ゆずりは  2021年   [戻る]
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【高丸山】2021.1.3

■コースタイム
登山口9:15──三つ尾の峠9:45──10:26山頂11:03──11:25旗立て分岐──12:03登山口
■感想
年末年始の寒波による積雪に期待し登山口駐車場に到着するも、その周囲は薄っすらとした積雪。山頂までの斜面の積雪は浅く、靴で登る。山頂の展望は良く効き、積雪した雲早山とその縦走路も眺めることができた。周遊の下りはアイゼン等を装着。北斜面の、足首くらいに積もった新雪を気持ちよく歩けた。(近藤)
   

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【剣山】2021.1.15

■コースタイム
見ノ越登山口8:15──10:27頂上ヒュッテ──10:36剣山山頂10:47──11:22二の森──12:10一の森──14:17剣山ヒュッテ──15:35駐車場
■感想
見ノ越まで、Mさんの軽四、四駆+スタッドレスでチェーンなしで行けた。駐車場には一台もいない。腹ごしらえと準備に約40分。簡易トイレは汚物で盛り上がっていた。要らないかなと思いつつ、凍って滑るかもとアイゼン装着。Mさんは4本軽アイゼン。登り出してすぐ要らなかったと思ったけど、外すの面倒なので我慢する。しっかり踏まれていると思いきや、時々ズボッと膝下、膝上まで。西島から大剣神社の方へ登る。少し深くなり足が重いのでアイゼンは外す。たまに踏み抜いて足の付け根まで埋まり、脱出に時間を取られる。頂上ヒュッテの温度計は−2℃。日差しもあり風も少なめで暖かい!剣山を2人じめ!とルンルンで頂上に行く。白い次郎笈に惚れ惚れ。そこでカメラを持った1人の男性に会う。テント泊してたらしい。一の森へ向かうがトレースはすぐなくなる。どこが道かわからないので、踏み跡らしく見えるところを歩く。幾分雪は締まっているようでも、膝上あたりまでズボズボ。再々踏み抜いて足が抜けなくて、這うようにして脱出を繰り返す。やっぱりワカンが欲しい。二の森過ぎて一の森頂上に1人の男性が見え、こちらに来ないかなと思うが、向こうに下りて行ってしまう。頂上直下で、また埋もれもがく。頂上で風もないので昼食。剣山山頂に人影がチラホラ。帰りは、自分たちの蛇行した踏み跡を辿る。帰りは通常ルートで快適に下る。赤帽子や丸笹は、雪少なめに見えた。高城もあまり白くない。三嶺頂上は雲がかかって、ちらっと見えたくらい。帰りは雪が緩んで、工事しているところまでは走りにくい感じ。日陰でちょっと急な所でスリップして車体が横を向いた時はひやっとしたけど、後続車も対向車もなくよかった。Mさん、肩を凝らせながら運転頑張ってくれました。好天に恵まれ、気持ちのいい山行でした。(越智)
 

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【三嶺】2021.1.21-22

■感想
いやしの温泉郷から、三嶺ヒュッテ泊で三嶺へ行きました。いやしの温泉郷は雪なし! 鹿の鳴き声多し! 三嶺ヒュッテも雪かき不要で、ドアを開けることができました。トイレはドアが少しだけ開いていましたが、サッシが壊れており開けることができませんでした。頂上の池周辺で滑落停止訓練をしようとしましたが、雪がくさって思うように滑りませんでした。ちなみに池はカッチンコッチン。ヒュッテには我々7名のほか、某県より雪山訓練の消防隊員4名が宿泊されていました。来週も別パーティが訓練に入るそうです。下山途中でも、斜面を使い雪上訓練を行いました。スノーピケット・スノーフレークを使った支点構築、細い枝を束ねた支点構築、カラビナだけでの懸垂など勉強になりました。暖かい2日間で、夜中にシュラフからテントシューズと靴下を脱ぎすてるほどでした。重いザックを担ぎ上げるのは大変ですが、山で宴会をするのは楽しい! 次は暖かくなる頃...衣食住を背負って宴会をしに行きたいです。(岡田)
 

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【津志嶽】2021.1.28

■コースタイム
モノレール駅8:45──9:30十家お堂──11:50秋葉山──13:50津志嶽14:05──15:05神社──16:15登山口お堂──17:12車
■感想
車を、変電所を過ぎて少し走った霊園の入り口の広場に止めて出発した。モノレールの駅から、道を選びながら十家集落に着いた。ほとんど廃屋みたいだ。一番上の家から煙が出ていた。何人の人が生活しているのだろう。車道のない集落である。モノレールに乗って買い物に行っているのだろうか。尾根にすぐに取りつくが、しばらく行くと等高線が密になり、急な岩まじりの道になった。途中から標高点808mの尾根から登ることに決定して右に振るが、谷部分は足場が滑って、怖い思いをした。何とか目的の尾根に取りついて、秋葉山に到着した。そこからは登山道があり、スムーズに津志嶽まで行けた。雪も少し残っているだけで、アイゼンも使用しなかった。今回の反省点は、安易にトラバースするのは危険ということが分かった。(片岡)
 

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【後世山〜矢筈山周回】2021.2.11

■コースタイム
海老川登山口8:30──9:56後世神社──10:20後世山──10時25後世山北峰──11:30日向丸──12:40矢筈山──14:33元信登山口
■感想
2月中旬、朝冷えのする、晴天に恵まれた登山日となった。総勢12名(内、お試しの方2名)のパーティーでスタートする。自然林におおわれた森、整備された参道を歩いた。10時、予定通り後世神社に到着。目の神様が祀られているとの案内板があり、お詣りをする。展望は木の成長に邪魔されるが、橘湾、美波方面、五剣山など周囲の山並も見渡せた。その後、後世山、後世山北峰を経由し、広くて展望の良い日向丸頂上に到着。ここで40分程、昼食タイムをとる。その後矢筈山に向かうが、30分程で到着。小休憩後、下山開始する。ロープの取り付けられた本日一番の難所の急坂を数回繰り返し下る。また、アップダウンも数回繰り返した後は歩きやすい登山道となり、ほっとしながら下りた。14時30分、元信登山口に無事全員下山した。歩道を30分歩き、駐車場到着。15時過ぎ解散した。参加者の皆様、大変お疲れ様でした。お世話になりました。(本田)


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【石堂山〜矢筈山】2021.2.11

■コースタイム
石堂神社7:42──8:42白滝山分岐──8:45白滝山──9:58石堂山──11:00頃1710m──11:49矢筈山12:50──14:09石堂山──15:36石堂神社
■感想
休憩しながら、写真撮りながら、おしゃべりし続けて歩いた。石堂山までは、雪は殆どない。白滝山辺りは日陰なので、積雪。石堂山からは2,3日前に寒かった日に降ったであろうサラサラの雪が積もっていて、踏み跡は所々消えていた。サラ雪の下はカチカチに凍って、蹴り込みが必要な箇所もある。御塔石辺りは霧氷。石堂山からはほぼ雪あり。矢筈手前の痩せ尾根に雪庇あり。暖かくなってきたので、一部崩落している。雪庇に近寄らなければ問題なし。頂上直下の急登はガチガチ。一歩一歩蹴り込み登った。10〜12本アイゼンを装着すれば、簡単に登れるだろう。あえて付けず登った。頂上からは剣山、次郎笈はもちろん高城山、三嶺、天狗塚、遠くは梶が森、石鎚山まで、やや霞んでいたが見えた。お天気良く暖かかった。下りは、石堂山までアイゼン装着。他登山者は、下ろうとした時に石堂神社から登ってきた男性3人のみ。彼らは6本爪アイゼンが2人、チェーンアイゼン1人。付けても滑ったそう、汗だくだった。午後から雪が緩んで来ていて、歩きやすかった。今度は片川方面から登りたいと思う。反省点は、喋りすぎて三角点、稜線から逸れる箇所を見過ごして行こうとしたこと。Yさんが適宜声掛け、アドバイスしてくださりよかった。今後の山行に活かしたい。(越智)
   

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【県連冬山登山教室・寒峰】2021.2.14

■コースタイム
住吉神社P9:35──10:45福寿草11:00──11:40三角点1415m──12:45寒峰13:25──14:10三角点1415m──15:20P15:40──18:30藍住
■感想
住吉神社P他車なし。冬山はどこへ? 雪はなく、空気は温かい。福寿草群生地には20〜30株が咲いていた。唯一、西寒峰トラバースからドスのなるまで、20pの雪があった。頂上笹原には雪なし。温暖、展望抜群。気温7〜8℃。烏帽子山から矢筈山を背に写真を撮った。(天野)
   

