八ヶ岳 赤岳登頂組(ゆっくりチーム)   2015.7.18-20 国土地理院の地図を表示   [戻る]


【コースタイム】

赤岳鉱泉7:40──9:20行者小屋──11:00地蔵仏──12:00赤岳12:20──15:00行者小屋──15:30赤岳鉱泉


【感 想】

 赤岳鉱泉より2チームに分かれ、登山スタート。硫黄岳〜赤岳縦走チーム(健脚チーム)より10分ほど後にスタートする。30分ほど歩くと行者小屋に到着。少し休憩し、地蔵尾根から赤岳に向かってスタート。

 ここからは本格的な登山道となり、やや急登を登る。しばらくは綺麗な樹林帯の中を進む。青空も見え、眼下には茅野市の町が見える等、3人のテンションは上がりワイワイガヤガヤと賑やかに登る。

 しばらく登ると、お地蔵さんが鎮座していた。そこを過ぎると今までと一転!!ガレ場、岩場にクサリ、ハシゴとなり、ずーっと続く。スリル満点の登山道を3人は黙々と登ると、地蔵仏という稜線に出ホッとする(途中ヒヤリハットもありました)。

 緊張でおなかがすいたので小休憩。おむすびがおいしかった!!

 そのあと、稜線を歩き赤岳へと進む。その登山道沿いには、沢山の高山植物(コマクサ、いわうめ、リンドウ,ハイマツの中のピンクのシャクナゲなどなど)がさいており、お花畑が広がっていた。

 3人で花を愛でながらワイワイ歩き、赤岳の山頂へ。その前から雲行きが怪しかったが、山頂に着くころには雨が降り出した。急いでレインウエアを着る。

 頂上での記念写真。と思うものの、長蛇の列。展望もガスのため零。早く下山しようと下山口へ・・・そこもみなさん考えることは同じで、下山者の群れ、文三郎尾根には下山者の行列、渋滞になっていた。

 しかも、まだ登ってきている人たちもいて大変な混雑。そんな中、ここも登りと同じようにガレ場、岩場にクサリ、長い長いハシゴとなり、それがしばらく続く。雨のため、より滑りやすく危険なため、慎重に緊張して足を進める。登りより時間が長かったように感じ怖かった。

 そこを過ぎ、樹林帯の登山道になりホッとする。15時、行者小屋に到着。小休憩し、赤岳鉱泉へと歩き、15時40分到着。安堵感などで、疲れもピークに達していた。片づけを済ませ、即入浴。温かいお湯につかり、ホッとし達成感と満足感を実感した。

 そこへ、健脚チームが帰還。疲れたーと言うが、余裕があるように見えた。全員入浴し、夕食までの間、部屋でビール、ワインでの乾杯!和やかな奮囲気で登山の報告をする。

 勝瀬さんから白いコマクサがあったと聞き、びっくり。カメラにばっちり映っていたので、”幸せを運ぶ花”?とのことで送ってもようお願いしました。→有難うございました!(^^)!

 18時30分、小屋名物の夕食、牛ステーキ、ポトフ、サラダにビール、とってもおいしく頂きました。その後、部屋に帰り、みなさんの話を聞きながらいつの間にか就寝。

 翌朝目覚め、空を見ると快晴。赤岳がガスで見え隠れしていたが、空はスカイブルー、緑の森とのコントラストが綺麗だった。7時、全員で小屋出発。来た道を帰ったのだが、また景色が違っていた。木漏れ日があり、苔の森、森林浴をしながら、かわいい花を見ながら癒され、駐車場へ到着。

 その後、温泉に入浴、お昼には信州そばをいただき、帰路につく。20時、無事藍住に到着。お疲れ様でした。今回の八ヶ岳・赤岳登山は、登山道がとても変化にとんでいた。苔の森、石清水の渓流あり、緑の樹林帯での森林浴、またまたスリル満点の岩場、ガレ場、クサリ等々。

 また稜線ではお花畑が広がっているなど、バラエチィーに富んだ楽しい山行となりました。大きなアクシデントもなく、無事に赤岳登山ができたことに感謝します。同行させて頂いたみなさま、お疲れ様でした。お世話になりました。

 また、遠路長時間に渡り運転をしてくださった方々に、心よりお礼申しあげます。ありがとう御座いました。次の山行楽しみです。(本田)




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