野根山街道(岩佐関所跡〜四郎ヶ野峠)   2012.2.25   国土地理院の地図を表示   [戻る]


【行程(タイム)】

<24日>

佐古16:30──小松島17:10──18:30海部駅──19:15宍喰駅前高架下・テント泊 ※ 海部駅前の道楽で折詰弁当2500円也と鍋で宴会

<25日> 朝方 小雨

5:00起床──6:30テント撤収──6:55宍喰道の駅前のコンビニで合流(合鍵交換する)──7:20四郎ヶ根峠(当日組と別れ宿屋杉の登山口へ向かう)──7:45蛇谷林道入口──8:00宿屋杉と岩佐関所の三叉路──8:15落石で通れず引き返す──8:25三叉路──8:30岩佐関所登山口(小雨準備)

登山口出発8:55──9:20木下墓所・岩佐の関所──9:50野根山──10:10野根山登り口──10:45合流──11:10地蔵峠──11:30五里塚──12:00一の門──12:30花折峠──13:22四郎ヶ根峠──13:50頃合流


【感 想】

雨の中決行して、あいにくの野根山街道でしたが、雨でもすっと伸びた杉の木立の中おいしい空気を吸って歩くのも良かったと思います。修行のようだったという方には申し訳ありませんでしたが。

蛇谷林道は、事前に役場に電話をして通れるということでしたが、落石があって不通でした。交差をして、片岡さんら当日組の方が岩佐の関所から四郎ヶ根峠まで車で帰ってくる途中にも落石があったそうです。役場には電話をしておきました。

宿屋杉の方へは、奈半利の方から入った方がいいようです。439が現在通行止めなので、ぐるっと室戸岬を通らなければいけないのでしょうか。続きはまたいつか。お天気の良い日にのんびり歩きたいものです。(島)


古道ファンの私としては楽しみにしていた山行ですが、あいにくの雨で景観も見えず残念です。

しかし、古道のよさは小雨、霧雨の中でこそ際立つのだと思いつつ、杉木立の中を歩きます。道は尾根道で林道と交差するところもなく、参勤交代や往時の人々の主要な道だった事と思われ、大八車(古い)が丁度通行できる道幅です(街道は大体に大八車が通れる)。

また、往時はもっと整備されていたのでしょう。立派ないい道です。所々に民話や逸話を書いてある案内板があり、古の人々を思えます。

ただ個人的には(あくまで私見)、古道には石標、石仏、地蔵さんがあるのですが、お地蔵さんが一つだけで寂しかった。

それで時間的には、7時40分四郎ヶ峠出発、8時30分花折峠、地蔵峠を通り11時頃前伯組の方々と合流。

その後、野根山に登り、12時に岩佐関所で昼食し下山。今にも岩が落ちそうな林道を、気をつけて運転すること約1時間で、元の街道入り口に帰って来ました。

雨の中、足早に歩きましたが、今度は晴れの日に、今日歩けなかった残りの街道を歩きたいものだと思いつつ帰路に着きました。(中西)


街道というから平坦な山道を思い浮かべていたのですが、実際歩いてみて感じたのは、山道とは思えない整備された広い道路で驚きました。しかし起伏があり骨の折れるコースで、安易な考えを砕かれた感じでした。

24日午後4時半佐古を出発して、6人は宍喰駅に7時過ぎに到着、高架下で雨露しのぎ、テント泊です。

25日5時起床。腹ごしらえを済ませ、6時40分に朝出発組と合流して、登山口へ出発しました。四郎ケ野峠登山組と分かれ、蛇谷林道に入り、予定の宿屋、杉登山口へ行く途中落石で道が塞がれ、手前の岩佐関所跡登山口に変更です。

街道に入って、所々標識があって、古き時代の主要道であったことが窺えます。また大きな切り株も沢山あります。適当に休憩所が設けられ、落葉の山道は歩き易い。標識を見ながら、ゆっくり歩いて通るのもいいでしょうね。

この時季でも、自然の緑の木々に癒されそうです。雨が降っていなかったらとの思いは残ります。花折峠からの長い下りには、内心、反対でなくてよかったと思います。この度、私は持病の膝、腰痛対策がうまくいって無理もきき、後の疲れもなく楽しめました。天気の良い日に、時間をかけてでも、最後まで通り終えたいものです。(植田)



[戻る]