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【金見山〜大谷山】2021.2.21

■コースタイム
金見山登山口9:20──10:30金見山──11:10天狗森山──11:20唐谷山──11:30唐谷峠──12:00大谷山12:30──13:20金見山登山口
■感想
今回の山行は、アップダウン連続の縦走でした。金見山までもアップダウンの繰り返し。金見山山頂から下山は茅で滑りそうになり、足元に注意しながらの下山です。大谷山までもアップダウンの連続。大谷山から唐谷峠まで下ると、あとは楽な登山道でした。帰りは豊稔ダムに寄りました。日本最古の石積マルチプルアーチダム。見事な景観に圧倒されますよ。年に一度のユルヌキ(放水)に行ってみたいです。(井内)


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【矢筈山】2021.2.23

■コースタイム
川島合庁6:00──7:30片川登山口7:45──9:45標高1315m──10:15標高1500m付近──12:10頂上12:30──15:10登山口
■感想
片川の橋を渡り、林道の終点から橋が流された川を渡り、尾根に取り付いた。傾斜が急で、雪と泥と枯葉がミックスしていて滑り易い。滑るのをこらえて、標高1315mに着いた。1500m付近で、スノーシューの足跡に合流した。そこからは、足跡に沿って歩き、快適だった。石堂山からの登山道に合流してから雪庇があり、慎重に登った。頂上直下で「趣深山」さんと話して、コースの確認をした。翌日のブログで「趣深山」さんと分かったのだが。無雪期にコースを確認する必要性を感じた。頂上で風景を堪能して、膳棚ルートを下山することにした。踏み跡は無く、スマホが頼りだ。大岩のところから斜めに下りながら、下山する尾根に乗った。赤テープが出てきて順調に下りる。途中、右の尾根を間違って下りていることに気付き、ルートを修正して無事林道の終点に降りついた。今回はアイゼンを使わなかったが、ピッケルに助けられた。感謝。(片岡)
 

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【湯桶丸】2021.3.7

■コースタイム
駐車地点11:05──11:45上の登山口11:55──13:10分岐──13:20湯桶丸13:55──14:501185m──15:30下の登山口──16:00駐車地点
■感想
天気は曇りの予報だったが、南川林道を進むにつれて日が差してきた。しかし、人けのない宇井ノ内集落を過ぎて、舗装が切れて土道になると雪解け後の落石が多い。パンクしないように車から降りて落石を除けながら進むが、デコボコもひどくなり、湯桶平井林道分岐の手前で1台車を置く。もう1台に10人が乗って湯桶平井林道に入り行くが、落石やはり多く、3〜6人が道路工事しながら2〜3km歩いて、大崩れのところで工事を諦めて、少し手前路肩に駐車。1時間余分に掛かった。ここから林道を歩くと、20分で下の登山口に着く。頂上からの下りにはここを降りることになるので、急なザレ場10mをよく観察し、上の登山口に向かう。目標駐車地点であった広い土捨て場を過ぎて、上の登山口へ。すでに12時近いのでやや腹拵え。杉植林の尾根を急登、下生えは樒が多い。小1時間でやや緩慢になると、左に剣山次郎笈方面の展望が開ける場所。ここからは、笹が珍しく残った稜線を行く。ヤセ尾根にシャクナゲも出てきた。下の登山口への分岐を過ぎてしばらく行くと、湯桶丸頂上に着く。三等三角点。高松軽登山同好会、小松島山の会、小松島ハイキングクラブの看板。木々に囲まれて展望はない。昼食休憩、写真。計画ではここから南のコルに降りて、海部川最上流槙小屋谷を挟む稜線の風力発電計画地を観察し、ピストンで上の登山口に下るつもりだったが、林道落石で時間を取られたのでこれを割愛し下の登山口に降りることにした。下の登山口分岐点まで戻って、やや急な尾根を北に下り、稜線沿いに行くと黒い標識のある1185m地点へ。地形図どおりに左(西)に尾根筋を下る。ヒメシャラの大木。下るにつれて急になるが、右下30mに林道が見えると、尾根から右に行く赤テープあり。獣道程度の細い踏み跡をたどって、先に見たザレ場を、落下方向に人がいないのを見ながら落石に注意して(又は落石しながら)慎重に下る。下りきったと思ったら8人。あと2人いない。K氏、U氏は尾根を右に折れずにまっすぐに下って、最後の崖7mをザイルを使って降りた。列を離れたのが原因だったが、わかりにくい分岐点では止まって全メンバーを確認するべきという教訓となった。(天野)
   

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【氷ノ山】2021.3.12

■コースタイム
わかさ氷ノ山スキー場駐車場9:45──リフト2本──上の駅10:10──11:30三ノ丸──12:10氷ノ山12:25──13:00三ノ丸──14:00上の駅──15:15駐車場
■感想
雨は、氷ノ山のピークに着く昼過ぎに小雪となりましたが、視界はよく、広い雪原を気持ち良く歩くことができました。私は、アイゼンを前の靴に合わせていたのでいけると思っていたら、今の靴はスマートでサイズも少々小さかったか、登っている内に外れてきた。でも、春の雪なのでしまっていて、ズボズボ入ることもなく軽快です。風はとても強く、ただ気温は高かったので震えることはありませんでした。わかさ氷ノ山スキー場から、リフトに乗り時間稼ぎ。確か9時は過ぎていたような。周遊もできますが、夏道は知らないのでピストンに。帰りはリフトから急な雪道を下るのですが、一人アイゼン無しだったので、脇の土道を下っていきましたが、道もなくこれ以上進むとだいぶ離れてしまうので、登り返すにはしんどいなぁとリーダーに電話。森林の中のトラバースをしてくれて無事合流。ご心配かけました。雪は、日の当たる所は柔らかく、アイゼン無しでも〇。久しぶりの急な下りにびびりましたが、5月の明神沢からの前穂や、西穂沢からの西穂に登る時のことを思えばへのかっぱでしたね。1000m急な雪の沢でしたから。今思えば、スキー場もグリセードの練習にうってつけでした。15時スキー場の下に着き、気温は5度。翌日は雨の中の余部鉄橋。10年前は古い鉄橋だけだったのに、エレベーターで登る駅ができて、ちょうど列車が走り去るのを見ることができました。竹田城跡へは、雨なので舗装路から40分かけて歩いてガイドさんの説明を聞き、満足して帰りました。雪のない四国とは違い楽しめました。(島)
 

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【鶏足山】2021.3.18

■感想
板野町ビックの駐車場より一般道で3時間で、鶏足山キャンプ場に着きました。さほど悪路ではありません。個人差もありますが。フクジュソウ満開でした。フクジュソウ群生地は山頂の中間あたりです。登山時間は往復で約2時間でした。食事は、下山してキャンプ場で食べました。岩場コースも健脚者向きもあります。先回は登りましたが、今回はパス。(江口)
   

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【阿南剣山】2021.4.1

■コースタイム
7:00文化の森──8:35明谷P8:45──9:55阿南剣山10:05──11:30熊丸山12:00──12:20500JP──12:53嵐山13:00──13:49三角点365.3──14:40P
■感想
明谷梅林の駐車場に車を置き、奥ノ院を目指して登り始めた。奥ノ院には洞窟があった。気味が悪いので探索しなかった。尾根道を登った。地図には沢沿いの道が。沢沿いの道と合流してから、少し横道を東に歩き、登り口を探す。途中、トンネル跡を見つけた。昔、石灰岩を運んでいたのだろうか。テープを見つけて、急登を滑りながら、絶妙なバランスで阿南剣山を目指す。頂上からしばらく行くと、ゴロゴロの石灰岩帯になり苦労した。橘湾が見渡せた。工事用の道に出てからは、道をしばらく歩き、杉林を尾根まで登って熊丸山を目指した。下の方で、採掘の重機が動いていた。いつも見ていた、熊谷の上の山であったことがわかった。ゆっくり昼飯を食べて、嵐山に向かった。ほとんど下りなので、楽でした。そこから、365.9mの三角点までは順調に進んだ。そこからの下りは急であった。滑りながら下りた。ある意味面白いが、お勧めの山ではない。(片岡)
   

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【大屋富の岩場】2021.4.7

■感想
アクセスは狭い道が続き、切り返し多くて面倒ですが、駐車スペースからは岩の基部を歩いてのアプローチなので登り下りがなくて楽です。3つくらいのエリアに分かれていて、奥にある比較的新しいエリアに行きましたが、公表されているグレードと実際の難易度が合ってません。結構難しいです。駐車スペースから比較的近いエリアが、難易度の上では取り付きやすそうでした。ボルトは錆てません。大きい車は結構下から歩く必要ありますが、紅峰、朝立彦に飽きた方はどうぞ。紅峰から30分足らずです。駐車スペースは2台程度。写真の人はなぜか足袋で登っています。(小田桐)


