴルジュの上の状況を見ながら、ゴルジュが突破できればその先は余裕だった、とグダグダ言いながら車に戻る。この沢は比較的体力があって、岩登りが多少できる人が初めて沢を登るには良い。(小田桐)
   

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【県民登山教室・北八ヶ岳(東天狗)と蓼科山】2022.7.29-31

■コースタイム
7/29 鳴門5:25──8:36多賀──10:30恵那峡──12:05諏訪SA12:45──14:00桜平P14:20──夏沢鉱泉14:55──15:48オーレン小屋──17:05根石小屋
7/30 根石小屋6:10──6:20根石岳──6:55東天狗山頂──7:40根石小屋──8:15夏沢峠──8:45オーレン小屋──9:55桜平P──11:00ピラタスロープウェイ──12:30坪庭──13:10三ツ岳分岐──13:20北横岳ヒュッテ──13:35横岳──13:50北横岳──15:05亀甲池──15:55双子池ヒュッテ
7/31 双子池ヒュッテ6:35──7:25双子山──7:45大河原峠7:55──9:20蓼科山荘10:10──10:30蓼科山頂──12:50すずらん峠
■感想
7/29 コロナ第7波のまっただ中、参加者に大幅変更あり。天候も各地に線上降水帯が発生して、どこも不安定。とにかく8名、車2台で早朝徳島を出た。天気は良いが、山には雲がかかっている。金曜なので、駐車場の桜平中に置ける。そこから夏川鉱泉まで、ほぼ舗装路2km歩く。苔の森の中を登る。パラパラ降ってきた。下山者は雨にあったようだ。オーレン小屋を越えたら、雷の音も聞こえるようになった。樹林帯だから、そう怖がらなくて良いが、やはり山は怖い。雷の音が聞こえなくなった頃、森を抜けた。そこは高山植物の女王といわれるコマクサの群生地。すぐ横が根石岳山荘。
7/30 根石小屋から外へ出ると北アルプスが朝焼けしてる。南八ヶ岳も美しい。天候は良し。天狗までの道は、イブキジャコウソウ、ウスユキソウ、ミヤマウイキョウ、ヨツバシオガマ、コゴメグサなどたくさんの高山直物に出会った。根石小屋まで戻り、昨日回らなかった夏沢峠を経て戻ることにする。桜平の駐車場は満杯で、路駐も何台も。ロープウェイのレストランでの食事は、さぞ混んでいるだろうと思いきや、ガラガラで安心。坪庭付近は溶岩台地で、観光客も多い。横岳と北の横岳とを登る。そこからは笹と苔との森の中をひたすら下る。急なところも多い。飽きた頃、池が見える。亀甲池。思ったほど、道は整備できていないようで、双子池までも快適とは言えない、笹と岩の混じった下りだった。
7/31 双子山から大河原峠へは、胸まで笹がある。広々とした草原のようだ。どちらも近くまで道路が来ている。浅間山が東に見える。蓼科山荘に近づくにつれ、岩が出てくる。見えるのはお碗のような緑の蓼科山だが、上部は岩岩岩なのだ。山頂ヒュッテからも岩があって、案外どこからでも登れるから、上り下りと行き交っても不安はない。こんな山に来たことが無かった方はちょっと怖かったとのこと。何でこんな山なのか、不思議。ここだけ。気をつけながら下る。しばらくして、緩やかになり、ましにはなったが、岩は続く。さらに下ると笹原へ。大きな笹原とカラマツ、シラビソの森。四国にはさすがに無く、気持ちの良い3日間だった。(島)
   

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【砥石権現】2022.7.31

■コースタイム
神山8:00──9:10ファガスの森9:30──11:21砥石権現──11:40カマダキ山12:15──14:05ファガスの森
■感想
今日も、台風の影響で大気が不安定みたいだ。朝、2人が不参加になり、パソコンで雨雲を確認。なんか、砥石権現は避けているみたいに思えた。西の空は晴れている。コースも危ない所は無い。神山で他のメンバーに合流。濡れるの覚悟で出発。ファガスの森までの林道は、ロデオでした。ブナ林は気持ちよく、風も吹いて最高でした。景色も香川の五剣山、小豆島まで見えました。登山客は、岳人の森からでしたが10人以上に会いました。快適にブナ林を散策できる良いルートです。一度は行ってみてください。林道がネックですが、歩くの覚悟いけば、いろいろなルートで楽しめます。(片岡)
   

