佐古6:00──8:30入渓点──10:40二俣(990m)──12:25尾根(1452.5mピーク南)──14:20駐車スペース
【感 想】
一週間前では雨or曇予報で危ぶまれた山行でしたが、3日前あたりから気象庁の気まぐれで天気が好転し、無事実施となりました。
入渓点から傾斜が強く、大岩の間を水が噴き出す荒い渓相でしたが、30分後くらいから滝も安定してきて快適に登っていけました。
10mを超えない滝が多く、多少高度のある場所は、藤友さんがガツガツ登って紐を出してくれるので恐怖もなく、淡々とこなしていけます。
この沢の見せ場は、標高800m付近の両門風の滝から先、立派な岩小屋を過ぎて、右岸に節理の見える6m滝、ナメ交じりの連瀑帯から10m滝あたりまでの間と、標高990m二俣先のすだれ状15m滝で、いずれも満足できるものが見られます。
また、ゴーロ帯も幾分ありますが、ところどころきれいな苔の広がる風景があり、気分的に疲れず自然林であればより良いかもしれません。
奥の二俣(標高1230m付近)を超えると沢が荒れてくるので、右岸尾根に逃げて、多少ウロウロしながら薄い登山道(地形図に書いてない)を使って降りました。市労山のルーファイは勉強になりました。
帰りは「つるぎの湯大桜」に寄り、風呂の外にあるテラスで全裸で山座同定してから帰途につきました。新入りなのに、ロープ持たずにすみません。(小田桐)