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【雲早山〜高丸山】2021.4.10

■コースタイム
雲早登山口8:10──9:55分岐──10:45窪地──11:11 1359mの下──12:00高丸山12:25──13:45窪地──14:15 1334m──15:30分岐16:15──16:50登山口
■感想
登山口は0℃。白い霧氷が美しい。高丸からのピストンを10〜15年前位に、2回した記憶しか無く、雲早山も周りから眺めるばかりで、いつ登ったのが最後だったかすっかり忘れている。霧氷の木立の中気持ち良く歩き、間違った尾根を下ろうと2回もミス。その頃に、高丸から歩いてきた男性に会う。この方は高丸山のピークで再会するが、高丸山登山口7時に出て私たちと会った後、雲早に登り、ピストンして高丸山には10分くらい後から到着していた。往復4時間半か。Uさんの読図力と記憶力のおかげで1334mの岩も、右に左にと指示を出してくれたおかげで難なく通過。Nさんは、こんなところがあるとは思わなかったのでちょっと怖かったらしい。高丸山の下部にはシャクヤクの花芽もいくつかあった。やっと高丸山へ着く。3組ほど暖かな日差しの中でランチタイム。私たちも、12時をタイムリミットに引き返そうと話していて、ぴったり着いて万歳。縦走路は倒木が多く、痩せ尾根も崩れてきているところもある。鹿のせいではなく、自然災害によるものらしい。幸い快晴。風も昼近くなれば寒さも和らぎ、さほど吹くことも無い。1359mと1334mの間にはくぼみがあり、昔は池だったかも。希少植物もあるかも。雲早山への登りはなかなかしんどい。高丸山からは、道がよくわかる。NさんとUさんのGPSに感謝。このメンバーで良かったと思い、充実した山行だった。アケボノツツジやシャクナゲが咲く頃にまたぜひ来たい。(島)


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【砥石権現〜西砥石権現】2021.4.11

■感想
県連入門登山で、雲早トンネルより砥石権現〜西砥石権現からファガスの森へ歩いてきました。シャクナゲは蕾で今ひとつ。1113mを過ぎた辺りの、ザレの急登から砥石権現手前までは、カタクリの葉がたくさん出ていました。鹿舞ダキでお昼を取りましたが、カタクリの葉が多く座ることが躊躇されました。まだ花はないな…と思っていたら、貴重な一輪を発見。ファガスの森で山菜そばを食べて終了しました。(岡田)


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【鷲敷龍王山】2021.4.11

■コースタイム
ふれあいセンター8:00──9:05登山口──11:10神社──11:10龍王山──11:45ヒラシン(732.2m)12:05──13:25三角点(327.0m)──14:00車
■感想
軽めの山行と、鷲敷龍王山を計画した。3〜4年来ていない。ヒラシンまでは迷わずに到達した。神社の裏に洞窟を発見して、早速Oさんが潜り込む。頂上手前の展望台からは、那賀川や橘湾が見渡せた。ヒラシンからの下山路は東に折れる地点を行き過ぎてしまって、急な尾根を下るが崖になっていた。再度隣の尾根を下るが、またまた崖になってしまった。沢を下りようか迷ったが、無理と判断して隣の尾根に登った。やっと赤テープを発見し、三角点(327m)までは難なく降りた。アンテナが乱立していた。そこからはテープを見失い、適当に尾根を下りた。2回くらいは下りているはずだが、記憶にない。低山でも、なめてかかるとえらい目に合うことを肝に銘じた。(片岡)

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【石立山】2021.4.18

■コースタイム
登山口8:50──10:05コル──11:10避難小屋──11:50石立山──12:05捨身ヶ嶽──12:25石立山12:40──14:40登山口
■感想
天気予報では快晴になるはずが、雲半分でやや寒い朝9℃。四ツ足峠トンネル東口、195号線の脇に車2台駐車。更に100m東にある、石立山登山口の標識前の階段から取り付く。ゆず畑を通って、民家裏の登山口から登山道へ。手入れの行き届いた杉植林の中を行く。沢を渡ってしばらく登ると、空が開けた広い皆伐地に出る。全面にミツマタの群生で、今は白い花が咲き誇っている。素晴らしい景色に反して、足元は砂と石のザレ場なので気を付けて登る。気温は低く、小さいアラレまじりの小雨が降ってきた。さらに杉植林を抜けると、自然林のコルに出る。ここから西に尾根筋を行くと、石灰岩の岩場が2か所あり、足元注意しながら登る。殺風景な冬枯れの木々の間に、ミツバツツジとアケボノツツジの花が早くも咲いている。標高1300mでも咲いているので、薬研谷や高丸山でも既に咲いているかも。長い露岩帯が終わって空が開けてくると、赤錆びた避難小屋に着く。屋根壁が飛び、鉄骨だけになりつつあるので、避難したくはない状況。すぐ上で県境尾根に乗り、一登りすると草原のような石立山頂上に着いた。周りは倒木枯れ木だらけで、北側にあったダケカンバの林は絶滅寸前。腰高の笹原はなくなり、スギナの草原となり果てた。鹿の食害が行きついたかと思える。気温は、標高が上がったので出発の時と同じくらいで、風が吹いて寒かった。更に西に行き、捨身ヶ嶽を見て引き返した。(天野)


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【三ツ内谷(鷹羽ヶ森)遡行】2021.4.25

■コースタイム
行動開始8:15──10:06大滝──11:00ゴルジュ内部の大滝──12:16林道──12:56駐車スペース
■感想
2021年1本目の沢は、高知の鷹羽ヶ森の東、三ツ内谷。中追渓谷への道の、途中から伸びる林道から入渓。いきなり踏み跡が崩れていて、ザイルを出してやりすごす。序盤はゴルジュの場所もあるが、ゴーロ、巨岩、堰堤と続き、すっきりした滝は無し。巨岩帯は、一部巨岩を登り潜り、岸壁と巨岩の隙間に落ちないように、巨岩から巨岩へ渡る。ここもザイル確保。続いて堰堤が5台続き、やっと5m、3m、10mとドバドバと水を落とす滝が出てくる。その背後には、地形図上にある滝マークの大滝15〜20mが現れる。両側ゴルジュで良い景色。ここは左岸側から高巻くが、沢に戻る途中に、「名勝地霊山三ツ淵山」という石碑が現れる。そこから沢に復帰。大滝の上には、さらにゴルジュと10m程度の滝が続いていたよう。その後もゴルジュは伸び、8m程の釜付滝。両岸ゴルジュで右岸は直角以上。高巻きも出来そうだが、左岸のスラブを登る。スラブと岸壁隙間にカムを2つ使ってザイル確保で突破するが、続くゴルジュの先にある15m滝がどうにも無理。滝を越えるべく右岸を高巻いてみるも、ルーファイミスで一度沢に懸垂で降りる。左岸側に高巻きに活路を見い出すが、上に上に進んだら道に出る。時間的にもきつくなってきたのと、地形図上見たいところはとりあえず見たかなと思いそのまま下山。林道まで上がり、アスファルトをササッと降りる。途中、林道沿いの岸壁にある褶曲が素晴らしく、見物しながら下る。シーズン初めの割には、短距離にギュッと悪場が詰まった気合の入った谷だった。(小田桐)
   

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【東赤石山】2021.4.25

■コースタイム
藍住6:00──8:35筏津登山口──9:33瀬場谷出合──11:32赤石山荘12:05──12:33八巻山12:40──13:20東赤石山13:30──16:05出合──16:55登山口──19:30藍住
■感想
百闡黷ェ見え出してからは、細い登山道を慎重に進む。山シャクヤクが、可憐な花を見せてくれた。写真を撮るには足場が悪かった。赤石山荘までは意外に長く感じた。去年で山荘は閉鎖されていた。避難小屋にもならなくなった。登山の拠点がなくなったことは残念だ。八巻山ではアルプスの雰囲気が味わえただろうか。皆、難無く登っていた。東赤石山は三角点まで行った。岸城が最高だ。瀬戸内海、石鎚山、平家平、東三森山が見えた。徳島の山も見えていたが、特定できなかった。シャクナゲ、アケボノツツジが目を楽しませてくれた。帰りは違うルートをとった。(片岡)
   

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【熊谷】2021.5.2

■コースタイム
登山口10:45──12:25熊谷12:45──14:05登山口
■感想
モノレールに沿って急登を40分登り、作業道に出て、頂上までは地図とスマホを頼りに登った。はるか昔に登ったルートと違っているように思った。見晴らしは無い。湯桶林道の橋を渡った所にテントを張り、焚火をして、16時過ぎから大宴会になった。9時頃後発組が合流し、12時過ぎまで飲んだようだ。記憶には残っていない。焚火は最高だが、アルコールは適度が良い。(片岡)

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【甚吉森〜湯桶丸】2021.5.3

■コースタイム
キャンプ地6:30──7:30登山口──10:03甚吉森──10:20うお山(1322)──12:20お化け杉──13:24分岐──14:20湯桶丸14:30──15:15上の登山口
■感想
林道を歩いて登山口に行く。甚吉森の登りは、二日酔いの者にはつらい。ため息が何度もこぼれていた。甚吉森の頂上からの眺めは抜群だ。天狗塚、三嶺、次郎笈、剣山がきれいだ。遥か遠くに湯桶丸が見えた。シロヤシオをみながら尾根道を順調に進むが、うお山辺りで疲労がたまっていくのが分かる。重い足をなだめながら、累積標高1800mを走破した。誰ももう2度と来ることはないと思ったことだろう。(片岡)