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【木曽駒ヶ岳】2022.8.11

■コースタイム
千畳敷駅7:20──8:20宝剣山荘──8:40宝剣岳10:00──10:40木曽駒ヶ岳頂上12:00──13:50千畳敷
■感想
前日よりの雨と12日から台風が近づいていることから考えて、急遽白馬をキャンセルして、同じ長野方面で日帰りできる山はないかと木曽駒にしました。この日は朝から晴天で山の日でもあり、駐車場はかなりの長い列ができていましたが、バスは増発して何とか8時までには登山口に到着できました。2度目でしたので、今回はゆっくりと満開の高山植物を見ながら、また、宝剣岳や木曽駒山頂では、のんびりボーっとした時間を楽しむことができました。次に行く事があったら、テント泊か、空木縦走がしてみたいです。(木村)
   

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【石堂山〜矢筈山】2022.8.19

■コースタイム
営林小屋跡の烏帽子登山口7:15──7:23石堂山登山口──8:53石堂山──9:02御塔石──10:25矢筈山10:45──12:20落合峠12:28──12:36営林小屋跡への登山口──13:50営林小屋跡
■感想
石堂山への道は踏み跡薄いが、尾根を行けば所々テープあり、地形図とYAMAPで現在地を確認しながら登った。石堂山では曇っていて風も強かった。矢筈山に登る途中から晴れてきて、剣山、次郎笈、三嶺、天狗塚、高城山も確認できた。落合峠から少し道路を下り、営林小屋跡への標識からはやや不明瞭な幅1mくらいの道をジグザグ辿る。その後、沢を何度か渡る。橋は壊れて渡れなかったり、渡れたり。予習して行ったのに、上を巻くべき所、迷った結果下へ。崩れそうな所にしがみつきながらトラバース、元の道に戻るのも、木の根っこにしがみつきながら這い上がった。上を巻くなら、水が流れている岩より上を巻くのだったのだろうか。もう一つの壊れた橋は下を巻くのが正解みたいだったが、上を巻いてもたいして危険ではなかった。落合峠はもうススキがきれい。フウロやオトメシャジンもたくさん見つけた。出会った登山者は落合峠から矢筈山へ向かう人1人のみ。山でアブやハチにたかられることなく歩けたのは久しぶりで快適だった。(越智)

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【天狗塚】2022.8.21

■コースタイム
神山7:00──9:15西山登山口9:30──10:17第一ピーク──11:17天狗峠──11:45天狗塚12:15──13:13天狗峠13:17──13:50第一ピーク──14:47登山口
■感想
見ノ越まで50km、西山登山口まで24km弱、癒しの温泉からの林道は舗装しているが、落石が多数あった。通行には支障なかった。天気は少々不安だったが、「天くら」にかけてみた。ガスがあったが雨は大丈夫みたいだった。高度が上がれば心地よい温度になった。牛の背と西熊山を見ながら快適に登る。シコクフウロ、オトメシャジン、アキノキリンソウ等を楽しみながら快適に登る。天狗塚で昼食を取りくつろぐ。眼下に鹿の大群が現れた。30頭は、いたと思う。昼食後、池まで滑りながら行ってみるが水が少なく、逆さ天狗は見られなかった。巻き道を通って下山した。(片岡)
 

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【鞍瀬渓谷相名谷】2022.8.25

■コースタイム
行動開始9:41──9:45入渓──10:54左岸大岩壁──12:05-13:10休憩──14:40遡行終了点──14:55駐車スペース
■感想
過去に一度遡行している、愛媛の堂ヶ森登山口すぐ近くの沢を遡行。ここは礫岩の沢で、非常に特異な渓相。えぐれた水路や釜が多く、泳いで滝にとりつくことが多い暑い時期向けの沢。難易度はそこまで高くないが、滝に埋め込まれているような石がボロッと取れたりする恐ろしいトラブルが時々起きる。景観は面白いし、沢登りとしての魅力も高い良い沢です。ロープを出した回数は6回程。高巻きは3〜5回。(小田桐)
   

