登山口9:15──11:00不入山11:30──12:05新九郎分岐──12:50山の家──13:50登山口

【感　想】

　３日前の天気予報では晴れだったが、今日、朝起きると雲が空を覆いやや寒そう。ひょっとしたら雨もあるかもと思いながら、南部中に集合。

　上勝の八重地トンネルを経由。トンネルを抜けるとカロート、六郎、平家平などが眼前に。四季美谷温泉に立ち寄りトイレ休憩。

　更に、坂州木頭川沿いに上流に、名が槍戸川に代わって、道路がスーパー林道に合流する手前１ｋｍくらいのヘアピンカーブに駐車。以前実施していた、鹿糞塊調査のコースの尾根に取り付く。

　いきなり、植林の中の急登を標高差１５０ｍ程登ると自然林に変わり、尾根に忠実に南西に登る。灌木の林の中、下草はなく、鹿の糞が多々目に入る。灌木も少なくなって、はげた稜線に出たところが不入山。１６５３ｍ標高点に到着。

　昔は笹原、スズタケ原だったが、今は禿げ上がって３６０度展望。やはり曇天ながら、高曇りで遠望が効く。

　北には次郎笈、剣山、一ノ森。西には三嶺、天狗塚、白髪山、石立山。南には甚吉から湯桶丸。東には高丸山、平家平、高城山など県内主要山岳が望めた。

　曇りでやや涼しい中、頂上で展望を楽しみながら昼食を摂り、その後西に稜線を行くが倒木が目立つ。立木はダケカンバやブナが目立つ。新九郎分岐にはブナの大木が道標となる。

　北に尾根を下って、また一登りして剣山トンネル上の鞍部から、奥槍戸山の家の横に下った。

　そこからは、スーパー林道と槍戸川沿い林道を５ｋｍ下って、登山口に到着した。帰路、四季美谷温泉に立ち寄り、最近メニューが増えた、鹿肉の龍田揚げを買ってかえった。（天野）