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【砥石権現】2021.5.8

■コースタイム
駐車地点9:20──10:06稜線10:08──10:50水恋沢分岐10:58──11:00砥石権現11:28──11:38水恋沢分岐11:40──11:45水恋沢~11:58──12:26稜線分岐12:27──13:00駐車地点
■感想
天気晴れだが、黄砂が飛んでくもり空。登山者は、車は4台だが、山中で出逢ったのは2人連れ2組と単独男性1一人だった。心配した”蜜”にはならず良かった。山芍薬も程々に咲いて、写真撮影が楽しめた。ミツバツツジは多くて、鮮やかな被写体として最高だった。カタクリの花は、砥石権現山頂広場で咲いていたが、それ程多くはなかった。帰りには水恋沢に下りて、アケボノツツジと石楠花を楽しんだ。(江口)
   

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【石堂山〜矢筈山】2021.5.9

■コースタイム
文化の森5:15──6:00藍住──7:50風呂塔キャンプ場8:10──8:40風呂塔──9:50火打山──11:10白滝山11:20──11:25分岐──11:55お塔石12:20 ──12:25石堂山──13:151710m──13:45矢筈山──14:25サガリハゲ分岐──15:40落合峠
■感想
今回は、深淵からではなく風呂塔北東のキャンプ場跡から登った。山中は全く人に会わず。風呂塔〜火打山はハイキングのように歩きやすかった。所々木の階段があり、環境省が標識を建てている。火打山からは、所々木の階段もあるが、崩れたり落ち葉でたくさんで埋もれている。1378mで尾根に出て、90°左へ。白滝山直前は痩せて崖になり、左側をトラバースする。そこからは地図上でも広葉樹が出て、ダケカンバやブナがきれい。新緑もまぶしい。石堂山のシンボルと言っても良い、お塔石が立派だ。その手前の岩は大工小屋石と言うそうだ。初めての人も数人おり、感激している。今日は風が強かったが、ここは風がないのでゆっくりできた。しばらく、なだらかな尾根を歩く。見晴らしが良く、剣山や次郎笈も見える。矢筈へのルートも痩せ尾根になって、左へ踏み抜くと真っ逆さまな所もあった。矢筈への急登は半時間。風が強く360°の展望。烏帽子の形がよくわかる。天狗塚もピョッと覗いている。黄砂が無ければ、青空に新緑がもっと生えていただろうが、それでも見晴らしが良い。落合峠への道は、以前に比べて荒れている感じがした。花は、ミヤマハコベやミツバツツジがあった。(島)
   

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【東尾】2021.5.23

■コースタイム
7:30佐古──9:50登山口10:10──11:35龍峠──12:00東尾12:38──12:48踊石13:05──14:50登山口
■感想
長安口ダムを過ぎ、橋を渡ってすぐ右折して東尾集落を目指す。前に単独で来ているが、道は舗装してあるが落ち葉があり、狭く感じた。東尾の集落は廃村になっていた。「神領ユリ」を保護していたおじさんは、どうしたのだろう。標識に従い、藪の茂った登山道に分け入った。途中にザレた箇所があり緊張するが、どうにか龍峠に着く。そこから10分ばかり急坂を登って、東尾に着いた。オンツツジが迎えてくれた。頂上からの眺めは良く、橘湾から津田の高架橋まで見渡せた。ゆっくり昼食を楽しんで、踊り石に行く。サラサドウダンツツジに感嘆する。長安口ダム湖が茶色く濁っていた。美杉峠から来たトレランのランナーと情報交換して、下山した。途中道を外し、スマホに助けられた。国土地理院の地図とは全然違っている。テープもあまりない。分岐の標識はあるが、間違えないよう気を付ける必要がある。「ハンゴロシ」は、相変わらずうまかった。(片岡)
   

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【三嶺〜剣山】2021.5.30

■コースタイム
名頃7:52──9:38三嶺──10:10カヤハゲ10:15──12:02高ノ瀬12:25──次郎岌14:12──14:51剣山14:59──15:32見の越
■感想
徳島に移り住んでからほとんどタッチしていない、四国の山地の銀座縦走。日照時間の長い時期がうってつけと思い、行ってみました。しかも誕生日。名頃駐車場が満車でいきなり焦りましたが、スペース見つけてなんとか出発。登山中は予想以上に良い風景が連続して、高ノ瀬で足つったり、次郎岌あたりで疲れたりしましたが、とても良い時間を過ごせました。三嶺山頂直下の崖、丸石からの次郎岌の姿、高ノ瀬〜丸石間の樹々etc印象的でした。いつもは山で人間に会わないので、登山者から声をかけられることもたびたびあり、沢ばかり行っていては見失うものがありそうだと思った山行でした。(小田桐)
   

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【剣山クリーンハイク】2021.6.6

■感想
今回は大剣神社前の廃材を、集中して担ぎ下ろしました。お天気も快復して、作業もはかどりました。たくさんのトタンを折って袋に詰め、背負子や手で運びました。重かったですね。今日は体力使いました。お世話になりました。1番重い発電機は、力持ちのSさんに運んでもらいました。参加者65人、ゴミは202キロでした。(島)
   

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【大森山〜八早山】2021.6.20

■コースタイム
佐古7:00──立江ふれあいセンター7:30──もみじ温泉8:30──9:47白久登山口10:00──12:15稜線12:20──12:25大森山12:50──13:15蝉谷への北尾根──13:20下屋地山──14:10八早山14:20──14:45作業小屋下山口──16:15下山
■感想
駐車スペースは沢を渡ってから、2台を置いた。コンクリートの道を踏みながら登る。登山口の標識は見当たらない。鳴門岳友会から推測したルート図を元に大森山への尾根を登るが、急登が続くし、杉の木と落ちた杉の枝などで歩きにくい。登山道とは言えない。途中トラバースするところも不明なので、この尾根を直登することに。上部岩が出てきて左へ巻くと、すぐに稜線。ちょっと休んで大森山へは5分で着く。杉の切り株や伐採した木がたくさんあり、苔が付いている。展望も無く、杉の木が高いので光が遮られている。蝉谷に抜ける北尾根のある、1065.3m三角点=下屋地山を通過して作業小屋に出る。すぐ南にピンクのテープが足下にあり、下山路を確認してから八早山へ向かう。杉の木が続くこの稜線は歩きやすい。大森山から1時間で八早山着。枯れたスズタケが数本あるだけ。下りは登った尾根の西の尾根をたどり、2本目の沢の二股の橋で沢を渡り駐車地点に戻った。(島)
 

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【中谷(那賀川支流)】2021.6.20

■感想
ずっと前からマークしていた明らかに険しい沢に、同行可能そうな人を連れて行ってきました。まず、この谷は3つのゴルジュ滞を持っています。第1ゴルジュは、5〜20mの滝が10本位続く素晴らしい連漠滞。おそらく、高低差でも100m近くはある。その後はくの字状の滝と2条のハング滝を越え、一時緩やかな流れを進むが、すぐに終わり第2ゴルジュが始まる。始めの釜付3mと5m滝は問題なく越えるも、次の10mは左側の苔の多い岩を登り、その上の8mを越えた上で、20m側壁30mのゴルジュ滝に当たり、ここからは撤退戦。この後の高巻き中に初めて、自分たちが第3ゴルジュの入り口にも着いていないことに気付く。高巻き中に、樹の隙間から見えた場所がおそらく第3ゴルジュ。谷は、50m以上まで側壁が伸び、滝も20m以上はある規模のものがいくつか見える壮絶な風景。アルプスじみている…。正攻法で突入したら、ただでは済まないような場所でした。高巻き終了後は枝沢を使って尾根道に上がり、山姥岳を経由し、途中中谷集落方面に向かって枝尾根を使って下降。山姥岳〜白滝という山に寄りましたが、沢の高巻きの疲労もあり、なかなかしんどい下山でした。(小田桐)
 

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【西三子山】2021.6.20

■コースタイム
駐車地点9:45──10:25鉄塔8810:30──11:55西三子山(昼食)13:00──14:00鉄塔8814:05──14:45駐車地点
■感想
那賀町に位置する西三子山。今回は、剣道16号から林道に入り、最短コースを登った。山肌に立派な水路ができていた。もっとも、十数年も過ぎると山の形まで変わってしまったように思える。以前は、後山峠の標識柱があり、ここから下って林道まで簡単に下りられたように思う。今回は、山肌の雷線状のザラザラの下りは、テープで作ったハーネスと10mのザイルに助けられ滑落は免れた。ちなみに、メンバー四人中、私だけ!この山域は、山頂近くなると苔のついた岩原の登りとなるので注意しながら登る。山頂も大岩小岩の広場で、骨折に注意。今回は初めて登ったメンバーもいたので、1時間ほど、展望を楽しみながらの食事タイムとなった。(江口)
   

