奥多摩縦走   2016.4.23-4.24




【コース】蕨山→有間山→仁多山→蕎麦粒山→三ツドッケ→酉谷山→芋ノ木ドッケ

【記 録】

 5月GWの鹿島槍ケ岳山行、および、今年の夏のテント泊山行の歩荷訓練として、1 埼玉県・飯能(名郷)から入山、2 奥多摩縦走・避難小屋泊、3 三峰神社(埼玉県秩父、雲取山の埼玉側登山口)に下山する計画を立てました。この3点は、前からやりたいと思っていましたが、なかなか実行できなかったことです。今回、一挙にやってしまう計画を立てました。


<23日>

蒲田4:40発→池袋→西武池袋線→飯能6:32着

7:10発 名郷行きのバスに乗る。一本早いバスで来て、一泊山行で便秘に苦しむのは嫌なので、トイレを済ます。バス約1時間を、立ちっ放しでなく座れた。

8:00頃、名郷着。バス停に竹で作った杖があり、有難く頂く。

8:10 出発。登山口まで林道歩き。

8:30 登山口。早速、急登が始まる。奥多摩の山は、比較的、登り始めから急登が多い。私より年上女性の方、78才のおじさんに抜かれながら、登って行く。アカヤシオの花びらが散っていた。少し遅かったのか残念。三つ葉ツツジの花は残っていた。

10:00 蕨山分岐 ここから300mで展望台あるが、今日の一日は長いので、ピークハントせずに先を急ぐ。

10:43 有馬山(橋小屋ノ頭)ここで、大チョンボする。道間違いをし、右折してしまった。そこから何回か○○の頭の表示が出てくるが、本来出てくるタタラの頭が出てこないのはおかしいと思いながら、先を進む。鳥首峠の道標が出てきて、おかしいと思う。すれ違った人に確認して、道間違いしたことを知る。元に戻る。その方に、絶えず地図を確認しながら登ることと教えられる。

12:20 有馬山(橋小屋ノ頭)に戻る。約1時間40分ロス。車道に出たりしながら仁田山に急ぐ。

14:20 頃、鉄塔に着く。アカヤシオが50本程度満開で、辺り一面ピンクで染まっていた。

14:50 日向沢の峰。やっと奥多摩縦走路に出る。

15:30 蕎麦粒山

16:15 頃、一杯水避難小屋手前の水場。水が一滴一滴したたる状況だった。しかし、今夜のご飯のためには水必要のため、プラティパスの水筒にホースを刺し、ひとまず小屋に急ぐ。

16:35 一杯水避難小屋着。元々の計画では酉谷山避難小屋泊を予定していたが、道間違いによる時間ロスだけでなく、体力的にも厳しく、今夜はここでお世話になることにした。今夜は私だけのようで、寝床と炊事の準備を行なう。約1時間後に水を確認すると、約500ml貯まっていた。今夜はこれで何とかなるので、プラティパスはそのまま置いて、ペットボトルで持ち帰る。

18:00 頃、スパゲッティ・レトルトご飯・日本酒500ml・ピーナッツで今日の一日を反省しながら食事。

21:00 頃、ウトウトしたが目が覚め、水を確認に行くと、ほぼ満杯(2.4L)。一滴一滴で約3時間で2L貯まることを学習した。小屋に戻り寝る。


<24日>

5:00頃 雨音で目が覚める。昨夜のラジオ天気予報で、明日の朝は雨と思っていたが、今日はどうしようかと寝袋から出られず。

6:00 頃、朝食準備。朝食はカップ麺とレトルトご飯。

6:30 頃、小屋に登山者あり。私が居ることを確認し、話もせずにそのまま立ち去る。下山するか悩んでいたが、雨も上がってきたので、予定通り継続することにする。

7:10 小屋発。但し、三峰神社到着は16時過ぎと思われるので、酉谷山→天祖山→日原下山とする。

9:20 酉谷山。

10:20 ヘリポート。

10:45 天祖山分岐。

11:45 天祖山(頂上の標識がなく頂上かどうか不明だが)。

12:10 天祖神社。この辺り一面だだっ広く、ガスっていたため、道も分からなくて、道を探しながら下る。もうすぐ下山口のところで、急な下りが出てきた。この場所が、「奥多摩山岳救助隊員の金副隊長」の講演で聞いた、八丁橋手前の急坂と思う。何人も亡くなっているそうで、滑落したら間違いなく即死場所。

14:15 天祖山登山口に下山。東日原14:50発のバス停までには、約3キロの道のりがあり、あきらめて17時のバスにするかと歩いていたが、後ろから駆けてくる人があり。私も一緒に小走りする。この人には同行女性2名居たが、どうしたかと聞くと、早く着いてバス運ちゃんにバス発車を遅らす交渉すると言っていた。凄い人もいたのものだ。

14:45 バス停到着。

14:50頃 遅れた女性2名到着し、バス発車しました。(北山)



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