三瓶山   2016.9.25 国土地理院の地図を表示   [戻る]


【コースタイム】
4:00 佐古JA──9:00東ノ原リフト──10:15女三瓶山──11:15男三瓶山──12:15子三瓶山──13:00孫三瓶山──火口湖──13:40 大平山──13:40東ノ原──20:00 佐古

【感 想】 徳島から、4時間以上かかって島根県に入った。何基かの電波塔のある緩やかな山脈が目的だ。三瓶山は大昔、火山活動をし、その後陥没して中央にカルデラができ、出口のない池がある。

私たちは、外輪山の5つのピークを反時計回りに一周する。東ノ原登山口から、スキーリフト(往復600円)で一気に外輪の一端に上がる。

リフト降り場から、右へ周遊開始だ。一息で、電波塔がある女三瓶山957mに着いた。三瓶山の全容がよく判る。火山の噴出物が、砂や軽石のためゴツゴツ感がなく滑りやすい。

次は、主峰の男三瓶山だ。一旦急傾斜を下り、登り返す。頂上は広くて1126mの三角点、案内板、避難小屋、山頂神社などがあり、登山客も多くいる。日本海が見える。

方位盤で大山など確認するが、他の山をよく知らない。ここのベンチで昼食にした。そこへ、北の方面から子どもたちや、付き添いの大人が続々と上がって来た。おそらく、男三瓶山だけの遠足なんだろう。

私たちは南へ、高度差300mを木に掴まりながら急降下した。この部分が、周回中最も急傾斜であった。

150mを登り返すと、961mの子三瓶山だ。外輪山の東から北、西へと歩いたコースがよく判る。広い頂上で、立派な柱状の標識が建っている。すぐ近くに孫三瓶山が見える。

ここからは少し下り上りで孫三瓶山907mだ。頂上は狭いが、ここにも標識が建っている。最後のピークを目指して東に向かう。鞍部に池への分岐があった。

しかし、積極的に行こうと引っ張る者がいなかったので、パスしてしまった。平坦な道を進むと、最後の大平山だ。ベンチがあって、何組かの観光客がいた。

私は、一周してきた満足感にしばし浸った。帰りも、リフトに乗り楽をした。温泉に入って帰った。

いろんな花が咲いていた。ススキはまだであった。火口湖の際まで行かなかったのは心残りである。近くに、埋没林や銀山の遺跡などもある。日数に余裕を持って、再度行きたい。(上田)





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