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【立川越〜野鹿池山】2022.9.10

■コースタイム
6:00藍住──8:35立川越8:45──9:20 958.7m──10:37 1029m──11:17 1075.2m──12:37西峰13:02──13:18野鹿池山──13:40駐車場
■感想
天気が悪そうなので車2台で行き、片道山行とした。林道の崩壊箇所は治っていた。立川越手前に車を止めて、尾根に取りついた。車道は、前に三傍示山に行った時より草がが覆いかぶさって走行しにくかった。すぐのピークを登ると崩壊箇所に出会った。用心して通過した。少し行くと雨が降り出す。カッパを忘れたことに気が付いた。仕方なくヤッケを着るが、濡れてしまった。まもなく雨は上がるが、斜面が滑って歩きにくい。Kさんは、初めての登山道のない山に驚いていた。足がつりそうになったようだ。野鹿池西峰は気持ちが良いところだった。ブナ林がきれいだ。昼食をとって、野鹿池山に寄って、神社に参拝して車に帰ってきた。帰りがけに、「児啼爺の石像」に寄って写真を撮った。(片岡)
 

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【槍ヶ岳】2022.9.17-19

■コースタイム
17日(土) 新穂高ロ駐車場7:00──8:00穂高平小屋──9:00奥穂高分岐──13:00槍平小屋(泊)
18日(日) 槍平小屋5:00──10:00飛騨乗越──12:00槍ヶ岳──12:30槍ヶ岳山荘(泊)
19日(月) 槍ヶ岳山荘4:00──8:00ババ平──10:00横尾山荘──12:30上高地バス

■感想
憧れはやっと現実に迫ってきた。なのにどうして?台風が日本列島直撃と言うではありませんか!しかも過去最大級で、猛烈最大級どういうこと?悩みに悩んだ末、土曜日は晴れる?もし無理だったら、断念すればいいさ。槍ヶ岳をこの目で見てみたいと、心は決まった。1泊目の山小屋は槍平山荘、とても快適。夜は満天の星空が見え、台風の事を忘れてしまいそう。だけど、台風は刻々と近づいてきている。朝食は、お弁当に変更した。ヘッドライトをつけて、さあ出発。風は無風、お月様がきれいに輝いている。飛騨沢ルートは、最短で槍ヶ岳を目指せるルートだけど、その分きつい。岩場が続き、ザレた道をジグザグに登り、テント場のある飛騨乗越へ到着。ここまで5時間。
槍ヶ岳山荘前の広場に荷物を置き、携帯だけをポケットに入れて意気込んだ。まず最初は、傾斜70度長さ6メートルほどから。次は鉄製のステップが打ってあり滑ると大変だ。細心の注意を払った。とても緊張する。最後は、山頂直下に2連に掛けられた80度ほどの鉄梯子を登りきると、勢いよく山頂に飛び出した。20畳ほどの山頂に到着し、360度のパノラマとは行かなかったけど、山頂から見た景色は、高度感が凄くて空が近い。天空にいるように感じた。生涯忘れられない感動を覚えた。台風近づく中、雨にも風にも当たらず穂先まで登頂出来た事に心から感謝。
翌朝3日目。ヘルメットとヘッドライトをつけてさあ出発。少し下ると、風が嘘のように無風になり、振り返ると槍の穂先がピラミッドのようにそびえ立っている。朝日に照らされて赤から紫に、様々な色になる槍ヶ岳をずっと見ていたかったが、そうはいかず。名残惜しいが槍ヶ岳にお別れをして急いだ。(木村二)
   
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【九重山(久住山)・傾山・由布岳】2022.9.23-26

