甲ヶ山   2016.5.15 国土地理院の地図を表示   [戻る]


登山口9:00──9:30船上山──9:50船上神社──11:50勝田ヶ山──12:50甲ヶ山──15:00船上山──15:35登山口

【感 想】

 三朝温泉より車をとばし約70分。標高260mの青少年自然の家をとおりすぎて少しあがると、東坂登山口に着く。すでに4台車がきている。急ぎしたくをして、出発をする。

 少し登ると、左前方に船上山の屏風岩の切り立った断崖がみえてくる。なかなかの迫力だ。岩登りにくるクライマーも多いらしい。

 西坂登山口の分岐あたりから、ブナやケヤキの大木のあるジグザグの斜面を登ると、クマザサに覆われたススキヶ原につく。展望はない。立派な避難小屋があり、行宮ノ碑がたっている。

 休憩のあと、なだらかな道を進むと、船上神社につく。手入れのいきとどいた、いい雰囲気の神社だ。木立のなかには、苔むした五輪ノ塔などがひっそりとある。

 神社の裏に大山登山道の標識があり、甲ヶ山への尾根道といっていく。尾根といっても木立の中で、展望はない。ブナ、ケヤキ、スギ林の道が続く。キラキラと新緑がきれいだ。

 そのうち斜度もまし、岩や木の根の急登となり、道も狭くなり登りきると勝田ヵ山の山頂だ。展望がひらけ、南前方に目的の甲ヶ山がみえる。結構まだ距離がある。

 森林限界となり、潅木の急登を登ると、ゴジラの背と呼ばれる岩石帯となる。10人ぐらい人がいる。慎重にわたると、甲ヶ山(1338m)の頂上。

 展望は360度。やはずヶ山、もちろん大山がドーンと見え、日本海も展望できる。天気もよく景色も堪能し、登山道も変化にとんだ、いい登山だったとおもいます。(中西)


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