雲取山(2017m)〜大菩薩嶺(2057m)   2013.5.2-4
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【山行記】

○2日

20時に松茂町役場に集合し出発(いつものごとく、北山は天野さんに自宅前でピックアップしてもらう)。GW中だが、大きな渋滞なく順調に雲取山に向かう。

名神〜中央道を経由し、甲府昭和IC下車。コンビニで食料買出し。早々に見つけたヤマザキショップで買出しするが、その後、勝沼町でセブンイレブンが多数あってショック。


○3日(雲取山)

10:30 一の谷分岐着。ワカン・スノーシューを装着。ラクダのシャツおじさんと会話。夏道ではなく、雪道登山道を登っていることを確認。ここから本格的なラッセルが始まる。順々に先頭を交代しながら、登っていく。今年は雪が多いだろうと心配していたが、雪もしまっている箇所が多く、順調に高度アップ。

05:47 お祭り(所畑)の路側帯に駐車。駐車場満杯。心配していたとおり、厳しかった。

06:15 出発(登りは鴨沢尾根ルート)。登山準備していると、車駐車隣に中年女性の車(八王子NO)が停まる。本日の予定(雲取山〜三条のお湯)が同じとのことで、一緒に登ることになる。道中のお話では、この女性は百名山は完登し、今は、二百と三百を合わせて登っているとのことだった。(当然、健脚だった)

09:00 七ツ石小屋分岐。北山が先頭を歩くが、いつものごとくペースが早くなった。ペースを合わせるのが難しい。途中から中年夫婦組と同じペースで登る。

09:10 ブナ坂。

09:45 奥多摩小屋。ここから小雲取山までは少々急な登りとなる。

10:23 小雲取山。

10:45 雲取山頂上。さすがに人は多い。頂上で、南アルプスの山を確認していると、聞きなれた言葉(チューチュー)を聞き、話かけるとあの中年夫婦組であり高知の方だった。話をすると、あらビックリ、明日は大菩薩嶺に登るとのことだった。

11:20 頂上発。

11:40 三条ダルミ。三条の湯までの登山道はだらだらの下りであり、途中、道が崩壊した部分もあり、少しダレた。

13:30 本日の小屋である三条の湯着。早速、ひと汗流す。夕食まで時間があり、陽だまりでビール・酒を飲み、昼寝し、至福の時間を過ごす。

17:30 夕食(山菜天麩羅、煮物、サラダ、アメゴ甘露煮、お吸い物)。お酒を飲んで、イビキで迷惑かけることを心配し早々にお酒も止め、就寝。


○4日(大菩薩嶺)

05:00 起床。朝食(生玉子・焼海苔・豆佃煮・お漬物・味噌汁)。八王子の女性は、今から、飛龍山へ登るとのこと。

05:45 駐車場に向けて出発。長い林道歩き。

08:05 お祭り。

08:15 駐車場発。のめこい湯でトイレ休憩。みんなすっきり。のめこいとは、丹波山の方言でツルツル・スベスベ。車中から富士山を見る。

09:45 大菩薩嶺登山口(上日川峠)着。

09:55 早々に出発。

10:20 福ちゃん荘。ここから唐松尾根ルート。途中で、高知の中年夫婦組と出会う。下山後、東京のお孫さんに会いに行くとのこと。

11:10 雷岩。文化遺産に決まったばかりの絶景の富士山を予定していたが、残念だが、全く見えず。先ほどの車中の富士山が、本日のハイライトだった。

11:25 大菩薩嶺頂上。昼食

12:35 大菩薩峠。小説「大菩薩峠」は時代物か現在物か議論となるが、誰も読んでいないし、既に文庫本も売っていなので分からない。

13:15 福ちゃん荘。

13:40 上日川峠登山口下山。ロッジ長兵衛小屋にて、筑波山の登山記念バッチを発見し購入。以前、筑波山登山時に買うのを忘れたのでラッキー。駐車の案内をしていたおじさんにお勧めの温泉を聞く。大菩薩の湯・天目山の湯があるが、天目山の湯が良いとのこと。天目山の湯は高アルカリ温泉で、入ってみると、大変のめこいお湯でした。温泉のおじさんに、ほうとうの美味しい店を教えてもらう。甲斐大和駅近くの「みやび」へほうとうを食べに行く。かぼちゃ・きんこ・いのししがあり、天野さんと北山はきのこ、田中さんはいのししを食べる。お食事時ではないため、待ち時間はたっぷりあったが美味しかった。別グループ(おばさん達)が山談義で酒盛りをしていた。

17:00前 徳島に向けて出発。

00:00 松茂着。2時着予定だったので、早く帰ることができた。お疲れ様。


【感 想】
1)雲取山・大菩薩嶺は2回目だったが、前回山行を殆ど覚えていない。

2)雲取山は、登りも下りも、登りっぱなし・下りっぱなしの単調な登山。

3)このあたりの山は、縦走(例えば、雲取から奥多摩駅へ、または、丹波山から大菩薩嶺)が登り応えあるように思う。

4)GWで車の渋滞を心配していたが、夜中・中日では混雑もさほどではなかった。

(北山)


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