■感想
24日の九重山は、天気は良く、長者原から法華院温泉まではアップダウンも少なく上々であったが、その後の白口岳から中岳、そして、久住山の縦走は大変であった。歩いた距離は18キロ程度。25日の傾山は、出だしから大変であった。目的の登山口までの林道の岩崩壊と倒木で車が入れずに、別の登山口(冷水登山口)からの登山となった。登山口着が11時となった。登山者少ないようで登山道も結構険しく、コースタイムより大幅に遅れ、結局、東傾山で敗退することになった。26日の由布岳は、雨降る前に下山しようと頑張って登った。しかし、頂上直下の岩場の下山で雨が降り始め、皆さん緊張の面持ちで下山した。(北山)
   
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【野鹿池山〜黒滝山】2022.10.1

■コースタイム
登山口10:00──10:40野鹿池山西峰──11:00野鹿池山──14:07黒滝山──15:35待機場所
■感想
9月は台風が多く登山口までの道は荒れていたが、何とか野鹿池神社の小屋に到着。西峰まで15分くらいと考えていたが、野鹿池神社に寄ったりして40分かかった。そこから縦走開始。尾根はほぼ明瞭。計画より2時間オーバーは、人数などの思慮が足りなかった結果か。黒滝山からは林道へ下りて歩く予定が、山頂近くまで林道が伸びていた。林道を歩く途中に野鹿池山から国道へ下りる道に合流し、全員で車まで戻ると遅くなると判断し、大変心苦しかったが車の運転手に取りに行ってもらって、残りはここで待機させてもらった。運転手様様で感謝しました。(内藤)
   
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【海川谷西俣〜吉野丸】2022.10.2

■コースタイム
海川谷西俣と東俣の出合9:08──入渓点10:10──14:18吉野丸北のH995mピーク──15:30入渓点──16:40海川谷西俣と東俣出合
■感想
沢初めに行った海川谷東俣がとても良い渓相だったので、西俣もと思い入渓。景観は東俣の方が良かったが、おちついて沢をあるくにはまぁまぁ。沢沿いの朽ちた小屋なんかを見物しながら、南の沢はなだらかだなぁなんて思っていたら、H600付近で大滝が出てきてしまい、支点の木が折れてしまうような古〜いトラロープが張り巡らされた高巻きをさせられたりと、一箇所辛かった。メンバー少人数で幸い。沢の傾斜が強くなりそうなのと時間も迫っていたので、眼前にはよさそうな連瀑滞があったものの尾根に上がり、吉野丸は諦めて吉野丸北の尾根を下る。テープと踏み跡、途中から重機の入ったあとも出てきて、傾斜はあったものの意外とあっさり下山。なお、往路の車中で「四国の沢にヒルはいない」と宣言したにもかかわらず、ヒルに遭遇。四国の沢を登っていて初めてヒルに噛まれました。ご注意ください。(小田桐)
   
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【不入山〜久井谷山】2022.10.6

■コースタイム
8:30出発──不入山10:00──久井谷山11:15──13:30下山
■感想
県道295号、槍戸川を渡ってすぐのヘアピンカーブの道脇広くなった所に駐車。標高約1120m。はじめは杉の植林地。ジグザグに走る作業道を3回横切り尾根を直登。道なき急登。1300m位から小高木の原生林の中を縫うように進む。1400m過ぎるとモミかツガかの針葉樹、ブナやダケカンバが現れる。以前は鹿フン調査に来ていたとのことだが、道もテープもない。不入山頂上近くは苔がフカフカ。ガスで全く何も見えず。今にも降りそうな天気。2人とも、もういいかという気分になりつつも、とりあえず久井谷山までは行こうと歩き出す。下りて行く尾根はガスで見えない。道も不明瞭。私はYAMAP、Aさんは地形図を見ながらゆっくり下る。40m位下った辺りから、イタドリの立ち枯れのブッシュをかき分けて進む。高いものは顔の高さ。雫で膝下はしっとりと濡れる。緩やかな稜線を進むとテープがポツポツあった。少しガスが晴れて、南の山(桃の丸?)や石立山が雲の間に見えた。立派な枝振りのブナに癒される。久井谷山山頂付近も草に覆われていた。依然として曇っており、折宇谷山へ行くのは断念。不入山近くまで引き返してきた頃、一瞬晴れてきて新九郎山や高ノ瀬辺りも見えた。1500m辺りまで下って槍戸山、剣山、次郎笈が確認できた。(越智)

