三徳山   2016.5.14 国土地理院の地図を表示   [戻る]


【感 想】

 三徳山は山岳霊場で、飛鳥時代に開山された。寺坊は約3千といわれ、賑わっていたそうだ。もちろん、開山したひとは空をも飛んだ。超スーパースター、役行者(実在の人)です。

 登山かどうかわかりませんが、12時40分、入山料を払い、修験道の名残のたすきをかけ登り始めます。団体さもいないので、人もあまり多くなくちょうどいいぐらいです。私達は登山靴ですが、わらじの人も10人ぐらいいました(入口で700円で売っている)。

 三仏寺本堂のうらの、朱塗りの橋から登り始める。いきなりの、かずら根の急登。はりだした木の根を、つかみながら登る。そんな道をしばらく登ると岩場があり、クサリを頼りに登ると文殊堂につく。

 岩の上に作られた文殊堂からは、天気もよく、付近の山なみが見渡せる。鐘突堂あたりの岩場、おね道をすぎ、観音堂の裏へ回り込むと、目指す投入堂がみえます。

 13時30分到着。投入堂には、危険なため柵が設けられ、中には入れなくなっている。しばし、写真など撮影しゆっくり下山。かえりに宝物館で蔵王権現を拝観し、日本一参拝が難しい国宝投入堂の参拝登山は無事終わりました。(中西)


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