大文字山   2014.3.8 国土地理院の地図を表示   [戻る]



【コースタイム】

ウエスティン都ホテル京都P8:40──8:55インクライン──9:10日向大神宮──10:20大文字山山頂──10:45大文字山火床──11:00千人塚──11:20銀閣寺前──11:45京都大学…(解散)──16:10ウエスティン都ホテル京都P

【感 想】

 インクラインから、「京都一周トレイル」東山ルートの標識を目印に進む予定が、インクラインの古レンガのトンネルに目を奪われ標識を見逃してしまった。

 すぐ間違いに気付き、本来のルートへ修正。「インクライン」は水力発電を利用し、舟を運ぶための鉄道だったようだが、今は水流がほとんどない。

 神宮の古い橋を渡りセメント道を進むと、日向大神宮に至る。ここには檜皮ぶきの本殿があり、敷地内に伊勢神宮、猿田彦神社、春日大社などがあり、日本の有名処がここで拝めるようだ。参拝客が祝詞をあげているのにしばし聞き入ってしまった。

 天の岩戸を過ぎて山道に入ると、前日の雨のせいでぬかるんでたり、木の根っこで歩きにくいところもあったが、急な登り下りもなく、順調に山頂に着いた。

 ここから京都中心部が一望できるが、京都タワーって気づかないぐらい小さい。京都駅と御所ぐらいしかわからないのが残念だった。

 火床は大きくて、その場では“大”の交差部分がわかるくらい。送り火で有名な山らしく、ここからは人が多かった。

 火床を過ぎると、急な階段の下りが続くが、千人塚から銀閣寺までなだらかな山道だった。

 突然、たくさんの人と遭遇する場所が銀閣寺の入り口。京大まで移動して、大学構内のラ・トゥールでランチ。各人が好きなランチを頼んだ。しばし山のことは忘れて食事を楽しんだ。

 帰りは、午前中に登った大文字山の“大”を見ながら銀閣寺までもどり、一時解散して、個々で京都観光。

 私は銀閣寺、南禅寺の三門、金地院へ。銀閣寺は相変わらずわびさびの世界。金地院では長谷川等伯の襖絵(特別拝観)を観て大満足。いつもとは一味違う山行だった。(勝瀬)

大文字山から京都市街

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