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【高ノ瀬】2022.10.8

■コースタイム
奥祖谷二重かずら橋8:50──10:051322m──11:40高ノ瀬12:05──12:58丸石小屋──14:12国体橋──15:00車
■感想
かずら橋を渡ってすぐ、丸石谷川を渡って北尾根に取りつく。急坂をよじ登る。途中鹿の警戒音を聞き、鹿に皮をはがれされた木々が目立つようになる。高差は、800mあまりなので3時間で着くと計画し、予定通り高ノ瀬に着いた。頂上は鹿の食害で、枯れ木が目立った。テントを持った登山者20人くらいに出会った。剣三縦走は、有名になっていると感じた。しばらくすると、石立山と甚吉森が眺望できた。もう少しで紅葉が見頃になると思う。余りの寒さに、丸石小屋で休憩した。国体橋までは登山道なので、たらたら降りる。少々飽きてくる頃に着いた。そこからは、巨木と沢に癒されながらゆっくり歩いた。沢歩きに最高の沢だ。横に登山道があり、いつでも逃げられる。来年計画しようかと思う。(片岡)
 
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【比婆山(広島)】2022.10.23

■コースタイム
とくとくターミナル5:30──広島県民の森9:50──出雲峠(毛無山はパス)──烏帽子山(三角点は藪の中)11:30-比婆山(ひばやま)12:05──越原越12:50──池の段13:15──立烏帽子山13:40──広島県民の森P15:10
■感想
自宅を4:30に出て、広島県民の森に10時前に着く。紅葉シーズンで家族連れなど人がたくさん。山道での挨拶に忙しい。どんぐりもたくさん拾った。上の平地は御陵と言って、イザナミノミコトのお墓とのこと。ブナ林もきれいで心が和む。越原越(おっぱらごえ)で、時間もおされているというので、短い道を行こうと話していたら、通りかかった方が池の段からの景色がいいのですよと教えてくださったので、そちらへ進むことにした。360度の紅葉の景色が見え、おかげで立烏帽子山にも登り、ぐるりと周遊して県民の森へ帰った。(島)
 
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【ユートピア〜大山】2022.10.24

■コースタイム
大山駐車場8:15──8:45大山寺──9:32下宝珠──10:20中宝珠──11:35ユートピア小屋11:57──13:35下宝珠越──13:43宝珠山─スキー場経由─14:30P
■感想
大山駐車場に8時に着き、8時15分出発。久しぶりの大山。今日も晴れている。ユートピア小屋への登山道では2人。小屋で岡山の方が3人、親指ピーク、振り子山からというので、???。スキー場より東の川床からだと教えてくれる。ユートピア小屋へのトラバース道で、とたんに暗くなり、雨から霰へ変わる。小屋まではすぐだったので休んでいたらやんだ。景色は見えなかったのが残念。三鈷峰まで登れば良かった。天狗の方はやはり無雪期は危ないらしく、天狗の手前しか行けないようだ。ユートピアまでも鎖、ローブが垂れ下がっていたので、下宝珠越から下らないで、宝珠山、スキー場経由で駐車場へ戻った。宝珠山からの下りはブナ林がきれいだった。翌日、剣山ともに大山も初雪となった。行くまで天気を心配したが、良い天気に恵まれ、紅葉を楽しんだ。(島)
   
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【八面山】2022.10.30

■コースタイム
登山口10:00──10:16アカマツ──10:37途中の鉄塔──11:37八面神社──11:50山頂(昼食)──12:20下山開始──13:30八面山登山口
■感想
諸事情により、計画より1時間遅く登山口到着。通常の登山口より少し手前、アカマツの案内板から登山開始。急登を15分ほどで天然記念物のアカマツに着いた。少し時間をとりアカマツを見学。途中の鉄塔がある場所から、塔丸方面の景色を楽しむ。色づき始めた紅葉を眺めつつ、鉄塔から1時間弱で絶壁が見える場所に出た。人が掘ったもの?であろう岩場と紅葉の景色をみんなで楽しむ。ここからは、登山道の紅葉がさらに鮮やかできれいだった。予定より早く山頂に到着。みんなで楽しく山の名前を教え合うなど、山頂からの景色を楽しみながら昼食。下山は通常の登山口に下山した。(庄野)
   