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【銅山川 瀬場谷】2021.7.11

■コースタイム
出発8:37──9:31入渓点──9:45入渓──12:12斜滝30m12:32──13:50渡渉点14:13──14:56入渓点──15:50登山口
■感想
この時期の定例山行の沢は実施実績が低く、天候の関係で中止にされてきた。今回は、根気の2回延期で実施にこぎつけた。前日の天気図を見ながらもダメもとで行ってみると、なんか全然増水していない。始めの滝5m程は、左側から巻いてから入渓。暑いので、序盤は滝壺もありがたい気持ちで入水。5m程度の滝はホイホイ直登するも、序盤から中規模の滝が出てくるので、高巻きが多い。傾斜のある斜面を木伝いに登り、いくつも越えていく。岩盤の割れ目に落ちる滝や、巨大なサイコロが積み重なった滝等、なかなかバラエティ。前者の滝は左側の斜面を登り、途中登山道に出てから適当な場所で沢に復帰、後者の滝は滝の右側を半分岩登り状態で越える。10m位の、右側にクラックのような溝のある滝は登れそう。試しているメンバーいるも、ノーロープは危なさそう。その後の30m位の緩い傾斜の滝は、明るくて見栄えが良く、ここでお昼休憩。良い時間を過ごせる。この滝の前後から岩のぬめりが結構強く、傾斜が緩くてもひやひやする場面がある。終盤に出てくる7m斜滝と大滝20mは、左からまく。斜滝をまいていくと大滝のちょうど下に出れるので、間近で大滝を拝見できた。幅が広めで整っている。登山道直前に出てくる7m、8mの滝は、ルート図では高まくと書いてあるが、なんか登れそうなのでロープを出して登る。ロープ確保で初めて滝を登ったメンバーは恐かったかも…。登山道で小休止して下山。沢で4時間かけて登った距離を、登山道で45分程度で下る。前日までの不安な天気予報一転、天気も最後まで持ち助かった。(小田桐)
   

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【一の森〜剣山】2021.7.25

■コースタイム
神山駐車場6:00──7:40見ノ越8:05──9:25西島──9:50刀掛の松──行場──12:00分岐──12:13一の森ヒュッテ(昼食)12:56──13:17二の森──13:50剣山山頂──15:10西島──15:50見ノ越
■感想
今日は内田さんに案内をお願いして、植物観察をしながらの山行となりました。心配した暑さもそれほどでもなく、爽やかな空気の中(気温19℃)出発しました。時には立ち止まりたくさんの植物の写真を撮ったり、内田さんのお話で盛り上がりながら、和気あいあいと楽しい登山となりました。内田さんから説明を受けて、テキサスゲートを通過して刀掛けの松へ。行場に向かう途中で、鶴の舞いだったかな?、の岩場に寄ったり、行場ではせっかくなのでみんなくさり場を登って楽しそうでした。残念ながら、キレンゲショウマは蕾でした。一の森ヒュッテでランチタイム。去年一人で来た時は、ヒュッテ前にたくさんシコクフウロが咲いていたのですが、今年は全然花が咲いていませんでした。内田さんの話では、食べられてしまったようです。剣山頂上でゆっくりと景色を楽しんで、少しの間だけ謎の笹藪を下山しました。内田さんからたくさん植物の名前を教えてもらい、地質についてもいろいろ教えてもらいました。本当にお世話になりました。おためしの2人も喜んでくれていたと思います。(庄野)
   

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【祖谷川熊谷川】2021.7.25

■コースタイム
駐車スペース発9:40──11:30二俣11:54──13:36奥の二俣──13:52林道14:09──15:55駐車スペース
■感想
なだらかな場所に行きたくなり、この谷を遡行。沢登り初めてのメンバーも参加だったので多少の心配はあったが、地形図通り大きな滝は少なく、高巻きも比較的優し目でよかった。中盤以降の連瀑滞と、その後の形の整った釜、ナメ床がすばらしく、予想以上の美渓。駐車スペースからは道がついていて、始めだけ藪っぽいものの入渓はたやすい。序盤の浅めの釜と滝を越えると突然明るくなり、堰堤の工事現場につく。ボロボロにされないか不安。堰堤二つを右から巻くと、そこから1時間弱巨岩帯が続く。なんとなく、巨岩のある沢では良い風景がある。直接登ったり、避けたりくぐったりを繰り返し巨岩帯を過ぎると、いきなり滝がすっきりしてきて、5〜10mクラスがよく続く。ここから、釜や岩盤も非常にきれいになってくる。ひときわ目立つ10mの幅広滝を越えてまもなく二俣。左側から直登、もしくは右の斜面を巻ける。巻き道あり。ここからも滝が続くが、この辺りのハイライトは、深くて縦に長い釜のついた8m滝で、左手からは8mの滝で支流が合わさりなかなか綺麗。ここは左岸から高巻き。このあと滝が低くなるが、ナメ床と釜付きの小滝が続き、この沢最大のご褒美エリア。写真でとらえづらく残念。左岸側に、登山道らしきものも出てくる。しばらくこの風景は続き、奥の二股を左にとり7mの滝を越えると林道に合流。林道先の、10mの二条滝を見物して沢を脱出。1時間半強で車に戻れるが、車2台で行けば、さらに快適な遡行になるでしょう。満足感の高い山行だった。(小田桐)
 

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【剪宇谷沢登り】2021.7.31

■感想
沢日和に、9名で沢登りしてきました。県民局詰所に駐車し、少し戻った所にある階段で穴吹川に降り、渡渉したら剪宇谷入渓点。ゴールは剪宇橋とかなり短い距離ですが、ゆっくりゆっくり行って3時間ほどです。目を奪われる大きな滝はありませんが、危険箇所がほぼないため、沢登り体験にはピッタリの沢かなと思います。入渓して間もなく現れる堰堤を超えたら、懸垂下降の必要はありますが、こちらも5mほど。ゴルジュやいい感じの淵が多く、泳ぎたい方にはオススメです。(岡田)
   

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【銅山川 小足谷川】2021.8.29

■コースタイム
日浦登山口8:40──小足谷川取水口入渓点8:49──8:55連瀑滞高巻き9:33──11:17病院跡地付近アーチ橋11:37──12:30橋4つ目終了点12:35──12:43ダイヤモンド水12:58──13:39日浦登山口
■感想
沢登りにしては7人の大所帯。確保器具や手帳を落とす等トラブルありましたが、水温はかなり冷たかったですが良く遊べました。入渓点へは、西赤石登山口の日浦から車道を新居浜方面に5分。沢の右岸、側取水堤入口から入渓。流石に増水もない様子で、水はアクアマリンで極上の色合い。水流を横断する場所がたびたび出てきて、多少の緊張感あり。右岸側、突然コンクリートの壁が現れるが、どうも水をためる場所のよう。結構大きい。高さ15m位。ここから穏やかだが、ゴーロがほとんどなく、岩盤主体の流れでアクアマリンの水とグレイの岩盤が非常にきれい。所々左岸側に登山道らしきものが見えて安心感も抜群。終盤、明治時代に作られたらしいアーチ状の橋をくぐり、小ゴルジュの中の滝2つを左岸側の岩盤伝いに越えて少し先、右岸から10m滝を従えた枝沢が出合う。銅精製後の残渣を眺めてから堰堤を越えると終了点。そのまま遡行を続けたメンバーに、上からお助け紐出したりして沢から上がる。ダイヤモンド水でいろいろ洗って、たまたま咲いてたキレンゲショウマ見てから、わずか40分で登山口。寄り道しなければ30分で帰れるかも…。予定よりも2時間弱早く、下山。初級のきれいな谷でした。(小田桐)
   

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【綱付森】2021.9.5

■コースタイム
藍住6:00─(豊永駅経由)─矢筈峠9:45──11:101421m──12:001460m──12:40綱付森13:10──15:50矢筈峠─(豊永駅経由)─19:00藍住
■感想
日帰り山行で行くには登山口までが遠くて、なかなか行きにくい山の1つです。2009年10月に行った記録を見ると、登山道はスズタケが刈り払われていて並んで歩けるほど快適な登山道でしたが、今回は道が覆われていて、見えなくて苦労しました。近年、鹿食害で、笹がない丸裸の山が多い中で、久しぶりに胸まである笹の中を歩きました。また、ピークをいくつも超えていくのですが、ガスって山頂までの距離が遠くに見えて、精神的プレッシャーもかかりました。(内藤)
   

