多武峰(とうのみね)   2014.11.15 国土地理院の地図を表示   [戻る]


【コースタイム】

石舞台古墳P8:30──9:30万葉展望台──10:05大西良慶和上之墓──11:00多武峰──11:10談い山──12:10談山神社──13:45石舞台古墳

【感 想】

近鉄てくてくマップ“多武峰・明日香の里“をアレンジしたコース。石舞台古墳から歩き始め、紅葉した柿畑の間を抜け、石舞台古墳や棚田を見ながら緩やかな上り車道を歩く。

至るところに石仏が点在しており、そこだけ時間が止まっているような不思議な雰囲気がある。万葉展望台で、奈良の町並みを見ながら一休み。ここは藤本山っていうらしい。

途中、京都清水寺の貫主を勤められた、大西良慶和上の墓所があった。多武峰が生誕地だそう。この周辺に多武峰への尾根道があるはずだが発見できず、無難な道を行く。

御破裂山の頂上は藤原鎌足の墓所で、大和三山がよく見える。続いて談い山へ。ここは、中大兄皇子と藤原鎌足が大化の改新の秘策を練った場所。ここで食事をしたが、談山神社の観光客が次々とやってきて、落ち着かないランチとなった。

談山神社は十三重塔が国の重要文化財。あとで知ったが、この塔は昔のお札の図案だったらしい。塔と紅葉、青空の景色は私には今季最高の紅葉でした。

下りは山を下り、気都和既(けつわき)神社の”もうこの森“の謂れでしばし盛り上がる。1300年前の歴史を堪能しつつ、おしゃべりしながらの楽しい里山歩きでした。(勝瀬)



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