2012労山四国ブロック交流ハイキング   2012.5.19-20   国土地理院の地図を表示   [戻る]


【感 想】
今年は香川が主幹で、塩入温泉の研修棟で開催された。塩入温泉は今まで行く機会がなかったので、温泉と交流と楽しみが増えた。昨年も徳島の四季美谷温泉だったので、四県交流が温泉続きとなった。

開会は14時半。香川40名、高知8名、愛媛16名、徳島7名、それに全国から講師として、杉並勤労者山岳会の高橋友也さんの合計72名の参加だった。

15時から、『労山共済基金のこれまでとこれから』と題して、日本勤労者山岳連盟新特別基金運営委員長高橋友也氏の講演があった。遭対基金から新特別基金への経過を、新保険業法との兼ね合いで説明していただいた。

また、2月に個人会員制度が認められ、個人会員制度においての新特別基金においては救助・遭難についての補償を高めており、通院・入院・死亡については見舞金としているなど、よくわかった。

16時過ぎからは、香川県連観音寺あけぼの山の会の篠丸哲也氏の『私の百名山フォトトレック−写真集『風薫る峰』に寄せて-』と題して、百名山登山の写真を見せていただきながらたくさんのお話を伺った。

会をあげて百名山完登のお祝いをし、記念の朝日岳の写真を元にケーキを作るなど、あけぼの山の会のメンバーの温かさも感じてこんな会だったらいいなぁ素敵だなぁと思った。篠丸さんは現役の歯科医。いつもとても忙しい山行となるようだ。

17時過ぎには、翌日の交流ハイクのガイダンスが各コースに分かれてあった。(1)満濃池周回には11名、(2)中蓮寺峰と若狭峰は9名、(3)東山峠〜JRさぬき財田駅には30名、(4)雨島峠-竜王山には15名だった。

徳島県からは、(1)には阿波あすなろ山の会の江口さん、(3)には徳島ハイキングの勝浦さん、高尾さん、増田さん、(4)は阿波あすなろ山の会の天野さん、島でした。夕方の交流会のみ参加は、徳島市勤労者山の会の早田さんだった。

懇親会では、各県各会の紹介があり、高知県はこの頃若い20代30代が、登山学校を通して入ってくるそうだ。徳島県も頑張りましょう。

余談ですが先日岳連の方と話す機会があり若い者を入れることで会の活性化と存続が維持できる。これは会だけではなく自分自身のためでもあるという話を聞きました。

12時頃まで話ははずみ、せっかくの温泉に入るのも忘れて交流が続いた。香川県の皆さまには大変お世話になりました。各コースとも楽しく歩くことができたと感想を聞いています。

私は(4)コースで、雨島峠から阿波竜王山、讃岐竜王山となかなか来られないルートをご案内いただきました。藤岡さん、三野さんはじめ、あけぼの山の会の多くの香川の方のサポートをいただかないと歩けないコースでした。ありがとうございました。

道々、ギンリョウソウの群落が続きました。下山した西の浅木原は骨董品屋が並び、100円食堂があって、ちょうど東京のテレビ局が取材に来ていたのでウドンを食べたメンバーもいました。気候も、低山を歩くにはちょうど良いお天気となりました。

毎年四ブロに参加していると、多くの親しい顔見知りができます。今年も、高知県の山の会の方々に会うために参加しました。

昨年、高知県理事長西岡氏を急に亡くされたかめのこ山の会を初め、悲しみをこらえながら、西岡氏の遺志を継ぎながら山行を続けています。四ブロには欠かさず参加されていた西岡さん。みんな頑張っています。見守っていてください。

来年は高知県です。(島)


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