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【吉野川源流】2021.9.11

■コースタイム
6:00藍住──9:30白猪谷登山口9:45──12:30源流モニュメント13:00──14:30登山口──18:50藍住
■感想
今年最後の沢歩きに行ってきました。6年前に、Nさんと「沢集会」の帰りに寄ってから2回目でした。前回は登山道が倒木だらけで通行止めになっていた所を、自己責任で登山道を登りました。今回は沢を詰めてみたいと思って、白猪谷の登山口から入渓しました。登山道は修復工事中で、11月には完了するみたいです。松山からの女性が2人、登山道を源流に向けて出発しましたが、途中で引き返して来ていました。滑るということでした。そのすぐ後に、川釣りの人に遭遇しました。目の前で、大きなアメゴを釣り上げました。我々は釣り師の邪魔をしたくないので、沢を引き返して登山道をしばらく歩き入渓しました。登山道の橋は、頼りにならないような代物でした。沢はきれいでしたが、たまに川に倒木があって苦労しました。滝はほとんどなく、あっても低いものでした。淵が深く、へつりに苦労しました。お助け紐の出番もありました。2時間ほど沢歩きをしてから、登山道を進みました。モニュメントはなかなか現れず、あきらめかけた時に現れました。その上流に滝があるはずですが、道がなく断念しました。来年は、「沢集会」があるといいですね。(片岡)
   

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【三嶺〜天狗塚縦走】2021.9.19

■コースタイム
いやしの温泉P9:00──10:20造林小屋──12:30三嶺ヒュッテ12:55──13:10三嶺13:25──14:25西熊山14:35──15:25天狗峠15:35──17:00天狗登山口──18:50いやしの温泉P
■感想
9/18-19に計画していた天狗塚から剣山まで縦走の予定を変更した。台風14号は過ぎたが、18日の天気が良くはなさそうなので、更に、お亀小屋が混みそうなので18日はやめて、19日の1日で三嶺天狗塚を縦走周回した。いやしの温泉郷は現在休業中であるが、駐車場は利用できる。県の標識から登山道に入り、植林の中、モノレールを4回くぐって造林小屋を通過。更に植林が続き、尾根に乗ると自然林の1578m標高点に出る。ここで少々腹ごしらえ。滑りやすい急登を経て、笹原の緩い道となると、草刈り機の音が聞こえる。ロイヤル山岳会の人たちが、登山道整備をしているという。三嶺ヒュッテに着くと、トイレ回りの笹刈りをすると言っていた。ご苦労様。ここでも腹ごしらえをして、三嶺頂上へ。雲が出ているが、晴れてある程度展望あり。西熊山に着くとガスの中、展望悪い。横の笹原に、テント1張り見える。お亀岩を経て、滑りやすい急坂を天狗峠まで登るが、ガスの中天狗塚はお隠れ。予定より1時間も遅れたので、そそくさと天狗登山口に下る。阿佐名頃林道(通称西山林道)を2時間弱歩いて、日没後はヘッドランプを点けて、いやしの温泉駐車場に戻った。今回は、周回20qのややショッパイアルバイトだった。(天野)
   

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【塔ノ丸】2021.9.23

■コースタイム
藍住6:30──8:45夫婦池9:10──9:40稜線分岐──11:20塔ノ丸12:10──13:20稜線分岐──14:05夫婦池
■感想
天気に恵まれて、のんびりと山歩きを楽しみました。眺望もよく手軽な山なので、多くの登山者と出会いました。20人くらいかな。リンドウがあでやかに咲いていました。濃い青紫がきれいでした。ナナカマドが赤い実をつけていました。見ノ越駐車場は車でいっぱいみたいでした。やまなみの眺望を楽しみながら、ゆっくり昼食を取りました。帰りは分岐から尾根ルートを下りました。「ゆうま温泉」で汗を流して帰りました。余り疲労感は無かったようですが。(片岡)


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【毛無山・白馬山周回】2021.9.25

■コースタイム
登山口7:23──8:27九合目避難小屋──8:39毛無山山頂──9:03カタクリ広場──9:31白馬山山頂──10:18登山口
■感想
岡山・鳥取県境の、毛無山・白馬山をくるり周回してきました。距離6km。登り・下りともに600m。毛無山ビジターセンターに駐車。大きなトイレが完備され、中には更衣室もあります。毛無山登山道はブナの林が美しく、それは白馬山山頂まで続きます。新緑の頃、ブナの緑に包まれるのもいいかも・・・。毛無山山頂手前の九合目避難小屋には、信仰の山だからでしょうか、神棚が祀ってありました。山頂はあいにくのガスで、大山・烏ヶ山を望むことはできませんでしたが、始めから終わりまでとてもよく整備された登山道でお気楽極楽な山行となりました。毛無山…かなり癒し系です。(岡田)
   

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【烏帽子山】2021.9.26

■コースタイム
9:45落合峠──10:25落ハゲ──11:20前烏帽子山──12:15烏帽子山12:50──13:30前烏帽子山──14:25落ハゲ──14:50落合峠
■感想
少々天気が心配だったが、落合峠に着いてみると空一面に雲がかかっているものの眺望がよく、天狗塚や三嶺がよく見えた。日差しがない分、涼しくてとっても快適。手入れされた登山道を歩き始めると、しばらくは緩やかな登り。落ハゲを過ぎた所に鎖場があり、そこを降りると、段々と激しいアップダウンに。息を切らしながら前烏帽子山に着くと、しばし休憩。自然林の中を風に吹かれながら歩くと、足元には小さな花が。そのかわいさに癒されつつ、烏帽子山を目指す。最後の急坂を登ると、目的の烏帽子山。山頂で良い景色を眺めての昼食。すると徐々にガスが出てきたので、雨が来ないか心配しつつ来た道を引き返す。落ちハゲまで来ると峠に停めた車が見え、やっと帰って来たとみな安堵。なんとか雨に降られず、みんな来て良かったと思える山行になった。(張)
 

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【穴内川支流・宮ノ谷川】2021.9.26

■コースタイム
8:38駐車スペース──8:43入渓──12:17H690二俣12:29──13:43沢脱出──14:06稜線14:15──14:22国見山──16:17駐車スペース
■感想
悪天続きにしては沢の開拓ペース順調で今年は開拓4本目。高知の穴内川ダムから伸びる沢に行く。遡行後にわかったが宮ノ谷川というらしい。林道や登山道、取水ホースが通っていたりするものの、ロープ等釣り人の残置物は特になし。蜘蛛の糸は無数でよく釣られる。駐車スペースから見える岸壁から、期待が持てる。入渓点の橋から滝場、直後からゴルジュで側壁10m程度。水量水勢ともにゴウゴウと強く威圧的。もちろん突っ込む気にならず右岸から巻く。以後は大きな滝はないが、巨岩と岩盤がなかなかにぎやかに造形を見せてくれる。釜も綺麗。泳ぎたくないので、巨岩と滝を縫うように進む。多少緊張する場所もあり。水の勢いで削られたU字状の滝や、谷の真ん中に居座る超巨岩等、非常に攻撃的な雰囲気が印象的。既に使われていなさそうな取水設備と、石積みの堰堤プールを越えて少し行くと、一時風景が落ち着く。ちなみに前半は左岸に、中盤以降は右岸と左岸に登山道らしきものあり。ここからは、滝のエリアと穏やかな川原歩きエリアが交互に緩急つけて現れる。やろうと思えば、微妙な体重移動が必要なへつりや岩の下を潜っての滝登攀もできて、なかなかバラエティ。H690mの二俣は間違えて左へ進む。直後、谷が蛇行しだすので、気付いたけどもそのまま進む。ここからは、巨岩はだいぶ減り、ゴーロが中心になっていく。後半は、周りの山がだいぶ低い雰囲気の明るい谷が一部あり良い雰囲気だが、一部滝の登攀ができず、イバラ藪に突っ込みながら巻き登る。風景の変化がなくなってきたころ左岸の樹林帯に入り、そのままコルを目指す。久々の詰めでしんどい。稜線はビニールテープで道が示されているが、ビニールテープが弱くてゴミが散乱状態。国見山はあまり展望がきかないが、参勤交代で使われていた道と書かれた看板があり、勉強になる。国見山西の尾根を下ろうと向かうが、途中良さそうな道を見つけ、楽に降りたい誘惑に駆られてその道を使うと、遡行した谷の一本隣りの沢沿いの舗装路に着き、距離は長いものの楽に降りられた。帰りは隊のメンバーが、穴内川ダムのダムカードを探しに行くが、コロナで停止中。大豊IC近くのひばり食堂も短縮営業。とても現実に戻される気分の帰途。(小田桐)
   

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【赤帽子山】2021.10.3

■コースタイム
中尾山高原駐車場出発9:05──9:50休憩舎跡──10:45休憩──11:20山頂(昼食)──12:00下山開始──13:15中尾山──14:00下山
■感想
お天気に恵まれ、みなさん和気あいあいと登山開始。グラススキー場を見ながら坂を登る。日差しが強く、かなり暑いと感じた。坂を登りきり、森の中に入ると爽やかな空気で快適なハイキングとなる。笹の稜線を歩き始めると、途中目にするリンドウやシコクフウロなどの花に癒されながら、遮るもののない景色に歓声をあげながら山頂に到着。ランチタイム後は、ウメバチ草を探しに行ったり寝転んだり、それぞれの時間を楽しみました。帰りに、中尾山山頂に寄り道して予定通り下山しました。(庄野)
   

