一宿寺〜太龍寺(かも道)   2016.2.21 国土地理院の地図を表示   [戻る]


【コースタイム】

一宿寺9:30──10:10弘法大師坐像──10:24にじり石──11:03七丁──11:10合流──11:22北の舎心──11:30太龍寺──12:00南の舎心──12:15補陀楽山(頂上・昼食)──13:05南の舎心──13:35太龍寺──13:40合流──14:20にじり石──14:25弘法大師坐像──14:55一宿寺


【感 想】

 西の高野山と言われてる太龍寺。四国遍路道のうち、“かも道”は最も古い遍路道のようである。“かも道”は、一宿寺から太龍寺仁王門までの4.4キロの古道を“かも道”と言います。

 太龍寺までの遍路道には、“太龍寺道”“かも道”がありますが今回は“かも道”を歩きました。一宿寺(弘法大師が修行で訪れた時に宿泊した?)の境内に登り口があり、登り始めると竹林です。

 竹林をしばらく歩くと、道沿いに石室(西国33観音が祀られていたそうです)がところどころにあります。竹林を20分くらい歩くと、21丁石辺りから石灰石の急坂あり、ここを登りきれば大理石採掘跡があります。

 ここから先には、いろんな伝説があります・・・弘法大師が鶴林寺まで飛んでいった・お大師様が岩を拳で受け止めた《こぶし石》・太龍寺山頂に向かって岩が少しずつ動いている《にじり石》・本当かな??

 にじり石を過ぎると、23丁石辺りから歩きやすい杉の木立が続きます。杉林も終わり、7丁まで来ると合流点です。もうちょっとで山門です。山門を過ぎると、北の舎心・鐘楼門・六角堂・大師堂・本堂等。

 本堂で参拝を済ませ、南の舎心へ。南の舎心で、数人は岩をよじ登りお大師様を拝顔、残りの数人はお大師様の後姿に合掌。

 お大師様の後姿をあとに、補陀楽山(618m)へ。補陀楽山でお弁当。ヤナさん、おにぎり美味しかったかな?

 今回の山行は、空海ゆかりの地“かも道”を歩きましたが、またの機会があれば“太龍寺道”・“いわや道”・“平等寺道”も歩いてみたいと思います。(井内)


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