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【韓国岳】2022.11.4

■コースタイム
韓国岳登山口9:30──10:00硫黄山火口展望所──11:00韓国岳11時40分──13:40つつじが丘登山口
■感想
晴天に恵まれ、気分も高まります。風が強くて、火山ガスの向きによってはルートを変えようと思っていましたが、ほぼ無風だったので予定通り火口付近を通るルートを選びました。中岳までの登山ルートは途中までは観光道路でしたが、分岐の先はザレ場が多く歩きにくいところも多いです。ロープも1ヶ所だけありました。頂上から見る阿蘇の外輪山、久住連山は圧巻でした。また、火口付近では噴火の威力、自然の脅威を間近に感じ、恐怖感すら覚えました。(木村二)
 
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【阿蘇山】2022.11.5

■コースタイム
仙酔峡登山口10:30──12:15中岳──12:45高岳13:30──14:15火口東展望所──15:00登山口
■感想
晴天に恵まれて暑いぐらいでした。登山の方も多く、朝一番、第一駐車場は既に満車で、第2駐車場に回されました。登山道は、良く整備されて歩きやすかったです。桜島まで展望できて良かったです。帰りは大浪池経由で下山しましたが、段差のある木道階段の連続で、所々腐っている所があり注意が必要です。付近には温泉地も多く観光も兼ねて良い山行となりました。(木村二)
   
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【龍神池〜三嶺ヒュッテ】2022.11.6

■コースタイム
8:09名頃──9:25ピークH1285m──11:05ピークH1569m──11:17龍神池(〜11:53)──12:40菅生からの道(〜12:54)──13:26三嶺ヒュッテ(〜13:38)──15:50名頃
■感想
雪の三嶺で高知の登山者から聞いた三嶺第二の池、龍神池を見るため地図読みしながら行ってみた。募集掛けてから参加者徐々に増え、まさかの大所帯。名頃で簡単に予定確認して、登山道をはずれ荒れ地と川を抜けて人工林の尾根にとりつく。元気に掛け声をかけて、紅葉をながめながら急登をこなす。尾根が合流する場所やピークでは所々地図で確認するが、このルートは細い岩尾根や倒木急登が続き、一部開けたザレもありで、バラエティかつまずまずハード。徐々に地図読みの時間が減っていく…。1569mのピークを過ぎて、池へ向かうために尾根をはずれる。その場所はなだらかで、コンパスと地図を少しだけ確認しながら方向を変えて進むと、案外あっさり池に到着。近くは苔も綺麗。池は水が少ないものの、落葉あとの静寂につつまれて聖域のようになっている。鹿の気分でくつろぎご飯を食べる。休憩後に、隣にあるもう一つの池を眺めながら隣の緩い尾根に取りつき、菅生から三嶺への登山道へ向かう。ここもなかなか急登で落石も起きた。登山道についてしばし休憩後ヒュッテへ。登山道の歩きやすさが沁みる。時間の都合上、山頂は行かずにヒュッテから名頃まで降りる。登山道の生き物や改修工事の講義をうけながら下山。探検欲が満たされた。(小田桐)
   
   
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【寒霞渓】2022.11.13

■コースタイム
紅雲亭10:20──11:43三笠山12:10──12:15山頂公園──12:48(ロープウェイ)──12:53紅雲亭
■感想
予報通り雨になったのですが、せっかくなので登りだけは歩こうと予定を少し変更。紅雲亭の駐車場に車を止め、そこから遊歩道を通り頂上まで行きました。みんなレインウエアを着ましたが小雨程度で気温も高くなく、思ったよりも快適に歩けました。歩いていると奇岩の標識や説明書きがあり、木々の間から見える風景を楽しみました。山頂駅広場に着くと、そこには足湯もあり、のんびり景色を眺めるには最高の場所。もちろん紅葉もきれい。下りはロープウェイを利用して景色を堪能しようと思いきや、霧が立ち込めてきて全面真っ白の世界に突入。まあ、それはそれで幻想的な景色が見られて良かったかな?帰りに、醤油記念館と道の駅オリーブ公園に寄り、しょう油ソフトクリームをみんなで食べ、1時間早いフェリーで帰ってきました。歩きたい人には物足りなかったかもしれませんが、念願の寒霞渓の紅葉を見られたので良かったです。(張)
   