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【小島峠〜黒笠山】2021.10.10

■コースタイム
佐古5:30──7:45小島峠──8:40標高1364m──10:05標高1542m──11:25黒笠山12:05──14:00白井登山口
■感想
去年の逆コースを歩いた。Hさんの念願がかなった。黒笠の登りは少しきつかったかな。頂上付近は紅葉が始まっていた。神社から白井への下りはよく滑った。冬の黒笠山で亡くなった、石本先生を偲んだ。随分と月日が流れたものだ。黒笠山には、もう10回近く登っている。頂上は展望が360度望める。岩場と鎖があり、少し緊張するが気持ち良い。積雪期にも登ってみたいものだ。(片岡)
 
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【石鎚東稜】2021.10.14

■コースタイム
土小屋10:42──11:37東稜分岐11:40──13:15南尖峰13:57──14:04天狗岳──14:14弥山14:23──15:43土小屋
■感想
【個人山行】10/14石鎚東稜 四国に来て初めての石鎚。ロープウェイ代のかかるメインルートでなく、土小屋からの東稜ルートで登頂。バリエーションルートとはいっても、踏み跡はかなりしっかりついているので迷うことなく行動できた。笹薮は背丈未満で、急登の場所も手でつかめるので、おかげであまり疲れない。矢筈岩、面河渓谷から伸びる中沢の源頭、南尖峰の岩だらけの面を眺めながら、ハイシーズンの石鎚を静かに登れました。南尖峰からは徐々に人が増え、弥山〜天狗間は大量の人。山バッジを買って、さっさと土小屋に下りました。(小田桐)
 
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【青の塔】2021.10.17

■感想
朝の集合場所で少し雨が降ってましたが、2時間半かけて登山口に着くと雨は上がっていて日差しもありました。標高1433mまでひたすら急登!はじめての山靴!皆さんにアドバイスをいただきながら、登り続けました。昔はクマザサがあった様ですが、今は鹿の被害で掴むものもなく、手も足も使って登りました。何箇所か展望所があり、大パノラマの絶景に癒されながら登頂できました。頂上ではモヤが出て寒く、風もありましたが、大自然の様を感じられました。昼食を済まして下りは少し余裕ができ、蕾のリンドウやミツマタの花も見つけれました。。(宮武)
 
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【カガマシ山】2021.10.23

■コースタイム
徳島4:30──8:00登山口8:20──8:50中川峠──10:15三足山(1451m)──11:43カガマシ山12:10──12:50標高1358m──14:15中川峠──14:42登山口
■感想
金砂湖から白髪隧道を抜けて10分ほど下り、坂瀬林道に入る。林道はデコボコであった。軽トラは重宝する。登山口には、嶺北ネイチャーハントの標識があった。中川峠にはすぐに着く。お地蔵様の裏から尾根にとりつく。テープもあるが、かなり離れていて見落とすこともたびたびあった。前日の雨で笹が濡れていて、手先が冷たい。北風が強く手先がしびれる。予備の軍手が必要だと思った。雨は降らなかったが、ガスが立ち込めていて山を見る事はできなかった。ブナの木が幻想的だった。帰りに少し日が差して、風車を確認した。帰りのの登りは、大幅にショートカットした。スマホのおかげだ。(片岡)
 
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【箸蔵街道】2021.11.7

■コースタイム
箸蔵寺P9:00──10:00箸蔵寺──12:20二軒茶屋──14:15JR讃岐財田駅14:41──14:58JR箸蔵駅──15:10箸蔵寺P
■感想
紅葉の箸蔵寺、讃岐へと続く箸蔵街道、JR坪尻駅でのスイッチバック体験など、観光色満載の山行でした。箸蔵寺はお寺や高灯籠、その他にも季節ごとに絵になりそうな素敵な所が沢山あり、紅葉はまだまだ楽しめそうでした。お寺の石段は、山行中で1番の難所でした。箸蔵街道は幅広く、歩きやすい道でほぼ水平移動。後半で一気の登りと、財田までのひたすらの下りがありました。14:41発のJRを逃したら次まで2時間待ちということで、休憩を何度か取りつつも、皆、巻きで頑張って歩きました。木立の中の変化の少ない安全な道のため、どれだけ歩いたのかの感覚がなくなりました。おかげ様でいくらかの余裕をもってJR讃岐財田駅に到着し、JRに乗ることができました。坪尻駅を出てすぐ、車窓から綺麗な滝と真っ赤に色づいた紅葉が見えました。乗車時間は17分と短いですが、おにぎりをほうばる人もおり、遠足気分でした。(中村)
 
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【五剣山、鬼が岩屋】2021.11.14

■コースタイム
旧温泉駐車場9:15──9:50鬼のまな板──10:22鬼が岩屋11:12──12:39五剣山13:42──15:05喜来登山口
■感想
定例山行 2021.11.14 大勢で、ワイワイと楽しく登ることができました。鬼のまな板や、みこ岩、炭焼き釜後など、いろんな場所を見ながら、立ち止まりながら頂上を目指しました。五剣山も一剣、二剣、三剣と探しながら。なぜか四剣、五剣は山頂にありました。また、山頂では出羽島から、室戸岬まで見渡すことができました。登山道、荒れている所もありましたが、比較的整備されておりました。鬼が岩屋までの道は、急登な部分もありました。標識やテープもありましたが、ヤマップは、喜来登山口、辺川登山口は記載されてないので注意が必要です。秋晴で天候にも恵まれて、良い山行となりました。(木村)
 
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【大川原高原ナイトハイク】2021.11.20

■コースタイム
駐車場17:06──17:57南高鉾山──19:06旭ヶ丸──19:12展望台──19:30駐車場
■感想
夜に山を歩くのは昼間と違った雰囲気を味わうことができ、月がきれいで、夜景もきれいでした。また夜は、緊張している分いろんな音が聞こえます。シカの声は多く聞こえました。何かがガサガサ、聞こえるのは少し怖かったです。風車の大きな音、鉄塔のブーンという音もよく響きました。(内藤)
   
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【烏丸〜西砥石権現】2021.11.27

■コースタイム
登山口10:20──10:40木戸峠──11:40烏丸11:50──12:50西砥石権現13:15──烏丸──木戸峠──15.00登山口
■感想
木戸峠へは、縦走路と林道が一番近づく少し手前に広い空き地があり、そこへ駐車。そこから歩いて5分の所にたくさんの赤テープ。稜線には15分でたどり着く。そこから5分で木戸峠。そこからは急登が続く。枯れ葉がふかふか。風が西から吹きつけ、いっそう寒くなる。烏丸の頂上では、風をよけて休憩。寒さにさらされて、体力消耗。少し歩くと、高城山が霧氷で真っ白。皆で歓声をあげる。烏丸から少し歩けば、高城山、樫戸丸、当の石方面がよく見えた。しばらくはとても歩きやすい素敵な小道。1251mを過ぎ、1350m付近で左に折れる。下りは気がつかずにそのまま行きそうだが、赤テープしっかりついている。西砥石であたたかい昼を食べてから下ると、2ミリくらいの雪粒がパラパラ降ってくる。ファガスの森にも寄りたかったが、遅いので今回は残念。(島)
   
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【綱付山〜八面山】2021.11.28

■コースタイム
大石峠8:50──9:43標高点1191m──10:35綱付山──12:47八面山13:25──14:30大野赤松登山口
■感想
大石峠から稜線までは、急坂だった。綱付山までは、防火帯みたいに広い登山道だった。二人の登山者と会って、挨拶を交わした。八面山までの道も歩き易い。尾根が複数ある箇所があり、スマホで確認して進む。1回来ているのだが、記憶があまりない。途中大岩が続いていて、左側を巻いた。途中まで登ってみたが、怖くなって止めた。国土調査のテープは、上に有った。友内山からの縦走路に出る手前は急坂であった。縦走路に出たら、すぐに八面山頂上に着いた。昼飯をゆっくり食べて下山した。ザレ場は無かった。大野の赤松に感嘆して、山行を終了した。(片岡)
 
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【石立山】2021.12.2

■コースタイム
別府峡駐車場9:08──09:55竜頭谷──12:36西峰──13:24石立山13:36──13:54西峰──15:49竜頭谷──16:30別府峡駐車場
■感想
風も弱く好天の日に、冬枯れの山を楽しめた。赤い橋を渡っていきなりのジグザグの急登で、山の特徴むきだし。竜頭谷から先、迷いやすいとの情報もあったが、ザレ場は確かに不明瞭。石灰岩らしき白い石や岩が道を隠してくる。しかし、尾根に乗ってからは、ひたすら尾根伝いの通れる場所を選ぶだけ。なので比較的わかりやすく、随所に出てくる白と赤を組み合わせた目印が役に立つ。積極的に岩や木をつかみ、足の負担を分散。展望箇所に着くたびに次のハードルとばかりにピークが現れ、こちらを上から見ているよう。荒々しい風情、威圧的。山は自分たちしか入っていないようで、鹿もよく現れる。山頂手前の展望が効く場所から、山頂付近に鹿が4頭。こちらに気付いていないので、彼らのまったりした時間を見ることができた。標高が上がり、西峰に着く頃、風が多少出てくるが天気は良く、天狗、白髪、三嶺〜次郎岌まで良く見える。春に縦走したので、当時を思い出すと感慨深い。時間が押し気味だったので、初登頂の他メンバーと捨身ヶ岳と石立山頂を踏んでから、南の尾根でなくて来た道を戻る。下ってみるとなかなかの傾斜で、同行者もよく登ったものだ、と満足気味。石灰岩の不思議な造形を見ながら、ザレに足を取られつつ、下山。(小田桐)
   
