【コースタイム】
淡路土生港9:00──9:10沼島港9:20──9:30おのころ神社9:40──10:45上立神岩11:00──11:35沼島灯台(昼食)12:10──12:55沼島港──13:10沼島庭園──13:20港交流センター(交流会)沼島港14:20──14:30土生港
【感 想】
1年に一度行われる、阿波美人の交流と親睦のハイキング。今年は、淡路島の南4.6キロに浮かぶ、沼島の島めぐりが企画された。沼島は周囲9.6キロの島で、最高地点は標高117.2m。国生みの島として名が知られている。
島の人口は480人。小中学校があり、児童生徒数は合わせて20人とのこと。一行28名を3つのグループに分け、私たち3班9名は、吉田さんリーダーのもと、右回りのコースで出発する。
まず最初は、おのころ神社に向かう。小高い山の上にあり、イザナギ、イザナミの2神が祀られている。この山全体が、「おのころさん」と呼ばれる神体山とのことである。
昨日は、寒い雨の一日だったが、今日は歩き始めると暑くなり、Tシャツ1枚でちょうど良かった。舗装はされているが、落ち葉で滑りやすい坂道を一時間近く歩くと海の見える尾根に出る。海はどこまでも青く凪いでいて、海面がキラキラ光っている。
しばらく歩くと、今日のメインスポット、上立神岩の見える海岸に着く。上立神岩は高さ約30mの巨岩で、海にそそり立っている。その形状から、国生み神話にある天の御柱のモデルとされているらしい。中心にあるハートマークが有名で、最近は恋愛成就のパワースポットとして人気があるようだ。
次は、この島一番の急坂を上って沼島灯台に着く。ここで昼食。この後、ひっつき虫?をズボンに一杯くっつけながら山道を下る。私たちのグループが一番先に港に着いたので、沼島庭園を訪ねることにする。室町幕府10代将軍、足利義稙が造らせたと伝えられる、県内最古級の庭園を観賞する。
全員が港ターミナルに集合して、交流会をやる。登山時の怪我の対処法のやり方など。帰りは道の駅うずしおに寄り、買い物などをして帰路に着く。秋晴れに恵まれ県内の山岳会の皆さまとの島めぐり、楽しい一日となりました。
阿波美人の会、役員の皆さまお世話になりました。有難うございました。(谷)