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【子持権現山・ホンガケ道】2022.11.16

■コースタイム
瓶ヶ森登山口9:25──9:41瓶壺──10:24鳥越10:37── 11:17急登入口──12:30小剣山12:44──13:33子持権現山13:43──14:10子持権現山登山口──14:25瓶ヶ森登山口
■感想
見た目が非常に特徴的な子持権現は、登頂意欲のわく山。UFOラインからすぐの行場ルートと西ノ川から登るルートがあり、今回は西ノ川からのルートに瓶壺から下り合流。鳥越からのルートのわかりづらさ、沢登りの詰めのような傾斜、7本程の太い鎖。トラロープと超長いワイヤーが尾根を彩り、少し過剰だけど行場にふさわしい佇まいでもてなしてくれる。急登の途中に見える、瓶ヶ森の岩場も素晴らしい。そして、下りは長さ80mという噂の鎖を足を滑らせながら下降。崖は日陰だと濡れて滑りやすく結構悪い。この山、ガイド本に載らないのも納得。(小田桐)
   
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【不入山〜新九郎山】2022.11.27

■コースタイム
登山口8:50──10:18不入山10:26──11:00分岐11:05──11:18新九郎のコル11:25──11:48新九郎山12:15──12:52分岐13:00──13:35不入山13:48──14:50登山口
■感想
県道295号(木沢上那賀線)を奥槍戸方面に走り、右に「にくぶちの滝」の看板を見てから少し行き、槍戸川を渡ってすぐのヘアピンカーブの辺りが登山口。カーブの手前左側が広くなっているのでそこに駐車。作業道から取り付いていきなり杉林の中を急登。踏み跡はほぼなく、あっても鹿のもの。自分が登りやすいように登ってください。と声を掛けペースに気を付けながら登っていく。1300m位から幹の細い自然林になる。落ちたテープや、10月に登った時に拾ってくくり付けたものを確認しつつ、樹々の間を縫うように登っていく。1450m位で急登は終わり、ブナなどの木々や、木の間から見え始める槍戸山などの山々を楽しみながら登ることができる。不入山手前は苔が密生していてフカフカして気持ちがいい。頂上からは皆が歓声を上げるほどのパノラマ。この山行、これを皆に見て欲しかったので、本当に天候に感謝するしかない。参加者の健脚、プラス好天のおかげで皆のテンションが上がっていたせいか予想より全体的に速いペース、予定時刻より40分も早く下山できた。(越智)

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【第26回眉山クリーンハイク】2022.12.4

■感想
当会は、例年通り名東の地蔵院から、地蔵峠に上がる遍路道と車道のゴミ拾いをしました。車道沿いや地蔵峠付近はまだゴミが多く全部は拾えませんでしたが、お遍路さんに目に付く場所はできるだけ拾いました。(内藤)
○参加者:当会12人、総参加者数77人
○ゴミ:燃やせるゴミ28袋、燃やせないゴミ19袋、計47袋・重量115s
   
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【六甲山〜ロックガーデン高座の滝ピストンコース〜】2022.12.18

■コースタイム
登山口9:10──10:12風吹岩──11:12雨ヶ峠──12:41六甲山山頂13:25──15:55登山口
■感想
今年最後の定例山行、ロックガーデンでワチャワチャとやってきました。暗黒の淡路島では今日は終わったなと思いましたが、明石大橋を渡る頃にはお天道様が顔を出す。さすがに大人気ルートだけあり、登山口へ向かうハイカーもたくさん。各所のトイレでは渋滞が起きていました。芦屋の高級住宅街では変なテンションになり、海と都会のきらめく風景に歓声をあげ、山頂での思わぬ雪景色にうっとり。。。そんな六甲山にはまだまだ沢山のおもしろコースがあるので、また皆さんとご一緒できれば楽しいだろうなーと思います。(岡田)
   
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