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【第25回眉山クリーンハイク】2021.12.5

■感想
各会、登山道のゴミを拾って、眉山公園駐車場の公衆トイレ横に集積。燃やせるゴミと燃やせないゴミの袋に詰め替えた。袋に入らない大きなものは、紙、布、木、プラ、金属、ガラスなどに分別した。地蔵越遍路道では、集中ゴミ拾いを実施。総勢19人が参加し、軽トラで回収を行った。恒例の山筋ゴーゴー体操、体力測定は中止。総参加者81人。ゴミの総量は約300kgでした。(天野)
   
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【平家平】2021.12.12

■コースタイム
P9:55──10:35大久保山10:45──11:55三角点1388m──12:45平家平13:15──13:50三角点1388m──15:10大久保山──15:45P
■感想
6時半、かつうら道の駅に10人集合。車2台で行く。八重地トンネルを抜けると六郎山、平家平方面の展望よし。四季美谷温泉でトイレ休憩して、岩倉集落を抜け林道を登ると、大久保山北東尾根と出会うところで駐車。木製階段から尾根に乗り、樹林を標高差100余登ると、左斜面が開けて大久保山から平家平までの縦走路が一望。斜面に樹木がほとんど無く、土があらわで崩壊している。鹿食害か、下層植生が無い。大久保山頂上もハゲており、展望はよし。三角点1511mを過ぎて急降下すると、ブナの大木が現れて緩やかな稜線になる。右下に池が見えるところが岩倉峠。三角点1388mの手前で、蝉谷からの道と合流。三角点を確認して、更に東へ稜線を行く。最後に100mを急登して平家平へ。2007年に登頂した時と違って、樹木、笹が無くて展望抜群。天気よく空気も澄んで、一ノ森、次郎笈、天神丸など主要な山岳がよく見えた。十分休憩して往路を戻った。(天野)

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【木戸峠から高城山】2021.12.15

■コースタイム
7:30スタート──8:41烏丸──9:40ファガスの森──10:54高城山──11:21ドームから下山開始──12:35ファガスの森──13:30烏丸──14:04ゴール
■感想
6時過ぎに家を出たら、ちょうど1時間で着いた。寒いけど震えるほどではない。ついこの間歩いた道なので、迷いなく楽しく歩けた。スーパー林道が閉鎖されているのでファガスの森には誰もいない。高城山への登りで冷たい風に吹かれる。お腹も空いてきてペースダウン。わかっていたけど、この登りは結構キツイ。日陰には霧氷が落ちて積もっている。頂上は日当たりよく暖か。風も程々。眺望良好!三嶺や矢筈山まで見えた。15分程休憩&昼食。元気になったのでドームを見に行ってから下山。登りは大したことなかった、霧氷の積もった斜面でビビる。慎重にキックを刻んで下りる。やや疲れて、登り返しが堪える。予定より30分早くスタートしたので30分早く着こうと頑張って下ったら、思っていたより早く着いた。(越智)
   
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【横倉山】2021.12.19

■コースタイム
第一駐車場登山口9:46──10:30.かむと嶽石石鎚神社──10:55横倉山三角点──11:16横倉宮──11:47杉原神社──12:10第二駐車場
■感想
2021年最後の定例山行で、高知県越知町にある横倉山を登ってきました。一の鳥居から登ろうと、車を走らせていると通行止め。桐見ダムからのルートへ迂回しました。無事に駐車場へ到着し、準備をしていると霰がちらちら。気合を入れて出発。登山口の標識には横倉山まで2.2q。登るにつれ、登山道にはうっすらと雪がついている。やがて頭の上にも雪が舞い始めました。かむと嶽の石鎚神社の直下では簡単な鎖がありますが、頑丈な足場が設置されており安心です。横倉宮は思いのほか立派で、『馬鹿試し』と呼ばれる80mの絶壁もあるようですが、雪のためよくわかりませんでした。歩行時間2時間ほどと短いため、お昼休憩は下山後に、第2駐車場から第1駐車場へ下る途中にある織田公園でとりました。少し寒かったけれど、思いがけない雪ふる山にみなさんが楽しそうで嬉しかったです。(岡田)
   
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【寒波前の剣山】2021.12.25

■コースタイム
見ノ越8:55──9:55西島──10:55頂上──11:10ヒュッテ11:30──大剱神社──12:15西島──13:10見ノ越
■感想
藍住6時発、見ノ越8:20着。上部は氷っていて要スタッドレス。塔の丸、丸笹、次郎は雪無し。見ノ越-3℃。登山道は所々氷っている。青空に霧氷が光る。西島の休憩所は開くので、中に入って暖をとる。風がないだけ暖かい。三嶺は少し白い。頂上小屋の前の温度計は-7℃。頂上の木道では、強風が吹くたび飛ばされそう。小屋の裏で食事。日は差しているが強風が吹き、物が飛んでいく。サンタクロース隊やトナカイ犬に会う。雪は、頂上周辺は10p。登山道、日陰は5-10p。西日が当たるところは雪無し。下りは大剣神社経由で、アイゼンをつけて下る。滑る意識無くスイスイ。今日は私たち含めて20名くらいだったか。静かな剣山だった。(島)
 
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【矢筈山】2021.12.30

■コースタイム
8:20発──12:20矢筈山──14:00片川への下降点──16:07駐車スペース(途中休憩合計50分程度)
■感想
片川沿いの道、ヘアピンカーブに駐車。片川右岸へ橋を渡り、凍った林道を進み登山道へ。二手に分かれた片川の支流を横切り、薄い尾根と谷を彷徨うようにルートをとる。大岩が出てくる前後から雪は深くて、軽くて滑るしでトップは交代しながら登る。ピッケルもしっかり刺さるけど、雪が軽くていまひとつ支点にしづらい。苦労するが「こんなことをやりたくて雪山に来ているのだろう…きっと」と思いながら登る。尾根に立つとあたりの風景はしっかりモノクロ。山頂直下のラッセル急登をこなして登頂。そして強風。軽く補給を済ませてから、下りやすさを考慮して、ピストンから膳棚経由に変更、黒笠方面へ下りラッセル。矢筈の開けた山頂は曇りだが、展望は幾分効く。雰囲気の良い雪の樹林帯、なかなかシビアな岩稜帯を避けたり這い上がったりと進み、大岩北側で補給。まもなく目的の尾根をくだる。時間14:00遅れ気味。支尾根下りの序盤は、雪も深いので滑り下りる。綺麗な森だ。ルーファイは若干難しく、テープは少な目。分岐した尾根へ向かう。次第に雪が減り、岩が露出し滑りやすくなってくる。道を探すことに集中している先頭と、脚の置き場を探す後方で距離ができる。この尾根にて、パーティー全体で延べ6回程こける。標高下がってるので、気温は上がっているはずが雪が降ってくる。そうこうしているうちに片川が見えてきて、長い下山が終了。雪がついて歩きやすくなったアスファルトを下る。今日は装備が綺麗なままの下山。(小田桐)
   
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【武奈ヶ岳】2021.12.30

■コースタイム
明王院9:30──12:15御殿山──13:10武奈ヶ岳頂上13:15──14:00御殿山14:20──16:00明王院
■感想
近日の湖北の大雪で決行を迷っていたが、詳細な天気予報を見て、僅かながら晴間あり人気の山なのでトレースありと判断した。朝5:30とくとくターミナル発。高速道〜湖西道を経て230qで、大津市葛川防村町の葛川市民センターP着。すでに20台以上が駐車。アイゼン、ピッケル、防寒等装備して出発。橋を渡り、公衆トイレで用事して、明王院裏の登山口(御殿山コースの看板)から尾根に取り付く。地形図で予習した通り、標高900mまで急登が続く。雪は登山口で10p。段々増えてくるが、柔らかいのでアイゼン不用。前後には、ソロの数人と2〜5人の数パーテイあり。御殿山に着くと、樹林を抜け頂上方面のなだらかな稜線が見渡せる。積雪は1m以上ありそうだが、先行者トレースがしっかりあって、壺足にならずに快適に進む。雲、ガスもなく晴れて、琵琶湖、蓬莱山など遠望。頂上付近は、風と人で雪は少なくなっていた。伊吹山や霊仙山までは見えなかったが、眺望を楽しめた。下りはアイゼンを装着して、滑り止めしながら下った。(天野)
 
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