【コースタイム】

小麦畝登山口10:02──10:42明るい谷──11:28稜線(鉄塔)──12:05平家平(1692.6m)12:15──12:48冠山(1732m)12:53──13:27平家平13:46──14:10鉄塔──14:40明るい谷──15:18小麦畝登り口


【感　想】

　登り口の高藪までの林道で車のお腹を何度かこすった為、途中で車を置いて歩き始めた。登り口まで約３０分。高藪ではなく小麦畝登り口から登った。

　送電線の鉄塔（稜線に出るまでに４本）に沿って登っていく。杉林の道端には可愛らしいりんどうが群生しており、心癒された。登りはそれ程きつくなく歩きやすい道だった。

　天気が良かったため登りでは結構汗をかいたが、時折吹く風が心地よかった。途中で、平家平まででゆったり行く組と冠山まで行く組に分かれた。

　杉林を抜け、原生林を少し行くと稜線に出た。稜線は見た目長く感じたが、思ったより早く山頂に着いた。

　山頂には何組かの登山者がいた。ややガスっていて周囲の山々が霞んでいたが、笹の斜面が美しかった。山頂に荷物を置いて冠山へ４人で向かった。

　笹に囲まれた緩やかな稜線で、北側は紅葉が始まっており美しかった。冠山頂上では、急にガスがかかって殆ど展望なかったのが少し残念。記念撮影してすぐピストンする。

　平家平までの４人はゆっくりと昼食を取った後、冠山への稜線を少し歩いてから先に下山し始めていた。全員での記念撮影が撮れず残念だったが、昼食をさっと済ませてあとを追う。

　稜線から少し下ったあたりでやっと追いついて、全員で下った。平家平・冠山山頂付近で出会った登山者はみな別ルートから登ってきていて、また機会があれば違うルートからも登ってみたいと思った。（越智）