【コースタイム】
登山口7:50──11:00烏の肩──13:20登山口
【感 想】
11日、冬山教室メンバーと別れ、鏡ヶ成キャンプ場近くの道端にテントを設営。吉原さんが準備してくださったごちそうと、約16Lのビールやロキシーで満天の星空の下、乾杯!
ちなみに、ロキシーはネパールのお酒です。各家庭で作られているそう。お味はというと、オフィスビルやホテルのロビーのような…テキーラっぽいとの声もあり、とにかくキキます。
12日は5時起床予定でしたが、早田さんの5時の声を無視し5時50分起床。7時50分、鏡ヶ成登山口からワカンを装着し出発。交代でラッセルしながら、ブナ林を抜けていく。
ほかに登山者はなく、風と雪を踏みしめる音だけ。前日に付けられた、誰かさんのトレースを辿りながら歩く。
尾根を回り込みながら上がったところで、しばらく隠れていた烏がドドンと現れた。羽を広げた大きな烏は圧巻。指笛が吹けたならピュイーっとひとつ鳴らしたいところ。
ここからは少し急登となり、尾根に乗りきる。だんだん狭くなる足元、落ちるなら左〜、右に落ちたらどこまでいくかわからん〜、と後ろから声がかかる。
どちらにも落ちたくないけど、「落ちる」と聞くと「落ち」の魔法にかかって、谷に吸い込まれそうな気がしてくる、この不思議。。。これでいつもの登山中睡魔に襲われたら…一巻の終わりやんけ!とアイゼンに付け替えた。
烏の肩手前からは、念のためザイルを用意して登る。もうほんの少しで頭だったが、肩にのったところを本日のピークとした(肩というのは私が勝手に呼んでるだけで、写真だと左のピョコンと岩が出ている少し上あたり)。
烏ヶ山は1,448mと小さな山ですが、別名「山陰のマッターホルン!」とも呼ばれており格好良いです。蒜山PAから大山を見たときに、手前に見えるとんがり山。雪のないときにも行ってみたいです。もちろんキャンプ場の宴会込みで!(岡田)