天狗塚・牛ノ背   2016.8.26 国土地理院の地図を表示   [戻る]


小松島6:15──9:10登山口P9:25──10:15大岩10:25──11:45牛ノ背12:20──13:20大岩13:25──13:45亀尻峠13:50──14:30登山口P14:50──15:40大桜の湯17:20──18:50小松島

【感 想】

小松島の3人で、天狗塚に行くことにした。438号神山、木屋平を経て見ノ越トンネルを抜ける。盆すぎたからか、車は20台くらい。県外車が多い。名頃を経て西山林道に入る。

天狗塚の標識に従って、細い車道をどんどん上がる。サルスベリの花が紅や紫に咲き誇っている西山集落を過ぎて、道は舗装が悪く細くなりつつ高度を稼ぎ、大きな沢の手前の広い路肩に止める。

以前の地形図に載っていた、登山道の破線のとおりに取り付く。ザレ土と格闘して20mほど登ると山芍薬の標識が見えて、目指して上がると盗掘除けのネットがあり、その横を尾根に沿って登山道が伸びる。

西南西に、谷沿いに伐採跡を行くが、以前の登山道が杉の伐採丸太と枝葉でおおわれて非常に歩きにくい。作業道もジグザグに走る。谷の奥の、大岩のある稜線に出る。ここから、左=南に急な尾根をひたすら登る。

杉植林から針葉樹の緩い尾根に代わり、下草に背の低いミヤマクマザサが出てくるとモミや松の疎林となり、なだらかな牛ノ背の頂上辺りが目に入る。天気は晴から曇りにかわった。

快適な笹原の中を細い踏み跡に沿って登ると、牛ノ背三角点に到着。笹原にコメツツジが群落をなす。東に天狗塚が見えるはずが、上昇気流が雲や霧となって見えず。

ここで昼休憩しながら晴れを待つが、それどころか小雨が降ってきたので、天狗はあきらめて下山する。

下山は、大岩までは往路と同じ。大岩からは、稜線を北に亀尻峠まで下る。ここも、植林作業道が峠を越えて西に延びる。ここから西山林道までは、栗林の中を林道がジグザグと下る。

栗林は、昔は栽培管理されていたが、今は放置され、9月になると栗の実が落ちてくる。今はまだ、イガは見当たらぬ。9月にまた来るぞ、と思いながら西山林道に下って、駐車地点に戻る。(天野)

   
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